ニューアルバム『人間開花』を、いっせーのーせーで解説!
2016.11.16
RADWIMPS
野田「元気?」
桑原・武田「元気。」
武田「元気?」
野田「元気。」
武田「お、良かった。」
野田「寒くなってきたね。」
桑原「そうですね。」
武田「うん。」
野田「いやーホントに。風邪などはどうですか?」
桑原「今んとこ、大丈夫ですね。飴なめたりして。あの洋次郎が好きな、龍角散。」
野田「あー。喉から派?」
桑原「あー、喉から派だね。」
野田「喉から派?でも風邪から派の時もあるじゃん。」
桑原「うん。でも、喉さ、乾燥するじゃん?最近もう。」
野田「この前でも、PV撮影の時さ、夜中だったんだよね。で、すごい寒いだろうって言って。」
武田「海沿いでね。風もあって。」
野田「で、衣装も結構うちら薄着で、武田と俺とかは。」
武田「うん。」
野田「で、寒いからっつってさ、やべえなってホッカイロとか貼ってたんだよね。」
武田「ねっ。」
野田「でもやっぱり外で寒くてさ。で、桑はやっぱり事前にさ、『風強いと、俺、風邪引いちゃうから』つってさ、衣装すごい濃いめにしてもらってたよね、厚めに。」
桑原「濃いめ?(笑)」
野田「うん(笑)濃いめにしてもらってたじゃん。」
武田「まず第一回目のオーダーがね、『あの、あったかいのでお願いします』って言ったもんね。」
桑原「(笑)」
野田「そうそうそう。で、いざ撮影になって俺らガクガクブルブルしてたんだけど、ぼそっと桑が『……暑い。』って。」
全員「(笑)」
野田「いやいやふざけんじゃないよつって(笑)」
武田「『ちょっと脱げ』って。」
野田「『なんか暑いんだけど』とかずっと言ってて(笑)若干たしかに桑に近づくとあったかい気はしてたんだけど。」
桑原「そうそうそう(笑)」
野田「あれ何だったんだろうね。」
桑原「ね。いやでも確かに、あ、太ってて良かったって久々に思った。」
全員「(笑)」
野田「まあ試着ん時から言ってたんだよね。ただでさえ1枚くらい多いから桑は。そんな大丈夫なんじゃない?って言ってたんだけどね。あれはホントにさすがです。」
今夜の授業も、洋次郎先生の「元気?」からスタート。生徒のみんなに(そして、とーやま校長にも)好評のこのオープニングのトークは、RAD LOCKS! ならではのゆったりとした(ダラッとではないと思います)独特の空気です。さあ、今夜の授業はこちらです!
『いっせーのーせーで』
野田「RADWIMPSのニューアルバム『人間開花』のリリースまであと、なんと!」
桑原・武田「お!」
野田「ついに!」
桑原・武田「お!」
野田「きたぜ!」
桑原・武田「おぉ!」
野田「1週間となりました!」
武田「うぇーい!きましたね」
野田「やったぜベイベー!」
桑原「やったね。」
野田「すでにアルバムに収録される全曲の曲名は発表になってますね。みんなも目に通してもらってますもんね。」
桑原「あーっし。あーっし。」
野田「発表した瞬間に、みんなツイッターとかさ、書いてくれてたのすげえ嬉しかったです。」
武田「ありがとうございます!」
桑原・野田「ありがとうございます!」
野田「それを見て、生徒のみんながいろいろと想像を膨らましてくれてますね。」
【 RADWIMPS『人間開花』収録楽曲 】
01. Lights go out
02. 光
03. AADAAKOODAA
04. トアルハルノヒ
05. 前前前世 [original ver.]
06. ‘I’ Novel
07. アメノヒニキク
08. 週刊少年ジャンプ
09. 棒人間
10. 記号として
11. ヒトボシ
12. スパークル [original ver.]
13. Bring me the morning
14. O&O
15. 告白
野田「ということで今日は、“いっせーのーせーで“の授業をやっていきたいと思います。」
武田「おっ。どういうことだろう。」
野田「えーここに色んな質問がありますので、それを紹介した後に、アルバム『人間開花』の曲名から、それぞれ1曲選んで発表してみたいと思います。」
桑原「はい!」
武田「おー。」
野田「例えば、じゃあいわゆる「丼モノ」といえば?いっせーのーせ」
全員「カツ丼」
野田「みたいなこと、やります。結構ムズいけどね(笑)」
桑原「難しいよ(笑)」
野田「合いたいよね、これはね。」
武田「合いたいね。」
野田「ぜひとも合いたい。これさでも、“いっせーのーせーで”じゃなくて、“いっせーのーせ“じゃないの?(※質問リストを見ながら)」
桑原「言うときはそうだね。“いっせーのーせ”って。」
野田「これ、いっせーのーせーで……○○!だとリズムが難しくて(笑)」
武田「まあ『光』の歌詞のあれでしょうね。“いっせーのーせーで”ってサビ前の。」
野田「え、だって、(口ずさみながら)“一等星いっせーのーせーで”あっそういうことか!」
武田「かな?」
野田「なるほど。“一等星”って言葉があればリズムとしては。あ、ありがとう!そういうことなんすね。」
武田「まあでもこれは、取っていいんじゃないかな。」
全員「(笑)」
野田「生徒会長、出てきた(笑)。(真似しながら)そうだねー。これは取って良いんじゃないかな(笑)」
桑原・武田「(笑)」
野田「ありがとう、会長!じゃあやっていこうか!やっていかないと掴めねえから。これじゃあもう生徒会長からやろうよ。」
武田「お、じゃあ。」
野田「好きな質問選べば?」
武田「じゃあまず……」
Q.アルバムの新曲で実は『君の名は。』の劇伴のために作っていた曲は?
