名前も知らない1学年上の先輩にメッセージを届けたい生徒に逆電!
2018.10.19
応援部
とーやま校長「SCHOOL OF LOCK! 校長のとーやまです!」
あしざわ顧問「教頭のあしざわ改め!応援部顧問のあしざわです!この応援部では現在、『宣言メイト』と『応援メイト』この2つを募集中!」
「『宣言メイト』は、受験にまつわる決意、宣言を聞かせてもらう授業!
とーやま校長「宣言、決意を聞かせてもらうことによって、君の本当の気持ちを聞かせて欲しいと思っている! そして、その気持ちをガッチガチに固めて欲しいと思っている!」
「『応援メイト』」は応援したい人がいる、という君の想いを届ける授業!
とーやま校長「想いは、伝えないと届かない!!」
さあ、今夜は「応援メイト」に応募してくれた生徒に逆電!その想いを聞かせてもらおうと思う!
あしざわ顧問「もしもし!」
雨降るレモン畑 神奈川県 17歳 女性
雨降るレモン畑「もしもし!」
あしざわ顧問「雨降るレモン畑は、17歳ってことは高校何年生?」
雨降るレモン畑「高校2年生です!」
あしざわ顧問「中2高2は……フリーーーーダーーーーーム!!!!」
雨降るレモン畑「フリーーダーーーム!」
あしざわ顧問「ナイスフリーダム! 良いフリーダムが入ったってことで…」
とーやま校長「入ったってことで?(笑) 誰に対して言ってるんですか」
あしざわ顧問「お互いに分かち合ったわけですよ! 良いフリーダム入ったよな、レモン畑!」
雨降るレモン畑「…はい(笑)」
とーやま校長「完全に困ってるじゃん(笑)」
<ナイスフリーダム!>
あしざわ顧問「富山の生徒もこう言ってるもん。入ったってことですよ」
とーやま校長「解説者の意見だったから…(笑) 当人ですよね?」
あしざわ顧問「客観的に見て、入ったなってことです(笑)で、雨降るレモン畑は『応援メイト』に応募してくれたってことだけど、誰かに応援を届けたいってことで間違いないよね?」
雨降るレモン畑「はい! 間違いないです!」
あしざわ顧問「早速だけど、お前が応援を届けたい相手は誰?」
雨降るレモン畑「10日前の雨の日に傘に入れてくれた名前も知らない先輩です!」
あしざわ顧問「おお! ちょっと聞きたいことがたくさんあるぞ!」
とーやま校長「これは本当にあった話なの?」
雨降るレモン畑「本当です!」
とーやま校長「ドラマとか漫画のような話だね」
あしざわ顧問「一つづつ聞いていくけど、10日前に何が起きたの?」
雨降るレモン畑「その日、朝は晴れていたんですけど午後から雨が降って来て。私は傘を忘れてしまって放課後は雨に濡れながら学校から帰ったんですけど、そのときに私が歩いていたら『駅まで行くの? 傘入る?』って初対面なのに傘に入れてくれたんです」
とーやま校長「男子、女子どっち?」
雨降るレモン畑「女子です!」
とーやま校長「制服は一緒だったの?」
雨降るレモン畑「はい。一緒でした」
とーやま校長「じゃあ、先輩なんだね。でも、面識はなかったんだ?」
雨降るレモン畑「なかったです。それで一緒に帰る中で学年が一つ上っていうのを知りました」
あしざわ顧問「初対面だったんでしょ。ドキドキしなかった?」
雨降るレモン畑「ドキドキしました!」
あしざわ顧問「緊張するよなぁ。どんな話をしたの?」
雨降るレモン畑「そのときは学年のことと、勉強のことを話しました!」
あしざわ顧問「勉強のことっていうのは?」
雨降るレモン畑「私の通っている学校は受験をする人が学年の2割くらいしかいなくて。その中で勉強しているのが辛くて泣きそうっていう話を先輩がしてくれました」
あしざわ顧問「付属高校ってことなんだね。じゃあ、多くの生徒はそのまま付属している大学に進学するけど、傘に入れてくれた先輩は別のところに受験するんだ」
雨降るレモン畑「そうです!」
あしざわ顧問「話している間、どんなことを思った?」
雨降るレモン畑「一緒に受験する人が周りにいないので、大変なんだろうなって思いました」
あしざわ顧問「名前も知らないって言ってたけど、その子に応援を届けたいっていう気持ちになったのはどうして?」
雨降るレモン畑「話していて、すごく自分の未来の可能性を広げたい。大学に受かりたいっていう気持ちがすごく伝わって来たので、ぜひ大学に合格して欲しいと思いました!」
あしざわ顧問「先輩の話を聞いて、雨降るレモン畑自身にも変化みたいなことが起きたりしたってこと?」
雨降るレモン畑「はい! 私も受験をしようと思っているんですけど、先輩のやる気を見て、私ももっと頑張らないとな、ってモチベーションが上がりました!」
あしざわ顧問「雨降るレモン畑も、周りに受験するクラスメートが少ないんでしょ?雨降るレモン畑からしたら先輩だけど、仲間みたいに思えたのかな」
