聴取期限 2021年12月31日(金)PM 10:00 まで
<♪授業スタートのキーンコーンカーンコーン>
野田「これ(チャイム)聴くのも最後ということで…。」
武田「いやー、そうなんですよ…!」
野田「あっという間でしたねー。」
武田「あっちゅう間だな…!でもこのチャイム聴くと、めっちゃ持ってかれるわ。」
野田「ね!やっぱり郷愁の、哀愁の音ですね。……12月24日ですよ…!」
武田「イブですね〜。」
野田「イブだし、もう1週間で今年が終わるという…!」
武田「そうですねー…!」
野田「早いですねー…!みんなどうしてますかね?でもデートに出てる場合はこれを聴いてない可能性があるから、キミはひとりな可能性もあるね…!僕らもそうだよ。」
武田「たしかに……!!!」
野田「僕らは同志だよ、きっと。」
二人「(笑)」
野田「ともに暖めようじゃないか、この夜を。」
<〜♪クリスマス・イブ / 山下達郎 のアカペラが流れてくる>
二人「(笑)」
野田「では黒板を書こうではないか…(笑)」
武田「はい、よろしくお願いします!(笑)」
野田「(書き終わって…)……せーの…」
二人「15」
♪TWILIGHT / RADWIMPS
野田「SCHOOL OF LOCK!の”FOREVER講師”、RADLOCKS! RADWIMPSボーカル・ギターの野田洋次郎です。」
武田「ベースの武田祐介です。」
野田「聴いてもらった曲は、RADWIMPSで「TWILIGHT」です。俺さ、いつも思うんだけど、肩書きが” RADWIMPSボーカル・ギター”じゃん。」
武田「うんうん。」
野田「もはやギター最近弾かなくなったなぁって思ってた(笑)」
武田「たしかにね!かといって”ボーカル・ギター・ピアノの野田洋次郎です”だと……」
野田「そう、”ボーカル・ギター・ピアノ・オーケストラの…”って言わないじゃん?(笑)なかなか難しくなってきちゃった(笑)」
武田「難しいね(笑)」
野田「もう、”RADWIMPSの野田洋次郎”でいいか!」
武田「そうする?もう楽器外そう!」
野田「ね!なんか、そうなってきた!」
武田「そうしよう!」
野田「でも…武田はむずいよね(笑)ベース以外もやってるし。」
武田「そうね!…うーーん……だからもう無くそう!(笑)」
野田「今日は、”FOREVER講師”最終回ということで気合いを入れて参りましょう!黒板に書いた数字”15”は、RADWIMPSがメジャーデビューして15年。アルバム「FOREVER DAZE」がリリースされて16年目に突入したんですが、今夜は、僕らRADWIMPSと同い年の15歳世代の生徒と電話で話をしていきたいと思います。15歳ってことは、中3とか高1とかですね!」
武田「うんうん。」
野田「光に満ち溢れてる世代ですね!ということで早速話してみましょう!」
武田「はい!」
野田「栃木県 15歳 女の子 中学3年生 ラジオネーム Pなっつさん!こんばんは!」
Pなっつ「こんばんは!」
野田「はじめまして!RADWIMPSです!」
Pなっつ「はじめまして!」
野田「Pなっつさんですか?よろしくお願いします!」
Pなっつ「よろしくお願いします!」
野田「いい声してんな、Pなっつも(笑)」
Pなっつ「(笑)」
野田「RADWIMPSの『FOREVER DAZE』、聴いていただいたんですか?」
Pなっつ「はい!聴きました!」
野田「どうだった??」
Pなっつ「いや、もう感動しました!」
野田「ほんと!」
Pなっつ「RADWIMPS、初めてこの『FOREVER DAZE』で聴いたんですけど…なんていうか、地球じゃないような世界観にすごく感動して、今RADWIMPSにハマり始めたというか、ハマってます!」
野田「そっかー、ハマり始めたね!(笑)うれしい!ありがとうございます!」
武田「ありがとう!」
野田「そのままハマり続けたら幸いです!(笑)」
Pなっつ「ハマるつもりです!!」
野田「うれしいです!」
野田「Pなっつ、15歳?」
Pなっつ「はい!」
野田「そっか、僕らが20歳とかでデビューしたときに生まれたってことですね!」
