聴取期限 2024年12月27日(金)PM 10:00 まで
さあ、ここからは、全国の受験生を全力で応援する部活動『応援部』!
こもり校長「掲示板やメールフォームに届いた書き込みを見てると、『合格しました!』っていう、嬉しい報告が続々と届き始めてるね!」
アンジー教頭「ね! この時期、徐々に増えてきましたよ!」
こもり校長「やっぱ時期的にも、もう年も終わるし、そういう“合格をしました”って報告が集まるのもものすごく嬉しい反面、そういう報告を聞いて、より焦ってしまう受験生がいるのも事実だし。でも、周りの仲間の嬉しい報告を受けながら、みんなで頑張っていきたいな、っていう想いがより強くなる時期でもあるのかな、と思うんだけども。
今夜も、12月の特別コーチ、受験にまつわるスペシャリストをお呼びしましょう!」
アンジー教頭「上田彩瑛先生〜!!」
<ガラガラ(教室のドアを開ける音)>
上田先生「受験生のみなさん、こんばんは! 東京大学医学部6年の上田紗英です!」
こもり校長・アンジー教頭「よろしくお願いします!」
上田先生「お願いしまーす」
こもり校長「どうですか? 上田先生は東大、国立大受験ということで、3月まで受験を続けてきたかとは思いますが。やっぱ徐々に周りの子が合格しだす報告を聞くと、焦ったりとかっていうのはありましたか?」
上田先生「そうですね。私の学校は結構比較的推薦の子は少なかったんですけど、実際にはやっぱりいたので、そういう報告を聞くと、嬉しい反面やっぱりちょっと焦るなっていう気持ちもわかります。ですけど、たぶん私たちのような一般受験の子が頑張らないといけない期間と、推薦の子が今まで力を入れた期間が別なだけっていう話だと思うんですよね」
こもり校長「あー、なるほどね!」
上田先生「なので、その(推薦の)子たちは本当に毎回学校の勉強にすごい力を入れて、もう中学1年生から頑張ってきたかもしれないし。で、私たちが今ラストスパートをかけないといけない時期っていうのは違うものだなと捉えて、お互い合格して3月を迎えたらいいな、と思っていました」
こもり校長「そういう考え方には至らないよな。やっぱさ、今しか見れないとか切羽詰まってくると、より周りの子が疎ましく思う時期もあるじゃない」
アンジー教頭「でも、見方を変えると、すごくポジティブですよね。“今頑張るタイミングが違っただけ”っていう」
こもり校長「しかも、頑張ってきた子たちが報われてる報告だから、逆に自分が頑張り続ければ報われるという結果でもあるわけだから」
アンジー教頭・上田先生「そうですね」
ここからは、上田彩瑛先生と、受験にまつわる宣言、『宣言メイト』を送ってくれた受験生に直接話を聞いて、エールを届けていくぞ!
ULTRAK 長崎県 18歳 高校3年生
こもり校長「ありがとうな、この忙しい時期に」
ULTRAK「こちらこそ、ありがとうございます」
アンジー教頭「じゃあ、ULTRAK。まずは『宣言』を聞かせてください!」
ULTRAK「はい。僕は、東京大学理科一類に現役合格します!」
アンジー教頭・上田先生「おお!」
こもり校長「きました! 東京大学! 理科一類! …ということで、東京大学に入った際には上田先生の後輩ですね」
上田先生「後輩ですね!」
こもり校長「ここで喋るとね、もう先輩・後輩の仲にあるわけだけども」
ULTRAK「はい」
こもり校長「これ、“東京大学に行きたい”っていうのは、どうして行きたいの?」
ULTRAK「まず、“何で東京大学を選んだか?”って言ったら、東京大学の『進学振り分け制度』がすごく僕に合ってるなっていうのがあって。
最近やっと決まったんですけど、あんまり最近までは明確な夢みたいなのが決まってなかったんです。だから、ぼんやりと“こういうのしたいなー”ぐらいしか頭の中では思い描いてなかったんで、もし“ここだ!”って言って別の大学とか入ってから“ちょっと違う”ってなった時でも、東京大学だったら進学振り分け制度があるお陰でまだ進路の修正が利いて、またそこからでも別の道に進むっていう選択肢もあるので、東京大学に行きたいって思ってます」
こもり校長「上田先生、この『進学振り分け制度』っていうのは、一体どういう制度なんですか?」
