ということで…サカナクション山口一郎先生が生放送教室に登場!

一郎先生「……」
あしざわ教頭「あれ?」
一郎先生「……チャオ!」
あしざわ教頭「いたーーー!!!」
とーやま校長「みんなは見えていないと思うけど、今、完全に一郎先生の顔が仏像の顔になっていたからね(笑) 即身仏になられてしまったのかと思ったよ。どうして最初は何も喋らなかったんですか?」
一郎先生「ゲストっていうのがちょっと気が乗らない…」
とーやま校長「え!? どうしてですか?」
一郎先生「ゲストってことは、いつものサカナLOCKS!と違って主導権を握れないって事でしょ? やりづらい!!」
あしざわ教頭「ウソでしょ(笑)」
一郎先生「だって、僕の授業なわけですから!」
とーやま校長「いつもは緊急学級会っていうことで(生放送教室に)来られているわけじゃないですか。ただ、今日はゲストなので。しっかりと外堀は埋めてますからね」
あしざわ教頭「校長はこの学校の長ですからね」
一郎先生「じゃあ…多分、大丈夫」
あしざわ教頭「主旨を理解しているな!(笑)」
とーやま校長「緊急学級会として多い時にはひと月に2回とか、サカナLOCKS!を生放送教室から届けてくださっていますけど、やっぱり生徒にとっては新鮮だと思いますよ!」
一郎先生「そうですよね。初めて僕の声を聴く生徒もいると思います」
とーやま校長「今日はTwitterはやっていても良いんですか?」
一郎先生「多分、大丈夫!」
とーやま校長「今日は“多分”使いがすごいぞ!(笑)」

改めまして、サカナクション先生は昨日10月19日にニューシングル『多分、風。』をリリースしました!
一郎先生「ありがとうございます!」
とーやま校長「『新宝島』以来のシングルですが、期間でいうとどれくらい空きました?」
一郎先生「約1年くらいですね」
とーやま校長「去年の鍵曲ランキングでも『新宝島』が上位に入りましたし、2015年っていうと、『新宝島』っていうイメージがあるんですよね。あれからシングルリリースは無かったって考えると、結構時間が空いたのかなって思います」
一郎先生「歳を取ると1年が早いね。高校生の時の1ヵ月って永遠に感じるじゃないですか。今は瞬きしたら来月ですからね」
とーやま校長「最近はパリに行かれたり、楽曲の製作、撮影や取材もあるわけで、さらに忙しさを感じちゃったりしていますか?」
一郎先生「そういうのも色々あって、製作も苦労しましたね。発売延期とかもしちゃったんですけど…」
とーやま校長「あったなぁ…! それって今年の夏くらいですか」
一郎先生「日焼け止めのアネッサのCMソングだったから真夏にドカンと出す予定だったんですよ。それが秋になっちゃった(笑) どうしよう! ってなったよ」
とーやま校長「どうしよう(笑)」
一郎先生「暑い夏の歌なのに、歌詞どうしようってなって書き直したりとか、アレンジを工夫したりして大変でしたね」
とーやま校長「夏をイメージされて楽曲を作られたのかなって思ったから、やっぱりキラキラ感と最初のトゥクトゥクトゥントゥクトゥクトゥントゥクトゥクトゥン♪の所が、今回の曲の肝だなって思っていて」
一郎先生「今回、今までと製作方法を大きく変えたんですよ。今までは心象風景だったり、内省的な曲を自分の中で作るのが一つの方法だったんですけど、今回は目に見える部分、ジャケットとかMVとか、外堀のテーマを決めてコミットしていこうってなって。いつもよりデザインをするっていう感覚で曲を作っていきました」