武田「そうだそうだ…!」
野田「同い年ですよ、RADWIMPSと。」
Pなっつ「光栄です…!」
野田「同期ですね!」
Pなっつ「恐れ多いですけど、うれしいです!」
野田「RADWIMPSはこのアルバムで知ったっていう感じ?」
Pなっつ「はい!このアルバムで、初めてちゃんとRADWIMPS先生のアルバムや曲を聴いたって感じです!」
野田「じゃあ、(それまでは)軽くは街中とか友達との間で流れてるな〜とかは思ってたけど…?」
Pなっつ「はい、そうですね!」
野田「ちなみに、Pなっつはちょっとした悩みがあるとかないとか?」
Pなっつ「10年通っているピアノの教室をやめようか、続けようかで迷ってます。」
野田「それはなんで迷ってるの?」
Pなっつ「ずっと続けていたんですけど、上達するために通い続けてきたつもりなのに、少し前から限界を感じ初めてきて。上達しないなら練習嫌だしやめようかな…とか思ったりしたんですよ。」
野田「何か他にやりたいことができた、とかではなく?」
Pなっつ「はい。…あ、でも、いま中3なんですけど、もうすぐ高校生にもなって忙しくなると思うので、まあ区切りをつけるなら今かな…と思って、やめようって決めていました。」
野田「なるほど。10年もやってきたし、ちょっともったいないかなっていう気持ちもあるってことだ。」
Pなっつ「はい。」
野田「もうやめるって決めちゃったの?」
Pなっつ「一度は決めてました。」
野田「ああ、だけどまだちょっと揺れてるって感じだ。」
Pなっつ「はい。今度発表会があるんですけど、それに向けて練習して上達してきて、やっぱりピアノ楽しいなって最近また思えてきて。1回やめようって決めてたのに…と思って、迷ってます。」
野田「なるほど。武田も結構ずっとやってた?吹奏楽。」
武田「吹奏楽部はそうだね、中学、高校とやってたね〜。」
野田「あ、でも部活でやってたからあんまりやめようって感じではなかったか。」
武田「そうだね、そもそも終わりがあったからねー。」
野田「なるほどー。俺はバイオリンを3歳くらいから9年くらいやってたんですけど、俺は……あれ?聴いてる??Pなっつ。」
Pなっつ「……あっ、はい!(笑)」
野田「びっくりした、俺ひとりでしゃべってんのかと思って寂しくなっちゃった!(笑)」
Pなっつ「ひとりで頷いてました!(笑)」
野田「…で、9年やってて結局やめちゃったんだけど、それは新しくギターを手に入れて、よりそれが自分に合ってるなっていうか…。なんか、バイオリンの練習がどうしても楽しくなくて、それこそ俺も全然上手くならなくて。でもギターはなぜか自分からのめり込んだからやめちゃったんだけど。でもPなっつはそうやって上達している喜びを感じられるんだったら…あと、楽しいと感じられるんだったら、その間はぜひやったらいいんじゃないかなっていう気がしますけどね!」
Pなっつ「はい!」
野田「どうしても苦しくなったら、もうやっても楽しくねえなってなったらさ、どうしたって続けようがないもんね。」
Pなっつ「そうですね…!」
野田「うん。だから、ピアノを上回る楽しみとか、面白さに出会うまでは、やり続けた方がきっといいんじゃないかな、と思います。」
Pなっつ「ありがとうございます…!!!」
野田「ピアノって、楽しいしね!俺も25になって始めて、いま10年近くやってるけど、やっぱり最高に楽しい楽器だなって思うので、ぜひやってほしいです。」
Pなっつ「はい!なんか最近RAD先生にハマり始めて、やっぱり野田先生みたいに弾けるようになりたいなって思ったり…」
野田「いやとんでもないです!(笑)絶対Pなっつの方が上手いよ!もう5歳とかからやってるってことでしょ??」
Pなっつ「そうですね!」
野田「え〜聴いてみたいなー…!」
Pなっつ「いやいや、そんな…!!」
野田「いま、ないの??部屋に!」
Pなっつ「いやーちょっと今は…!(笑)」
野田「そっか…!(笑)でも、続けていってほしいですね。」
Pなっつ「ありがとうございます!」
野田「栃木県、か。関東近郊のライブとかもし来れそうだったらぜひきてください!」
