
髙野「生徒のみなさんこんばんは!“いま”を学ぶ超現代史の講師、ベースの髙野清宗です。本日は夜にもかかわらずたくさんの生徒のみなさんにお集まりいただき、誠にありがとうございます。先週からSCHOOL OF LOCK!内でお知らせさせていただいていた通り、今夜は僕、髙野清宗から生徒のみなさんに報告がございます。まずは黒板を書きます」
髙野「わたくし髙野清宗!今月から、新たに、!Mrs. GREEN APPLEの・・・!リーダーに就任いたしました!!!!」

(ざわざわざわ・・・記者会見風)
髙野「えー、落ち着いてください!落ち着いてください!元々、Mrs. GREEN APPLEのリーダーは結成当初からギターの若井滉斗が担当していたのですが、これからは僕が新リーダーとしてバンドをまとめていきたいと思います!!」
大森「あのーすみませーん!週刊ミセスの大森と申しますが・・・!リーダーに就任して、今の率直なお気持を聞かせてください!」
髙野「えー、そうですね、誠に急ではございますが、わたくしがこれからMrs. GREEN APPLEのリーダーとして本当にみなさんに誇れるような、そんなリーダーになって行きたいと思っております!」
大森「一部の生徒の中では、このお知らせが“結婚”なのでは?という噂があったようですが・・・?」
髙野「あー・・・はい。そうですね・・・」
大森「そういったご予定は・・・!?」

髙野「ちょっとこの場では回答を控えさせていただきます・・!では、以上をもちまして僕からのお知らせは終わりとなります。みなさんお聞きいただき誠にありがとうございました!」
大森「生徒のみなさんこんばんは!“いま”を学ぶ超現代史の講師・・・!」
全員「Mrs. GREEN APPLEです!」
大森「ボーカル大森元貴です!」
髙野「ベースの髙野清宗です!」
大森「突然の記者会見そして報告にびっくりした生徒もいたと思いますけど」
髙野「はいーー」
大森「28歳になったばかりの髙野先生が今月からミセスのリーダーになったということでね!」
髙野「はい!ご報告させていただきました!」

大森「これはなんか・・・「結婚なんじゃないか!?」っていう声もね」
髙野「一部ね!一部っていうか、かなりその噂は立ってたみたいだけど(笑)」
大森「ごくごく自然なことですけどね!もう28歳だからね!」
髙野「まあ年齢とか考えるとね~」
大森「そもそもミセスにおけるリーダーとはどんな存在なのか?生徒のみなさんにも説明したいんですけど」
髙野「うん。いわゆるバンマスとは違う」
大森「バンマスって、バンドマスターのことね。ちょっと難しいんだけど、まとめ役が他にいる・・それは僕なんですね、大森がバンドマスターをやってて」
髙野「ミセスの方向性やどんなことをやっていきたいかっていう舵取りを大森がやってくれてて、リーダーっていうのは本当にメンバーのまとめ役。メンバー5人の意見をまとめたり、スタッフとのやりとりだったり、そういうことでメンバーのまとめ役ってところでリーダーっていうものがあるかなって」
大森「まあ最初はリーダーは若井って言ってて僕が主軸を取ってたんですけど、曲を書いて、方向性も決めて、リーダーもやるのはちょっと不公平だって・・俺がね!僕がそう思って。若井ちょっと同い年なんだからあなたも頑張りなさいっていうことで若井に無理やり就任させたんですけど~、それが結成7年ぐらいかな?このタイミングで髙野になるってことで」

髙野「そうですね」
大森「まあだから・・僕がオーナーで、リーダーが店長みたいな・・そんな感覚」
髙野「すごい分かりやすいと思う」
大森「まあ、リーダーが何って難しいね!」
髙野「うん、まあでもやっぱみんなの・・」
大森「まあでもぐちゃっとした時に全部責任取る人です!!」
2人「(笑)」
大森「だから髙野はベース兼責任担当みたいな」
髙野「まあそうだね」
大森「だから僕が自由にやりやすくなるっていう。いけにえに捧げるっていう意味の、リーダーってことで(笑)」
髙野「頑張ります!」
大森「と言う事で今日も授業をしていきます!黒板書きます!」