とーやま校長「『多分、風。』を聴いていると、糸井重里さんのキャッチコピーや、昔の広告が載っている雑誌の絵が浮かんでくるっていうのは今の話にリンクするのかなって思いました」
一郎先生「まさに80年代のリバイバルっていうのは、ちょっと前まで盛んにおこなわれていたんですよ。最近はファッションとかも90’sのリバイバルが流行っているけど、日本の80年代のリバイバルっていうのは、やっている人がいなかったかなって思って」
あしざわ教頭「日本に限った部分ってことですか」
一郎先生「80年代のCMとかを見ると、すごく面白いんですよ。CMをやっていたアネッサって資生堂なんですけど、資生堂の当時のCMって山口小夜子さんとかが出ていて、ブラウン管でフィルムだから、すごく味があるんですよ。そういった良さみたいなものをみんなに感じてもらうには、どうしたらいいのかっていう所から、『多分、風。』のジャケットは、井上嗣也さんっていうコムデギャルソンのロゴを作った人にお願いしたんです」
とーやま校長「みんなも一回は見たことがあるはず!」
一郎先生「80年代のテイストを入れてMVを作ったり、曲も80年代のテクノポップだったり…。テクノポップってBPMがやけに早く感じさせるんですよ」
とーやま校長「それは何でなんですか?」
一郎先生「そういう特徴があって、だから僕たちもいつもの曲よりもBPMをちょっと上げたりして違和感を出したりしましたね。歌詞も、主人公の“僕”と“あの子”っていう二人をプロファイリングして、“僕”の年齢や、好きな食べ物、普段はなにをしているのかって考えて。“あの子”はショートヘアで、塾に通っているとか設定を作って、僕とあの子を会わせるまでを歌詞にしていこうっていう作り方にしたんです」
とーやま校長「ドラマや映画での作業みたいですね!」
一郎先生「デザインに近いし、今までとは全然違ったんですよね」

♪ 多分、風。 / サカナクション
とーやま校長「気持ちいいですね! 俺たち世代からしたら子供の頃にこんな曲聴いたことあるよなって思える曲だし、10代のみんなはどう感じたのか聞きたいですね」
一郎先生「最初のトゥクトゥクトゥントゥクトゥクトゥントゥクトゥクトゥン♪とか、僕らからすると時代感があるじゃないですか。C-C-Bとか、イモ欽トリオとか…。今の子達はそこら辺、分からないですよね」
とーやま校長「だから、めっちゃ新しいものに聴こえていると思いますよ!」
一郎先生「何となくその雰囲気を感じてるっていうのは、日本の音楽って繋がっていってるのかなって思いますね」
■ 多分、風。
サカナクション新曲買いました!
手に取って第一声、デカ!でした笑
LPサイズを親に見せたら懐かしい〜と飛びついてきて変な感覚でした!
曲も懐かしさを感じるようで新しくて素敵です。
これからまたじっくり聴きます!
女性/18歳/東京都
2016-10-20 21:30
一郎先生「ほら! LPサイズを作っているのはそういう意味合いもあるんですよ」
とーやま校長「アナログ盤サイズですよね」
一郎先生「僕らはそのサイズ感に違和感ないじゃないですか」
とーやま校長「そうですね。僕のお父さんがアナログ盤をたくさん持っていて、たしか北海道でDJをやっていたのかな…」
一郎先生「じゃあ、もしかしたら聴いたことあるかな?」
とーやま校長「“フロアに一郎がいた”って言ってたかもしれないなぁ〜」
あしざわ教頭「ウソでしょ(笑)」
とーやま校長「でも、10代のみんなからしたら新鮮なのかな」
一郎先生「LPだっていうのも分からない人もいると思うんですよ。ただ大きいって思う人もいるだろうから、そういう違和感いいよね!」

■ 多分、風。
CD買いました!
サカナlocksでの初オンエアの時、大袈裟ではなく本当に何かやる気や元気が出たことを覚えています。
父親は初め、発売延期のことに関して少し気に食わないことがあったようですが、多分、風。を聴いた時、一郎さんの言う『良い違和感』を感じたと言っていました。
私は、静かな曲の方が好きですが、今回の新曲は明るいメロディーなのに、曲の構成や歌詞などが自分の好みにあっていて、本当に好きです!
ライブの演出も今から楽しみにしています。
これからもサカナクションを応援しています、大好きです
女性/16歳/愛知県
2016-10-20 00:25
一郎先生「この曲、歌うの難しいんですよね〜」
とーやま校長「気持ちよさそうですけどね」
一郎先生「Aメロはめちゃくちゃ低くて、サビがめちゃくちゃ高いの。だから、カラオケで歌えないと思う」
とーやま校長「ちょうどいいところが無いってことですか? そしたら、男子二人で分けるとか…」
あしざわ教頭「途中から女の子が歌うとかね」
一郎先生「アリアリ! そういう風に歌った音源送って!」
とーやま校長「そして、『多分、風。』のカップリング曲『moon』。この間も一緒に聴かせてもらいましたけど…」
この曲は、人類初の月面ロボット探査レースの日本唯一のチームを応援するプロジェクト[au×HAKUTO MOONCHALLENGE]
このプロジェクトのアンバサダーとしてサカナクション先生が参加していて、『moon』という曲がプロジェクトのいわば応援歌になっています!
一郎先生「このプロジェクトを応援するために作った曲なんですけど、この曲、まだ完成じゃないんです」
とーやま校長「え!? だって、もうCDに収録されているんですよね?」
一郎先生「どういうことかというと、これからどんどんプロジェクトが進んでいって、実際にロケットが月に行ってロボットが月の上を動くわけじゃないですか。プロジェクトが進化していくように、この曲も進化させていこうってことなんです」
あしざわ教頭「面白い!!」
一郎先生「なので、ロケットでいうとまだ飛び立っただけの状態、第一段階です。飛び立って大気圏まで行くと分離するじゃん。そして、ロケットが月に着地する。この3段階があるんだよ」
とーやま校長「それって、すでにビジョンはあるんですか?」
一郎先生「ない!」
とーやま校長「えっ!?(笑)」