上田先生「まず、大学1年生で入学する時は、受験生は文系と理系の“文科”“理科”っていうものの中で、“一類”“二類”“三類”っていうのが各々分かれてて、その6つのうちのどこかに入るっていう感じなんです。そこから1年半は、駒場キャンパスでみんなで一般教養を学ぶんですよね。なので、文科と理科で取る教科の割合はちょっと違うんですけど、結構同じ授業を受けたりします。
で、その1年半の成績をもとに、順位が上の人から希望の学部に優先的に入れる、みたいな感じで、一斉にみんなが“〇学部に行きたい”っていうのを順位付けして、それで成績が優秀な人から、振り分けられるっていう制度なんですよ。
なので、例えば、私は理科三類なんですけど、医学部に行きやすい科類になってて、そこからは医学部に行く人が多い。例えば、理科一類だったら、工学部とか理学部に行きやすい。
だけども、そこから文系の学部…法学部とか経済学部とか教育学部とかに行ったりもできるし、私も今医学部にもいますけど、理科三類からじゃなくて文系から来てる子もいたりとか。そういう感じで、入学した時に入りやすい学部っていうのは一応決まってるんですけど、その中の1年半の成績によっては、いろんな学部に行けるっていう制度になってます」
こもり校長「それって、普通、他の大学だったらないものなんですか?」
上田先生「そうですね。たぶん、基本は“〇学部〇学科 入学試験”みたいな感じだと思うので」
こもり校長「は〜、なるほどね」
上田先生「たぶんそこが東大のちょっと違うところかな、と思います」
こもり校長「じゃあULTRAKとしては、今自分がやりたいことはあるけれど、もしかしたら自分が将来違う方に進みたいなってなった時の幅が広いからこそ、東京大学に入りたいってことか」
ULTRAK「はい。そういうことです」
こもり校長「ちなみに、今の夢は何なの?」
ULTRAK「東京大学の工学部の、音響工学を学びたい」
こもり校長「音響工学? なんで音響工学を学びたいの?」
ULTRAK「僕、最近乃木坂先生のファンになって…」
こもり校長「いいね!」
ULTRAK「乃木坂の公式YouTubeでライブの映像とかが公開されてたり、あとはニュースのエンタメのコーナーとかでもそういうの結構取り上げられたりするんですけど、そのライブの映像を見た時に、“音楽とアーティストの方と、そこに技術が融合することで、そこにしかないものすごい雰囲気が作れるんだ”っていうのを感じて、自分の中で“これだ!”っていうのに至りました」
こもり校長「音響工学に入ると何を学べるの?」
ULTRAK「“音がどんな感じで鳴るのか”とか、あとは“人の五感に合う音がどんな感じなのか”とか…」
こもり校長「そこの音の感じとかっていうのを勉強して、自分の中では、ライブ制作の中でそれこそ音響とかやってみたいなってこと?」
ULTRAK「そうですね。“音響エンジニア”っていう職に、将来は就きたいなって思ってます」
こもり校長「なるほどね。でも、東京大学理科一類ってすごい難関じゃない?」
ULTRAK「はい」
こもり校長「今、どうなの? どんな手応えなの?」
ULTRAK「共通テストの方はそこそこなんですけど、記述試験の方が、良くてC判定か、DかEか、ぐらいなんですよね」
こもり校長「うん…。自分的にはどうなのよ? 手応えとしては」
ULTRAK「まだあんまりないっていう感じなんですよね」
こもり校長「どうですか? 上田先生から見て、この現段階と言うか」
上田先生「そうですね。まあでもまだ現役生なんで。現役生ってやっぱここから、秋から冬にかけて、また受験直前まで伸びるって言われてて。たぶんこの模試って秋に受けてる模試なので、たぶんそこから今までもめっちゃ勉強してるし、テストまでもまだめちゃめちゃ勉強するんで。私も全然、秋とかAとかじゃなかったんで、全然希望があると思ってます。
なので、“現役生は伸びる”という言葉を信じれば、自分が頑張ったもん勝ちなんで。模試なので、全然大丈夫だと思ってます」
こもり校長「なるほど」
ULTRAK「はい!」
こもり校長「逆に、今ULTRAKが不安に思ってることっていうのは、どこら辺なの?」
ULTRAK「模試とか解いてて、東京大学の問題っていうのが、問題の難易度的にはめちゃくちゃ難しいのもあるんですけど、“そこそこ難しいのをどれだけ短い時間で処理できるか”って僕の中では思ってて。それが理科、特に物理なんですけど、理科とか、あと数学とかで、そういう短い時間での処理っていうところがまだちょっと自分の中でうまくできないなっていうのが悩みです」
