7/3 & 7/10 「 リップスライムとくるり!」

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「月曜といえば『クイズ!100人に聞きました』と『RIP LOCKS!』なんですけどね。というワケでこんばんは!くるりのボーカル&ギター、岸田繁です」
「くるりのベース、佐藤征史です」
「くるりのギター、大村達身です。こんばんはー!」
・・・というワケで今週も「くるり」先生が、RIP LOCKS!に登場〜♪
という訳で7月3日と10日の授業は、RIP SLYME × くるり、夢のコラボ授業!!!

まずは「コラボレーションによる化学反応」というテーマで、くるり先生主導で“化学の授業”がおこなわれました。RIP SLYMEとくるりがどのようにして出会って、親交を深め、そしてレコーディングに至り、曲が完成したのか。どのようにしてこの“夢のコラボ”の化学反応が起きたのか!?貴重なエピソード満載の授業となりました。

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まずは結成のキッカケとなった思い出。
広島県のロック・フェスティバル――――「SETSTOCK '05」でのエピソードを振り返るRYO-Z先生。RIP SLYMEのライブが終わって、楽屋に戻ろうとすると、ステージ袖にはくるりの岸田先生が!どうやらライブを観てたらしく・・・

「当時の新曲「UNDER THE SUN」がスゴク良かった、いっしょに何かやろう」

そんな感じのことを言われた・・・とRYO-Z先生が言うと

「いやー何を言ったかは、まったく覚えてないんですけど」と岸田先生! (笑)

しかしそこで、岸田先生の口から・・・
「リップが歌って、くるりがラップすればいいじゃん」という名言が生まれたとか!?
前に別の授業でRYO-Z先生が、
「くるりといっしょに飲んでるときに、岸田くんに、くるりと一緒にやるならラヴソングがいいなぁって言ったら、岸田くんが、あぁ・・・ラヴいヤツねぇ・・・といって」みたいな話をしてたけど、それは曲のキッカケ。ここでの話は「コラボ」のキッカケ。

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また今年2月にRIP先生とくるり先生がいっしょに行った“秘湯&スキー・スノボ旅行”の思い出も・・・

「岸田クンの温泉に入るときもメガネだったのに感動(RYO-Z)」
「ILMARIクンがあんなにも温泉が似合うとは思わなかった(岸田)」

岸田先生のメガネについては、メガネを外すと見えないから。という単純な理由もあったようですが、RYO-Z先生は、その姿にグっと来たそう。ILMARI先生の温泉の似合いっぷりは、どうやらかなりの似合いっぷりらしく、とにかく話題になっていました。

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更には、レコーディングでのエピソードも。
RIP先生にとっては“初”となった、コラボソング「Juice」の“1発録り(注1)”レコーディング・エピソードなどなど。いまRIP SLYMEとくるりの中で流行っている(?)のがRYO-Z先生のRAPをマネすること!
「Juice」の冒頭PES先生のパートの「オレッチのサイン」の後のRYO-Z先生の「お前のサイーン!」という部分や、後半のILMARI先生に続く「やりきれねぇ!」という部分。
くるり先生3人が、授業中も何度もこのパートのマネをしていました。

そういえば、岸田先生。ご自身のブログにも「RIP SLYMEの曲、Hot ChocolateはPESクンがトラックを作ったそうだけど彼がボ・ディドリー(注2) が好きだって言ってたから、黒っぽいノリでやってみた」みたいなことを書いてましたね。

(注1) 1発録りとは、みんなでせーので一度にレコーディングすること!
(注1) 1950年代より活躍するロックンロールとR&Bの帝王と呼ばれるアーチスト

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7/10 「 リップスライムとくるり!」

こんな感じで「音楽の化学反応が起こったその瞬間」をいろいろと垣間みさせてもらった(きかせてもらった!?)訳ですが“「くるり」先生の講義が素晴らしかった!”・・・という生徒の「書き込み」、よろこびの声がたくさん届いております!

そんな「くるり」先生。
なんでもSCHOOL OF LOCK!の校舎内で気になってしょうがない!という部屋があるらしく、帰る前に絶対に遊びにいく!・・・という事になり、早速、向かったその先・・・それは何と! SU先生の「HIP HOP 保健室ぅ〜ん」!!