髙野「お願いします!」
大森「は~い」
髙野「お・・・?今日ちょっと長いですね!」
大森「そうですね。髙野清宗、結婚!!」
髙野「違いますね!!!」
大森「違いますね!!!(笑)ってことでせーの!」

『Attitudeリリース 記者会見!』
(ざわざわ・・・記者会見風)
大森「今日は、週刊ミセスの大森記者以外にもね、これ面白い設定だね」
髙野「面白いね、週刊ミセスってありそうだね」
大森「全国からたくさんの記者さんがまだ記者会見の会場にいらっしゃるということで・・・「はじめめ」記者―??」
はじめめ「はい!」
大森「こんばんは、Mrs. GREEN APPLEボーカル、大森元貴です!」
髙野「ベースの髙野清宗です!」
はじめめ「こんばんは、東京都、17歳、はじめめです!」
2人「はじめめ記者~!」
大森「『Attitude』買ってくれたんだよね?」
はじめめ「はいもちろん!」

大森「聞いてみてどうだった?」
はじめめ「何て言うんですかね・・元貴先生のすごく真っ直ぐで素直溢れる歌詞がグサグサに刺さって、ああ言うリズミカルな曲調なのに言ってることはすごく大きなことや小さなことや憂いとかを感じてましたね」
大森「すごい、ありがとうございます。そしてはじめめ記者は質問があると言うことで・・?」
はじめめ「はい、アルバム1曲目の「InsPirATioN」カタカタカタカタって音あるじゃないですか?あれが、僕は探偵映画とかで出てくるタイプライターかな?・・・って思ったんですけど、それはどうですか?」
大森「おっ、それはね・・・大正解ですね~!」
はじめめ「お~~!」
大森「そうそう、今その部分流れてるけど、文字を打つ音だよね。と言うか打つ音だけど。この「InsPirATioN」ってタイトルにもある通り、まあ聞いた人がイメージしたらいいと思うんだけど、作家の意図としては、僕が本当に作業場で曲を作ってる状態だったり頭の中を音源化して落とし込もうと言うことで製作して」
はじめめ「あーなるほど・・!」
大森「だから誇張してるんだけど、タイプライターってそう言うことの派生した音になってますね。だから大正解ですはじめめ記者!」
髙野「すごー!」
はじめめ「ありがとうございます!」
大森「うん、いいですね~。髙野さんどう?ちゃんと聞いてくれてる生徒がいるってのは」
髙野「これはちなみにどうやって調べたの?カタカタは」
はじめめ「これは、なんか探偵映画とかで聞いたことあるなと思って、そう言うキーワードで「カタカタ音 ドラマ」みたいなので調べていって、タイプライターっていうのが出てきて・・!」
2人「すごいね~!素晴らしい」
はじめめ「これかな??っていう」
大森「いやでも音源を掘り下げていく上でそういう調べ方ってまさに嬉しいよね」
髙野「うん、嬉しい~!」