こもり校長「そういうのって、どういう練習をするのがいいんですかね?」
上田先生「やっぱり時間が足りないっていうのは、たぶんもう練習していくしかないかな、と思っていて。
私はその練習をする時に、自分がどれぐらい時間をかけたかっていうのを結構メモるようにしてて、“問題1問解くのに大体20分かかった”とかで、ストップウォッチを絶対につけて勉強してました。
なので、大体25分ぐらい経ったら、解けなさそうだったらもう諦めてやめるっていう練習もしてたりとか、あとはもう頑張って時間内に解ききる練習っていうのもしました。
自分で時間を意識する勉強を積み重ねることによって、自分の中でも体内時計みたいな感じも出てくると思うんで、最後の方はもう基本的にはそういう訓練を繰り返し繰り返しやるしかないのかな、と思います」
ULTRAK「はい」
こもり校長「そうですよね。たぶんタイマーで測りながらやってずっと重ねてくと、自分の何となくの感覚で“この時間かかってこれぐらいしか解けないんだったら、もう捨てた方がいいな”とか」
上田先生「そうですね」
こもり校長「そこの“捨てる・拾う”を、自分の中でちゃんと線を決める、っていうのが、練習になるってことですよね」
上田先生「結局テストは戦略なんで!」
アンジー教頭「なるほど!」
こもり校長「は〜、考えたことない! 俺、人生でテストに戦略持ってったことないな」
アンジー教頭「私もない(笑)」
こもり校長「未だにテストとか受けるけど。
そっかそっか。ULTRAK、なんか聞いてみたいこととか、相談したいこととかってある?」
ULTRAK「数学の問題とかで、見たことない問題とかが出た時に、全く手が止まってしまうって言うか、どう考えたらいいのかが全くわかんなくて、その問題を全く解けなかった、みたいなことが結構あるんですけど。そういう時ってどうやったら対処できるのかな、っていうのが聞きたいです」
上田先生「そうですね。見たことない問題が出た時っていうのは、たぶん割と、往々にしてあると思うんですけど。受験勉強の範囲はある程度決まってて、みんなが解いてきてる問題って大体一緒だと思うんですよ。なので、ある程度自分に自信があれば、自分が見たことないってことはみんなも見たことないってことなんで、その時点で焦った者負けなんですよね。
“みんなも絶対焦ってる。だから僕も焦って大丈夫だ”、“でも、僕は落ち着くぞ”ってそこで思えた時点で、まず1段階目クリアだと思うんですね。そこで焦り続けると、後にも尾を引いちゃうので、まずは落ち着くことが第一で。
で、2つ目。その後に、その問題が受験の問題ということは、絶対に出題者は何かの力を測りたくて出してる問題なので、“この出題者は何を聞きたいのかな?”っていうメッセージを読み取る、っていうのが大事かなと思います。
なので、問題文とか短いと思うんですけど、その要所要所から“何の問題なんだろう?”って、入試問題だから絶対自分が解いたことがある問題に行き着くはずなんで、“どの問題に当てはまるかな?”とか、“自分の得意な問題の解き方に当てはめられるかな?”みたいなことを、しらみつぶしに試していくっていう作業が落ち着いてできると、簡単になるのかなと思いました」
ULTRAK「は〜。ありがとうございます」
こもり校長「めちゃくちゃ具体的!」
上田先生「(笑)」
アンジー教頭「人生においても使えそう」
こもり校長「本当にそう思ったよ」
そんなRN ULTRAKへ向けて、こもり校長、アンジー教頭、上田彩瑛先生が、カロリーメイトにメッセージを書いて送るぞ!
アンジー教頭からのメッセージ!
『ポジティブシンキング!!』
アンジー教頭「この一言に尽きるなと思っていて。今までの応援部を通して、上田先生の話も聞いてて、やっぱり知らないことだったりとか、自分のタイム感とかスケジュール感とか、受験においてどうしてもみんなネガティブな方に物事を捉えがちになる瞬間が多いけど。でも、逆転の発想でポジティブに考えた時に、“どうやって視野を広げるか”っていうことを、上田先生からの話を聞いて私はすごく思ったから、1回立ち止まった時に“あ、どうしよう! 立ち止まってる自分がいる!”ってネガティブになるんじゃなくて、“1回立ち止まったけど、そこから見えてくるものがあるな”っていうポジティブな足の止め方って言うか、立ち止まり方をしてほしいなと思いました!」
こもり教頭からのメッセージ!