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この「くるり先生」と「SU先生」の繋がりは何なんでしょうか!? 勘のいい人はピーンと来てると思いますが、そうです、エロ繋がりです(笑)(RYO-Z先生も「くるり先生は、ホントにスケベだからなぁ・・・」って昔の授業で言ってたの、覚えてない?)というワケで、SU先生のレギュラー・コーナー、「SUのHIP HOP保健室ぅ〜〜ん」をくるり先生を交えてお送りすることに!!

まずは「大阪府・のどスプレー(23歳・女性)」の悩み相談・・・

『私は、お酒を呑むとかなりHになってしまうんです。お酒を呑んで記憶がないなんてことはしょっちゅう。起きたら男の人が寝てる、なんてこともあります。みんなからもちょっとひかれてます。この酒グセを治したいんですけどどうしたらいいんでしょう?男の人もヤですよね?』

「この人が欲求不満だよ!(佐藤)」
「いんじゃないの、ねぇ。まぁ顔を見てみたいから写メを送ってほしい(SU)」
「本当に酒の勢いなのか、このコの実力なのか(SU)」
「お酒飲んだときの記憶って割と曖昧なので、一部始終を記録しておけばいいんですよ。(MDなどで録音!?)(岸田)」
「カッコいい男性とそういうコトになっても、忘れちゃったら勿体ない!?(RYO-Z)」

というような感じで、先生方の意見をまとめると・・・

酔う前にMDやビデオカメラ(は、ちょっとハードル高い!?)を回しっぱなしにして自分のようすを録音してみる。それをシラフの状態でチェックしてみることから始めましょう。

・・・って感じでした。のどスプレーさん、このアドバイスはどうでしょう。

続いてもうひとり。「東京都・もぐら(18歳・女性)」

『私は付き合って1年の彼氏がいるんですが、まだ最後までヤってません。彼はいつもシタがるんですが、私が怖いので断ってます。それが原因でいつもケンカばかりしています・・。どうしたらいいのでしょう?ちなみに、私はまだ処女です。』

「彼氏がガッツキ過ぎなんじゃない?(大村)」
「女性は特にムードが大切だからなぁ(大村)」
「処女の方が濡れる。想像力が豊かだから(大村)」
・・・と、大村先生のナイス・アドバイス、オンパレードなんですが、
「でも怖いでしょう。遠出の旅行、いい温泉とかに行くのは?(RYO-Z)」
という意見をキッカケに、温泉旅行に行く事を激しくススメル先生方。温泉があった方が彼氏もリラックスできるし、下手な場所でしてしまうよりも(古くさいラブ○テルとか)良いと思います。そんな感じで、先生方はまとめてくれました。更に岸田先生が黒板に処方箋アドバイスを一筆!

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「この問題を解決する処方箋としては、くるりとリップスライム名義の「ナイトライダー」を聞いてほしい!(岸田)」「ラヴぃ」「Juice」、2枚のCDにはそれぞれに「ナイトライダー」がカップリング曲として収録されていますが、同じトラックで、ラップものになったり、ボーカルものになったり・・・音楽ってほんとに奥が深いですよね。ここでは岸田先生が、「Juice」のカップリング(くるりバージョン)を処方。

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――――という感じで、夢のコラボ授業も終了!
くるり先生はとっても楽しそうに授業を進めてくれました。SCHOOL OF LOCK!生徒の悩み相談を見て、「若々しくていいですね〜」とも言ってましたよ。

次回のオンエアは、なんと時間を大幅に拡大!7月6日にZEPP TOKYOで行われたRIP LOCKS!のイベント、 「リップとくるり 一晩だけの夢コラボ@ZEPP TOKYO」の模様を時間のゆるす限りオンエアしていきます! コラボ曲「Juice」「ラヴぃ」のライブ音源はもちろん、この日限定のスペシャル・バージョンで演奏された「ナイトライダー」もオンエアしていきますよ!!!お楽しみに!では、ぼくはZEPP TOKYOの千秋楽に行ってきまっす!

(TEXT by. ヘルツ先生)

7月3日 オンエア
M-1 Juice / くるりとリップスライム
M-2 ラヴぃ / リップスライムとくるり

7月10日 オンエア
M-1 Hot chocolate / RIP SLYME
M-2 Juice / くるりとリップスライム
M-3 ナイトライダー / くるりとリップスライム