武田「これいってみますか。」
野田「えーいっちゃうのー。」
武田「やめとく?」
野田「これしかも2曲あるよね。」
武田「そうだね。どっち……」
桑原「二択?……(笑)」
野田「まああっちでしょ当然。」
桑原「うん。」
野田「まあね、空気を、空気を読んだら。せーの」
「光」「Lights go out」「光」!
野田「ああ!」
武田「うぇえっえっえっ(泣)」
野田「あぁ!」
武田「うぅうっうっう(泣)!ごめんなさい(笑)」
野田「ちょっと待って今、どっちがどっちだったんだろ。あれ?俺『光』。」
桑原「俺も光ったよ。」
野田「俺、光ったよ。」
武田「俺、あの……光らなかった。」
野田「だからねこういうとこなんだよね、生徒会長って嫌われるとこはさ。」
桑原「(笑)」
武田「ダメねホントにね。」
野田「たまに空気の読み方が違う時あるんだよな。」
武田「いや、うん。」
野田「『Lights go out』なんだよね?」
武田「はい。『Lights go out』って言いました、僕。ね、ホントに空気読めないんだ。はぁ……」
桑原・野田「(笑)」
野田「まあそうですね。『Lights go out』も『君の名は。』が入り口となって、作ってった曲ではありまして。まあでもあんまちょっとこっちの話とかね、違うからね、『光』の話をしたかったんだけど。」
桑原・野田「(笑)」
武田「はい、すみませーん。」
野田「いや、とんでもないです。」
武田「ひかっ、『光』だよね?『光』だよね。」
桑原「ま、特に最近(RAD LOCKS!でも)流したし。」
野田「そうそう。これでもあれなんだよね。今年の5月くらいまで迷って。4月くらいだっけ?」
武田「そうね。4月とか。」
野田「そうだよね。『前前前世(movie.ver)』という曲が劇中で流れる箇所があるんですけど、そこでこの『光』とどっちにしようっていうんで、俺と新海さん(監督)で、何十往復もやりとりをしまして、ホントに迷っちゃって、そしたら最後の最後、新海さんがもう『もう野田さん決めていいです!』って(笑)」
桑原・武田「(笑)」
野田「あんだけ1年半やりとりして、こう、すごい何て言うの、譲らない譲るのやりとりをいっぱいしてきたんですけど、最後の最後で『もうここまできたら野田さん決めていいです』って言われて。でもまあやっぱり監督が望んでいる方を最後は。僕としてももう、ここまでやったからと思って。でも良かったです、結果的には。」
野田「さあ次の質問行きますか。ペース絶対俺ら遅いよね。」
桑原「もう終わりくらい(笑)」
野田「十何分で終わらせなきゃいけないとこでしょ。もう終わって良いんじゃないかっていう。まあでもいきますか。」
Q.『人間開花』の裏番長的な1曲は?
桑原「ムズっ」
野田「あえてムズいとこのやつを選んでみた。」
桑原「番長ってなんだよ(笑)」
野田「そう、そもそも表番長が分からないもん、だって(笑)でも裏番長だから。」
武田「裏番長ってなんだ……」
野田「これでもセンス問われるよね。」
桑原「裏番長ってのは要するに、強く見えないってことだよね?」
野田「どうよ、あれ。長ラン?」
桑原「明らかにこいつ強そうっていうやつじゃないってことだよね?」
野田「そうそう。一年に一回くらいだけホントに怒って。」
桑原「実はめっちゃ強かったみたいな。」
野田「番長もこう、ちょっと引いちゃうみたいな。」
桑原「あ。えぇ?」
……。
…………。
野田「……ラジオで黙るのやめよ!授業中黙るのやめよ(笑)」
桑原「先生がね。」
武田「いや難しいな。」
野田「先生が黙るとさ、すごい不安になったよね。」
桑原「これでも当たったらなんか結構嬉しいよね。」
野田「嬉しい!」
桑原「これでも、難しいね(笑)」
野田「いっせーのーせ」
「AADAAKOODAA」「AADAAKOODAA」「記号として」!!