一郎先生「あるある!(笑) プロジェクトに関わっているHAKUTOの人たちって理系の人たちだから、オタクみたいな人達ばかりなのかなって思っていたんですよ。でも、実際に会ってみるとすごく気さくで、宇宙というものがもっと身近になって欲しいし、宇宙にもビジネスチャンスがあるっていう事を日本のみんなにも知ってもらいたいっていう熱意がある人達だったんですよ」
とーやま校長「へぇ〜!」
一郎先生「だから、そういう人たちも一緒に歌えるような応援ソングにしようってことで“ラララ”っていうメロディを作ったんです。それを、スタッフの人たちの家族も含めて、みんなで歌ってたものを録音して完成させようかなって思っているんです」
あしざわ教頭「すごい!!!」
とーやま校長「この曲って歌詞が無いじゃないですか。それってそういう理由からだったりするんですか?」
一郎先生「そう! アルバムの時には歌が無い所にメロディがついたり、歌詞が入ったりするかもしれない」
とーやま校長「さらなる段階があるかもしれないんですね!」
あしざわ教頭「壮大ですね!」
一郎先生「アンバサダーだから、曲を提供して終わりじゃなくて、プロジェクト全体を音楽で補強していきたいし、応援していきたい。記者会見とかで流れる音楽もプロデュースしたいし、ロボットを動かすのに使うコントローラーの音とか、全部ちゃんとやりたいって思っていますね」
とーやま校長「サカナクション先生って、ただ楽曲を作るっていう所に留まらないですよね。その発想、どこから出てくるんですか?」
一郎先生「僕は単純に、音楽から得る感動の種類を増やしたいだけなんですよ。みんなは音楽って言ったらラジオから流れてきて、CDになってて、ライブに行って楽しむものじゃないですか。だけど、もっと違った音楽の感動のしかたをミュージシャンとして提供していきたいし、未来の音楽に嫉妬したいんです」

一郎先生「俺も大人だけど、大人ってよく“最近の音楽は分からない”って言うじゃん。あれがすごくイヤで、自分が歳を取った時にちゃんと“最近の音楽ヤバいな!”って言いたいんですよ。それが言えなかったら、この時代に音楽をやっている自分の責任だなって思うし、その為に何をやったらいいのかっていう事をちゃんとやっていきたいです」
とーやま校長「その辺の気持ちとかも、『多分、風。』に詰まっていると信じていますし、完全生産限定盤には、閃光ライオットのファイナリストでもある、ぼくのりりっくのぼうよみとのセッションの映像が収録されているんですよね」
一郎先生「SCHOOL OF LOCK!がきっかけで出会ったからね。絶対にやろうと思っていたんです」
さあ、ここからは今夜の授業テーマに行こう!
サカナクション山口一郎先生を迎えて…「多分、逆電。」!!!
今週リリースになったニューシングル『多分、風。』にちなんで、
「たぶん、恋かもしれない!」
「たぶん、秋!」
「たぶん浮気されてる!?」
とーやま校長「そんな“たぶん”の気持ちを抱えた生徒がたくさんいるんですよ! 一郎先生にはジャッジをお願いしたいんですけど…」
一郎先生「それはもう、バシバシいきますよ!」
あしざわ教頭「相当、厳しそうですね(笑)」

