テレビでも、ラジオでもない、「第3の放送」だ!
映像が放送されるのがテレビ、音声が放送されるのがラジオ、i-dioは、どちらでもない放送局だ!映像も、音声も、データも、なんでも送れる放送として、今までできなかった斬新な電波の使い方ができると期待されているんだ。
いままでの放送よりも高音質な新しいラジオチャンネル、自動車向けにいまいる地域の天気や道路の状況を自動的に切り替えて音声で教えてくれたりする、いままでなかったドライバー向けラジオチャンネルのほか、24時間音楽チャンネルや、おなじみ「鷹の爪団」やネットのクリエイターが参加する映像チャンネルもあるよ。
ただ音声や映像が出るだけじゃなくて、専用のアプリを使うとデータ放送でいろんなサービスが受けられるように!サービスはこれからどんどん進化していくので、乞うご期待。
ネットと違って放送だから、誰でも受信できて、通信費がかからない!
契約も必要ない。それだけでも嬉しいけど、通信は輻輳(ふくそう)といって、沢山の人が通信をすると混雑してつながらなくなってしまうことがあるけど、放送はどれだけ沢山の人が受信しても混雑することがない。だから、災害の時には、放送がとても役に立つんだ。ラジオも東日本大震災のときには情報源として活躍したけど、i-dioには、災害情報を自治体が住民に一斉に送ったりするサービスがあるから、いざというときに、さらに役に立つはずだ。
2016年3月に放送が始まるのは福岡・東京・大阪の3エリア。このエリア内に住んでいる人は、例えば今キミが持っているスマホに「i-dio」アプリをいれて、「Wi-Fiチューナー」を組み合わせて使うと、放送が受信できる。
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Wi-Fiチューナーは現在無料モニターを募集中!i-dioが内蔵された「i-dio Phone」も発売中。この他にも、スマホに限らずいろんな形の受信機が登場する予定だ。
地デジみたいに、一気にアナログのラジオがなくなって、デジタルになるわけではない。安心してほしい。
i-dioは、テレビ・ラジオの枠を超えて、例えばいろんな機械に組み込まれてソフトウェアを配信したり、カーナビゲーションと連動して自動的にデータが最新になったり、デジタルサイネージ(街ナカにあるデジタル映像の看板のこと)と連動するようになったり…など、ラジオとは違う、まったく新しい使い方が広がっていくんだ。
家電やセンサーなど、いろんなモノがインターネットにつながっていくことを「IoT」(Internet of Things = モノのインターネット)と言って、例えば家の外からスマホでエアコンが操作できたり、便利なサービスがどんどん広がっているけど、たくさんのモノがインターネットにつながっていくと、通信が大混雑するかもしれない。通信費もものすごくかかるかもしれない。そんな時代に、いろんなデータが送れる「通信と放送のいいとこ取り」のi-dioは、みんなの目に見えないところでも、役に立つんだ。