武田「ぜひぜひ!」
Pなっつ「はい!いつか、行かせていただきます!」
武田「待ってます!」
野田「本当にありがとうね!じゃあ、これからもRADをよろしくお願いします!」
武田「よろしくお願いします!」
Pなっつ「はい!こちらこそ!!」
野田「じゃあ、またね〜おやすみなさい!」
Pなっつ「おやすみなさい!」
野田「ばいばーい!」
Pなっつ「ばいばーい!!」
♪鋼の羽根 / RADWIMPS
野田「いや―…うれしいなぁ。」
武田「ねー…でも5歳からずっとピアノやってるっていうのは…!俺、なんもやってなかったからさ。そういう音楽的なものを。そういう環境的なものは、うらやましいなって思う。」
野田「でかいよね!あと大人とかになって、うちの親父とかおかんとか見てても、例えば仕事してても、リタイアしてても、ピアノっていうひとつの趣味があるだけで何か広がるし。」
武田「ね!」
野田「あと、外国とかに行った時にすごい音楽ってコミュニケーションのツールになるなって俺は思ってて。例えば、パリの俺の親父たちの友達の家に遊びに行ったりしたじゃん?そしたらみんながギター回して、自分たちの国の好きな歌を歌ったりさ、ピアノでセッション始まったりするじゃん?だからそういうのってかけがえのない時間というか。」
武田「ほんとだね…!」
野田「音楽ってのは国を超えたツールになるんだなってすごい思うから、1曲でも2曲でも、そこに楽器があればパパッと弾ける、みたいなのも、かけがえのない特技だなと思うので…みんなも、楽器を、やったらいいさ。」
二人「(笑)」
野田「なんでもいいからね!リコーダーでもなんでもいい。音楽ってのはそういうのがいいなって思いますね。」
武田「うん!」
野田「RAD LOCKS!そろそろ今夜の授業も終了の時間になってしまいました。あっという間だなー!」
武田「あっちゅう間だな〜。」
野田「いやー、寂しいぜ!年の瀬と相まって、寂しいぜ!」
武田「ね〜!」
野田「結局、校長と教頭にも、会ってないぜ!(笑)」
武田「それな!!(笑)いつかね!」
野田「そうねー、でも逆に不思議な感じでしたよ!会ったこともないけど、授業にお邪魔して、そして去っていく(笑)」
武田「勝手に授業やって(笑)」
野田「だいぶ乱暴なことしてるよね(笑)でも、楽しかったです。ありがとうございます。」
武田「ありがとうございます!」
野田「今回僕らは、”FOREVER講師”、永遠の講師という称号を手に入れたので!これ、俺らだけなんじゃない?」
武田「うぇ〜い」
野田「やったー!またいつか、このSCHOOL OF LOCK!に講師として帰ってくることがあるかもしれませんね!」
武田「永遠ってことはいつ帰ってきてもいいんだもんね??」
野田「そうだね!永久欠番だぜ!」
武田「そうだぜ!」
野田「”長嶋”だぜ!俺ら!………これ聴いてる世代、もしかして”長嶋”馴染みない可能性ある…?(笑)」
武田「誰?ってなる(笑)」
野田「もはや”王”、”長嶋”じゃない??”イチロー”とかにしといた方がいいか!(笑)」
武田「"イチロー”のほうがわかるな!(笑)」
野田「むしろ”永久欠番”も死語の可能性出てきたな…やばいぞやばいぞ!(笑)アップデートしてこうぜ…!」
武田「おっけー…!」
野田「俺はもう若い世代を欲してるから、血を(笑)また必ず帰ってきますね!」
武田「はい!」
野田「ということで、本日の授業はここまで!RADWIMPSがお届けしました。じゃあ最後は今週も武田先生からこもり校長、ぺえ教頭にお別れメッセージをお願いします!」
武田「こもり校長に、ぺえ教頭!一度もお会いできてないんだけども、好き勝手やらせてもらって、本当に楽しい時間でした!また帰ってくるので、そのときは一度そちらにもお邪魔する機会があったらぜひ行かせてください!本当に4回でしたが、ありがとうございました!」
野田「ありがとうございました!またお会いしましょう、ばいばい!!!」
武田「ばいばい!!!」
聴取期限 2021年12月31日(金)PM 10:00 まで