一郎先生「恋愛の話でしょ!?」
とーやま校長「それだけとは限らないですよ!」
あしざわ教頭「色んな生徒がいるんですから、顔をしかめないでくださいよ(笑)」
とーやま校長「心してかかれ! …もしもし!!」
みっきーずっきー 千葉県 16歳 女性 高校1年生
みっきーずっきー「もしもし!」
とーやま校長「みっきーずっきーの“多分、○○”を教えてくれ!」
みっきーずっきー「多分、今、好きじゃない!」
とーやま校長「好きじゃない!?」
あしざわ教頭「ちょっと想定外!」
とーやま校長「これはどういう事?」
みっきーずっきー「今、彼氏がいるんですけど、中学校の2年生の時から付き合っていて、今年の夏で2年経つんです」
RN みっきーずっきーは現在、彼氏とは違う高校に通っていて、あまり連絡も取っていなかったり、会うのも週1だったりすることから、多分、好きじゃないのかな? と思っているんだそう。
一郎先生「週1回会うって、おじさんからすると多いけどなぁ」
とーやま校長・あしざわ教頭「(笑)」
みっきーずっきー「でも、他の子達は高校が近かったりすると一緒に帰ったりしていて、そういうのを見ていると“ああ〜”って思っちゃって」
一郎先生「メールは毎日してるの?」
みっきーずっきー「いや、してないです。彼氏の方があまり積極的じゃないんで、向こうからは絶対に連絡してくれないんですよ。私から連絡しようかなって思うんですけど、なんか負ける感じがして、意地張っちゃうんです」
一郎先生「って事は、まだ好きなんじゃないの?」
みっきーずっきー「いや〜、なんか一緒にいる時も、あんまり……」
一郎先生「ドキドキしない?」
みっきーずっきー「そうなんです」
一郎先生「みっきーずっきーに、他に好きな人が出来たとかじゃないの?」
みっきーずっきー「それは……あるような、ないような…多分、同じ部活の男の子がカッコよく見えちゃうんですよ! 一生懸命やっている人ってカッコいいじゃないですか」
剣道部に所属しているというRN みっきーずっきーだが、剣道男子の筋肉や、先生になぎ倒されながらも頑張っている姿にカッコいいと思ってしまうんだとか!
一郎先生「それ多分、心変わりだな!」

あしざわ教頭「あら!!(笑)」
一郎先生「近くにいる人を好きになるっていうのは若いからあるじゃん。だけど、今の彼氏に出会った時の事とか、彼氏がしてくれた嬉しかった事を思い出してみて、それでもドキドキしなかったりするのなら、ちゃんと別れて、剣道部の子に気持ちを移していった方がいいんじゃないかな」
みっきーずっきー「でも、彼氏と一緒にいてイヤな気持ちとかはしないんです。ほっこり系なんで癒されたりとかするので、そこは良い要素なんです」
一郎先生「それは、男の子からすると結構かわいそうな話だぞ? 俺はフラれる時いつも“他に好きな人が出来た”って言われてフラれてきた男だから、その裏側を聞いている感じで切なくなってきたよ!」
とーやま校長・あしざわ教頭「(笑)」
一郎先生「そういう経験をしてきた僕からすると、ちゃんと言ってほしいな。彼女がいるっていうのは男からしてもすごく大きな事なんだよ。それをちゃんと考えてあげるといいんじゃないかな」
みっきーずっきー「はい!」
一郎先生「天秤にかけるのはあまり良くないぞ!」
みっきーずっきー「分かりました!」
とーやま校長「一郎先生の話を聞いてみてどう思った?」
みっきーずっきー「あまり男の人の恋愛に対する見方を聞いたことがなかったので、参考になりました!」
一郎先生「ロックバンド界でもっとも参考にならない男だぞ! 恋愛の曲が書けないからな」
とーやま校長「たしかにあまり聴いたことがない気がする(笑)」
一郎先生「真面目に考えてあげたら良いと思う。どっちつかずっていうのが一番良くないと思うから、彼氏の事も、新しく好きになっている人の事も考えて答えを出してあげたら何の問題もないと思うけどね」
とーやま校長「さっき、みっきーずっきーが言っていた意地になって連絡しないっていうの、すごく気持ちが分かって。一郎先生はそういうの無いですか?」