大森「本望っていうか」
2人「ありがとうございます」
大森「ということではじめめ記者ありがとうございます」
はじめめ「ありがとうございます!」
大森「はい。ということで、続いての記者もいるということで~~「とことぅん」記者―??」
とことぅん「はーい!」
大森「Mrs. GREEN APPLE大森です!」
髙野「髙野で・・清宗、です!!」
2人「(笑)」
大森「ちょっと・・(笑)」
髙野「いや、大森元貴っていうと思って・・大森って言っちゃったんだね」
大森「髙野で清宗ですは面白かったな~~」
髙野「はい、髙野です!」
大森「改めてお名前は?」
とことぅん「大阪府のとことぅん記者です!」
2人「とことぅん記者!」
大森「とことぅん記者も『Attitude』は買ってくれたの?」
とことぅん「はい買いました」
大森「どうだった?」
とことぅん「ダイジェスト映像が発売後の会見だったじゃないですか、だから、フラゲした時に聞いたんですけど、その時に先入観ゼロで聞いたので、1曲1曲がすごく深く刺さりました!」
2人「おお!素晴らしい」
大森「とことぅん記者もなにか質問があるの?」
とことぅん「はい、私はこのアルバムの中で「クダリ」が1番お気に入りなんですけど、雑誌のインタビューで、「クダリ」は昔から1番だけ完成していて、今回収録するために2番目以降を作った」ってことを知ったんですけど、その2番以降は1番の歌詞を思い出しながら書いたのか、今の視点で新しく書いたのかが気になったので教えてください」
大森「お~~~いいですね~~~。新しい着眼点ですね。これはね、どっちでもあるんだよね。「クダリ」って4~5年前の曲なんだけど、おっしゃる通りで1番だけ、ワンコーラスの状態で出来上がっててメンバーとスタジオ入って合わせたりしてたんだけど、まだ演奏力や表現力含めてなんかピンと来ないなっていうのでお蔵入りしてたんだけど、今回『Attitude』っていうすごく内省的なアルバムを作るってことで書いてみよう!ってなった時に、僕は最初2番を作り上げる上で、やっぱり4~5年経ってると当時の気持ちっていうのもね・・当時は10代で多感な時期だったから、全然もう違うなーと思ってたんだけど、書き始めたらやっぱ色々当時のことを思い出してくるんですよ」
髙野「うーーーん」
大森「うん、で、結局書いてること変わんないんだなとか思ったから・・・なんかね。そう。元々の歌詞にプラスする感覚でありながら当時の気持ちにもなってって・・・自分でも形容しがたい不思議なね。今とことぅんが言った2つの感情に同時になったんですね」
とことぅん「あ~~~」
大森「だから、どっちかっていうよりは、なんか変な不思議な気持ちでしたね~。大丈夫かな?こんなふわっとした回答で」
とことぅん「はい、全然大丈夫です。ありがとうございます」
大森「ありがとう。髙野さんどう?こうやって歌詞についてね」
髙野「でもほんとに、歌詞についても掘り下げてくれるというか、どういう意味なんだろうとかどういう背景があるんだろうとか、気にしてもらえるっていうのはすごく嬉しいなって純粋に思いましたね」
大森「うんうん、ありがとうございます。とことぅんは特に「クダリ」が好きなんだね?」
とことぅん「はい」
髙野「うん」
大森「あら、嬉しいな~。それはもうほんと、4~5年前の大森も喜んでると思います。今も喜んでるけど。ということで、とことぅんありがとうございました!」
髙野「ありがとう!」
とことぅん「ありがとうございました!」
大森「いい質問ありがとうね!」じゃあねー」
とことぅん「はい」
M. クダリ / Mrs. GREEN APPLE

大森「お届けしたのはMrs. GREEN APPLEで、10月2日にリリースしたアルバム『Attitude』から、「クダリ」でした」
『Attitude』特設サイトはコチラ
大森「ということでそろそろ授業終了の時間になりました!」
髙野「はい!」
大森「どうだった?『Attitude』記者会見」
髙野「いやー、でもみんなからの質問がすごくいい内容で、音や歌詞に対してすごく掘ってくれてるっていうのはね、すごく嬉しくて」
大森「いや、はじめめもね、わざわざタイプライターをディグってくれてね!」
髙野「ディグってくれたね!(笑)」
大森「サーチしてくれたわけだからね。まあ髙野がリーダーになったということで・・・じゃあ、最後のアドレス読みを、じゃあ・・ブッチェ先生!」
ブッチェ「はい!ミセスLOCKS!では、生徒みんなからの“今の悩み”“今、僕たちに聞きたい事”『Attitude』について気になることなど!“いま”に関するメッセージを何でも自由に受け付けています!メール、掲示板、番組ウェブサイトへは、全てこのアドレスから……!www.tfm.co.jp/lockロックのスぺルは、エル・オー・シーケー!鍵のロックです!」
大森「エル・オー・シーケー!だからね。鍵のロック、アールじゃないからね!」
髙野「はい!」
大森「ちなみに昨日はミセスの元リーダー・・・悲しいねこの響き・・」
髙野「悲しいねこの肩書き・・・!(笑)」
大森「元リーダーの最年少!歯が小さい若井先生のお誕生日でした!」
2人「おめでとうございましたー!!」
大森「たくさんお祝い書き込みありがとうございました!ということで僕たちとはまた来週!この教室でお会いしましょう!超現代史の講師!大森元貴と!」
髙野「髙野清宗でした!」
全員「以上!Mrs. GREEN APPLEでした!」

授業終わりに髙野先生の誕生日をお祝いしたぞ!!
髙野先生おめでとう~!!!