雨降るレモン畑「はい!」
あしざわ顧問「なるほどね。その人に、応援を届けたいと! でも、先輩とは連絡を取れているわけじゃないんでしょ?」
雨降るレモン畑「取れてないです。雨の日から会えてないんです」
あしざわ顧問「名前も分からないし、学校で会うのも難しいか…」
とーやま校長「匂いを頼りに行くしかないよなぁ」
あしざわ顧問「犬じゃないんだから(笑)」
とーやま校長「先輩の匂い覚えてない?」
雨降るレモン畑「覚えてないです(笑)」
とーやま校長「そうか〜。それに雨で流されちゃってるだろうからね」
あしざわ顧問「でも、これはぜひとも届けて欲しいわ!」
とーやま校長「先輩に渡せたらいいね! また同じ雨の日とかに雨降るレモン畑が傘を持っていて、校門とかで待ってたら、その先輩が来て…。まあ、先輩が傘を持ってたら終わりだけど」
あしざわ顧問「いや、一緒に帰ればいいじゃん(笑)」
とーやま校長「そこは相合傘で行って欲しいからさあ。そこで”この間はありがとうございました!”って言って、その流れで渡せたらきれいだなって思って」
あしざわ顧問「もし、タイミングが合ったら渡して欲しいね」
雨降るレモン畑「はい! 渡したいです!」
あしざわ顧問「せっかくこうやって電話を繋いでいるし、その先輩に向けて気持ちを届けてみようか!」
雨降るレモン畑「はい! 相合傘をしてくれた名前も知らない先輩へ。仲間が少ない中、自分の目標に向かう先輩は、カッコいいと思います! 私も受験をしようとしているので、とても刺激を受けました。進むと決めた道を信じて、合格を勝ち取ってください! 頑張れ!!!」
あしざわ顧問「よし! 間違いなく飛んで行ったよ!」
とーやま校長「いい言葉!」
あしざわ顧問「先輩と出会えたことは運命だと思うし、きっと大切な仲間になれるはずだから。雨降るレモン畑には5個入りのカロリーメイトのボックスを送らせてもらうぞ!」
雨降るレモン畑「ありがとうございます!!」
あしざわ顧問「それにメッセージを書いて、もし直接会えたら気持ちも伝えて差し入れしてくれよ!」
雨降るレモン畑「はい!」
とーやま校長「そのときに初めて名前を知ることになるかもしれないね」
あしざわ顧問「お互い励ましあって頑張って欲しい! 雨降るレモン畑も引き続き頑張れよ!俺は、お前に向けて気持ちを届ける! 祈ってるよ!引き続き、受験生の応援、宜しく頼むね! ありがとう、雨降るレモン畑!!」
雨降るレモン畑「ありがとうございます!」
♪ RAIN / SEKAI NO OWARI
あしざわ顧問「雨降るレモン畑と先輩が会ったときの雨は、セカオワ先生の『RAIN』のような、優しい雨だったのかなぁ。受験をしている側は、どうしても自分は独りだって思ってしまうけれど、こうやって見えないところで応援してくれている人がいるっていうのは、受験頑張ってますっていうやつらには力になったと思う!」
とーやま校長「まさか、先輩もこのときのことが雨降るレモン畑に対してこのような感情を生んだことは今も知らないわけで。カロリーメイトが先輩の手に渡った瞬間に、先輩もしんどい状況だけど、こんなことを思ってくれていたんだ。頑張ろう! って思えるはず。話を聞いていてそう思いました」
あしざわ顧問「応援したい人がいる、という君は『応援メイト』から応募待ってます!応援したい仲間の分のカロリーメイトを届けます!」
そして「宣言メイト」を送ってくれた生徒の中から、毎週5人の生徒にあしざわ顧問ととーやま校長が直筆で応援メッセージを書いたカロリーメイトを差し入れしていきます!
詳細は全て特設サイトからチェックして下さい!
【 宣言メイト 】
【 応援メイト 】
【 応援部 】
あしざわ顧問「ここで、みんなには『応援メイト』の特設サイトを見てもらいたい!応募フォームの下の方に行くと、いくつかTwitterが表示されていると思う!」
実は、「#応援メイト」でTweetすると、このサイトにその応援が集まってくるシステムになっている!
受験生に「応援を届けたい!」という生徒は、良かったらカロリーメイトに応援メッセージを書いて、「#応援メイト」でつぶやいて欲しい!
あしざわ顧問「みんなの応援Tweetを集めて、このサイトを、受験生がどうしようもなく辛い時にやって来て、いつでも力をもらえる、全受験生を応援するページになっていくので、ぜひとも協力して欲しいと思います!」
改めて、「受験生を応援したい!」という思いを持っている生徒は、良かったら「#応援メイト」で参加してください!
お前たちは1人じゃない!
SCHOOL OF LOCK! は、学校を挙げて頑張る受験生を応援しているぞ!!!