一郎先生「無いねぇ」
とーやま校長「もし、向こうもそうだったら、本当は想い合っているのにずっと離れていく一方だよね。それで結局別れてしまったら、しょうもないプライドで大切なものが無くなってしまう。そんな経験が俺にもあって、すごく後悔したんだ」
一郎先生「本当に好きじゃなかったら、そんな気持ちは起きないからね。長く付き合っていると恋愛とはちょっと違う感情が付加されてくるじゃん。そこが大きくなってきた分、刺激が無くなってきているのもあると思うんだ」
みっきーずっきー「ああ〜。でも、2年間ずっとそうなんですよ。私から告白したので彼からのアプローチ的なのも無くて」
とーやま校長「そこで自信が無くなっちゃったりしたのかな」
お付き合いして2年経つけれど、まだ手も繋いだことがないというRN みっきーずっきー。
心の中では、彼と手を繋ぎたいと思っているのだそう。
一郎先生「手を繋ぎたいのなら言おう! 別れるのは簡単じゃん? だから、自分がしたいと思う事をちゃんと相手に伝えないと。一緒に帰りたいとか、連絡してほしいとか伝えたうえで、あまり乗り気じゃなかったら、それはしょうがない。しっかり気持ちを伝えるっていう事が、みっきーずっきーが最後にすることだと思うな」
みっきーずっきー「はい。わかりました! すぐLINEします!」
とーやま校長「えらい!」
一郎先生「すぐに結果をくれ!」
みっきーずっきー「はい(笑) ありがとうございました!」
♪ ルーキー (Hiroshi Fujiwara Remix) / サカナクション
続いての逆電した生徒の「たぶん、○○」とは……!
梨のなし 石川県 16歳 女性 高校1年生
梨のなし「多分、カニです!」
一郎先生「カニ?」
とーやま校長「これは、俺たちが知っているカニでいいのかな(笑) 詳しく教えてくれ〜!」
梨のなし「通っている塾がビルの2階にあるんですけど、塾に行く階段の途中でゆでる前のグレーがかった、多分、カニがいたんです!」
あしざわ教頭「おお…(笑)」
一郎先生「それは確実にカニ?」
梨のなし「母親とかに写真を見せて“カニだよね”って話になったんですけど…」
RN 梨のなしが最初に見つけた時は、少し大きめのクモかと思ったのだが、脚の生え方を見ると、多分、カニなのだそう!
とーやま校長「海が近くにあったりするの?」
梨のなし「逆に山の方が近いんです」
一郎先生「サワガニかなぁ?」
梨のなし「塾の周りは家が多くて、近くにうどん屋さんがあるんで、うどん屋から逃げてきたのかも…」
あしざわ教頭「うどん屋からカニが逃げたの?(笑)」
とーやま校長「名物カニうどんだ!(笑) そのカニはずっとそこにいたの?」
梨のなし「日ごとに階段を降りていて、5日目くらいにいなくなっていたんで、多分帰ったんだと思います」
とーやま校長「撮った写真はまだある?」
梨のなし「あります!」
とーやま校長「じゃあ、一人ずつ見ていこう!」

とーやま校長「……うわぁ〜〜!!(笑) これ、多分カニじゃないかな?」
あしざわ教頭「本当ですか!? ああ〜〜〜! これは多分……カニじゃないですか(笑)」

一郎先生「僕はサカナクションだから、魚介系には強いから! 見てみるよ!」

一郎先生「…カニだな!!! 」
とーやま校長「“多分”が入ってない(笑) でも、ちょっと脚の数とか少なくて、よく分からないね」
あしざわ教頭「カニなんだけど、足りない感じがありますね」
一郎先生「近くに八百屋とか魚屋とかある?」
梨のなし「うどん屋しかないです!」
あしざわ教頭「手掛かりはうどんだけ(笑)」
一郎先生「でも、魚ってカニ食べるし、カニを食べた魚がうどん屋でさばかれて、そこから誰かの足について塾の階段をのぼったのかな?」
とーやま校長「となると、これは天文学的数字な奇跡だぞ!(笑)」
一郎先生「確実にカニだ!」
梨のなし「ありがとうございます! スッキリしました!」
そして、本日も黒板の時間になってしまいました!
今日は、山口一郎先生に黒板を書いてもらいました。

『 ロックバンドが抱く夢をアップデートしたい!! 』
ロックバンドが持つ夢って昔から全然変わっていないんですよ。
これだけテクノロジーが進化しているのにロックバンドが持つ夢がアップデートされていないのって、この時代を生きている自分としてはすごく違和感を感じているんです。
僕はサカナクションとして、ロックバンドなので夢をどんどんアップデートしていきたいと思います!

とーやま校長「そのアップデートされたものをいつまでも僕たちは待っていますし、それを見た時にまた胸がドキドキすると思います。連れて行ってください!」
一郎先生「みんなで未来の音楽に嫉妬したいですね。そのために頑張りましょう!」
とーやま校長「今日もありがとうございました!!」
一郎先生「本当にやり辛かった!」
とーやま校長「ゲスト講師だっていいじゃないですか!」
一郎先生「仕切りたい!」
あしざわ教頭「欲がすごい(笑)」
とーやま校長「緊急学級会ではバリバリ仕切ってくださいね!」
一郎先生「チャオ!」
とーやま校長・あしざわ教頭「チャオ!」


山口一郎先生、本日はありがとうございました!
これからもサカナLOCKS!をよろしくお願いします!!