『ハモれ!!』
こもり校長「これは、技術的にも、想い的にも、というところで。
さっき言ってくれた上田先生のアドバイスみたいに、自分の感覚と、自分がやっていることっていうのの調整。やっぱそこがピタッと同じになる瞬間って絶対あるし、自分がそのチューニングを合わせるのって結局練習していくしかない。自分の感覚と自分の技術がばっちり合う瞬間っていうのは、やっぱやってきた時間とか、努力とか、それはもうここから先の限られた時間の中で、ULTRAKがめちゃくちゃ追い込まなきゃいけない部分。そういった意味でも“ハモって”ほしいし。
あとは、“想い”だよね。“いつしか、自分は憧れの乃木坂46先生と絶対に何かやるんだ!”とか、“音響を学んだ先に、音楽をもっと広げてあげるんだ!”っていう自分の想いと、その先の未来。今の想い、そして未来の自分の姿、っていうのを、ばっちりハモってほしいっていうところがあるから。
受験が成功したら終わりじゃなくて、その先の未来も見据えてという思いも込めて、この言葉を送らせてもらいます」
ULTRAK「はい。ありがとうございます」
上田彩瑛先生からのメッセージ!
『落ち着いて 出題者のメッセージを感じよう!』
上田先生「さっきも言ったことなんですけど、困ったらちゃんと立ち戻って、“何のために入試を解いてるか?”っていうことに戻ってもらえればいいかな、と思いました」
こもり校長「この『メッセージメイト』を入れた“SCHOOL OF LOCK! 特製スペシャルBOX”を、音声メッセージ入りのチェキとともに送ります!」
アンジー教頭「BOXの中には、カロリーメイトが5つ入っています! 一緒に頑張りたい仲間がいたら、ぜひ、差し入れしてあげてください!」
ULTRAK「はい。ありがとうございます!」
こもり校長「最後に、ULTRAK。改めて、宣言を聞かせてくれ!」
ULTRAK「はい。僕は東京大学理科一類に現役合格して、自分の夢を追い求めます!」
こもり校長「よし頑張れよ!」
アンジー教頭「頑張れ!」
上田先生「頑張って!」
ULTRAK「はい! ありがとうございます!」
♪ シンクロニシティ / 乃木坂46
こもり校長「もうこっから先、自分で頑張らなきゃいけないっていうところも大きいけど、それこそ“乃木坂46先生が好き”とか、自分の好きなものが見えてるっていうのは大きい力になると思うから。
どんどん世の中は年末に向かってますから、ちょっと引っ張られる瞬間もあるかもしれないけど、自分の夢に向かって、ラストスパート頑張ってくれ!」
こもり校長「ということで、上田先生。今日はいかがだったでしょうか?
上田先生「そうですね。東大を目指してる子ということで、進学選択(進学振り分け制度)の説明がつたなかったので、もし興味のある方はホームページとか見てもらったらな、と思ったんですけど」
こもり校長「そんなことないですよ!」
アンジー教頭「めちゃくちゃわかりやすかったです!」
上田先生「でも、すごいいい制度だと思うので、ぜひ、これをきっかけにいろんな人に知ってもらえたらよかったな、と思いました」
こもり校長「さあそして、12月も残りわずかということで、ここで来年1月の特別コーチを発表したいと思います!」
アンジー教頭「来月、受験生の君にエールを届けてくれるのは、この方です!」
こもり校長「現役弁護士芸人、こたけ正義感先生!!!」
こもり校長「こたけ正義感先生は、国立・香川大学法学部出身! そして、立命館大学大学院時代も『勉強漬けの2年間』を送るなど、努力を重ねてきた先生です。
1月は共通テストも控えているということで、その辺りについても、色々とお話聞いていきたいと思います!」
こもり校長「“応援してほしい!”という受験生は、応援部の特設サイトにあるメッセージフォームから、『宣言メイト』、受験にまつわる宣言を送ってください!」
アンジー教頭「送ってくれた受験生の中から抽選で、毎週6人に、カロリーメイト“SCHOOL OF LOCK! スペシャルボックス”を差し入れします!」
今年もSCHOOL OF LOCK!とカロリーメイトは、君が春を迎える瞬間まで、全力で応援を続けます!
聴取期限 2024年12月27日(金)PM 10:00 まで