野田「なんつった?」
桑原「『記号として』つった。」
武田「『AADAAKOODAA』」
野田「俺も『AADAAKOODAA』。うわっ(笑)」
桑原「いや、おも、表かなと……」
野田「なんか方向性定まんなくなってきちゃったじゃん。俺と武田が合ったし(笑)
ちょっとこれ流れが。」
桑原「『AADAAKOODAA』も、もちろん……」
野田「分かるよ、分かる分かる『記号として』も。」
桑原「裏かなと思って。あ、表かなと思って。」
野田「いや表ってだって。『記号として』シングルだから明らかに表じゃん。」
武田「そうね。」
桑原「うぃっす。(小声)」
武田・野田「(笑)」
武田「『AADAAKOODAA』はこう、アルバムの中で、結構これ入ることによって、なんかすごい良い流れになってるなっていうのが。」
野田「色が変わるっていうんすかね。」
武田「だからそういう意味とかで裏番長かなと思いました。」
野田「やってて楽しいよね。」
野田「最後、もう一個いく?」
桑原「あ、俺いっちゃう?」
Q.RADWIMPSを続けていて良かったなという1曲は?
野田「これはだって。」
桑原「これ間違えたらちょっと。」
武田「ホントにね。」
桑原「ムズいよなんか(笑)当てにいっていいんだよね?」
野田「え?え??当てにいっていいんだよ!え?裏読んだりすんの?(笑)するの?大丈夫?」
桑原「え?いやいや。ね。」
野田「これはさすがにだってさ、バシッと決めて終わりたいじゃん。」
桑原・武田「はい。」
野田「決まった?いっせーのーせ」
「トアルハルノヒ」「トアルハルノヒ」「トアルハルノヒ」!!!
野田「よしっ」
桑原「よしっ」
武田「よしっ」
野田「まあこれはもうね、ボーナス問題ですよ。『試験でるよ』って言われて、そのまま出たやつでしょ、これ。」
武田「ホントに。」
野田「これは聴いてもらえばね、分かりますよね。10年間、てか15年か、やってきてバンドを。で、デビューして11年。今だから歌える曲だなと思いました。」
武田「演奏もすごい楽しくできて、初めて歌聴いた時に、すっげえ嬉しくなった、俺。洋次郎の言葉が、これ歌詞言っていいのかな?───「ロックバンドっていうものをやっていて良かった」っていう言葉が入っていて、それがなんかすごいグッときた。」
野田「ありが……とう。」
全員「(笑)」
野田「いやーでもね、ロックバンドってなんなんでしょうねって思うよね。ずっとやってるとさ、分かんないじゃん。遠くから眺められないしね。」
桑原「ロックバンドって思ってやってるわけではないんだけど、ね、やっぱ側から見たらロックバンドな節もあるし。なんかよく分からない気がする。いざこう言葉にしたりちゃんと言ったりすると、なんかやってて良かったなというか、そういう感じがすごい、この曲やってた時もすごい思いましたね。」
野田「ホントですね。続けてきたから言えたなってホント思うし、みなさんにもぜひ聴いてほしいなっていうか、聴いてくれる人とうちらとをつなぐ曲だと思うんで、ぜひ、ぜひ聴いてほしいなとおもいます。」
ということで、今夜の授業もそろそろ終わりの時間です!
野田「結局、一番良かったやつじゃない?1分け1分け1勝?」
桑原「そうだね。」
武田「あ、そうだね。いい流れだったね。」
野田「さあ、来週いよいよ、11月23日にニューアルバム『人間開花』がリリースになります。そしてなんとですね、リリース当日、つまり来週水曜日のSCHOOL OF LOCK! に、RADWIMPS……生放送教室に……@#$%&ます!!」
全員「(笑)」
武田「ぬ?な?」
野田「聞こえた?」
桑原「はい。」
武田「な、なあます?」
野田「気持ちが溢れすぎて。『お邪魔します』って言ったんです。」
武田「すっごい出てた。気持ち出てた。」
野田「この日はRAD LOCKS!もあるんで。だからもうあえて出て、一回教室出をて、別教室でやって、また戻るっていう……校長、教頭のところに。」
野田「出ずっぱりですね、2時間。じゃあ桑原、意気込みとしては、どんな足跡を残していくの?来週は。」
桑原「やっぱあの……なんて言うんすか。僕たちスペシャルじゃないですか。僕たち(笑)RADスペシャルなんで……
あのー、そうですね。
2時間をね、フルに使って……
なんか、終わった頃にはもう、あれですよ。
なんか……
僕たちスペシャルじゃないですか。
野田「特に無えんじゃねえかよ!(笑)なんも無えじゃんかよ。こっちが緊張しちゃったよ(笑)アルバムのリリース日なんで、ぜひアルバムの感想を生で、みなさんの声を聴かせてほしいなと思います!」
桑原・武田「お願いします!」
ということで、来週、11月23日(水)は、夜10時からSCHOOL OF LOCK! の授業に参加してくださーい!
ニューアルバム『人間開花』リリース日ということで、アルバム収録曲もどんどんオンエアしていく予定です!
CDをゲットした生徒の皆さんは、曲の感想やRADWIMPS先生に聴いてみたいことなど、掲示板に書き込んでください!
(事前の書き込みは【 RAD LOCKS! 掲示板 】 まで。23日当日は 【 学校掲示板 】 に書き込んでもらってもOKです!)