第5問
次のうち、JASRACで著作権手続きができないのはどれ?
A お店で音楽を流す
B 編曲をする
C コンサートを開く
D 楽譜をコピーする
正解は【B】編曲をする
音楽には著作権があるので、他人の作品を使う場合は、つくった人からOKをもらう必要があります。
JASRACは、音楽をつくった人=クリエーターから著作権を預かって、音楽を使う人の窓口になっています。A、C、Dなら、JASRACは関係する権利を預かっているため、いずれもJASRACで著作権続きをすることができます。
しかし、JASRACは「B:編曲をする」ことに関する権利を預かっていません。
編曲をしたい場合は、直接クリエーターから同意を得る必要があり、多くは音楽出版社という会社が窓口になっています。
編曲の仕方によっては、つくった人の人格や名誉に関わること(著作者人格権といいます)にもなりますので、十分に注意しましょう。