聴取期限 2021年1月27日(水)PM 10:00 まで
(※教室のドアが開く音)
藤原「SCHOOL OF LOCK! “公式”の講師。
Official髭男dismボーカルの藤原聡です!」
小笹「ギターの小笹大輔です」
藤原「共通テストがありましたね。」
小笹「そっか、そういう名前になったのね!お疲れ様でした!」
藤原「センター試験じゃないですからね。受験生の皆さん本当にお疲れ様でした!」
小笹「お疲れ様でした!」
藤原「なかなかなイレギュラーな年だったと思うけど。」
小笹「そうだよね。すごい大変だっただろうな。」
藤原「みんなの未来が明るいことを心から祈念しております。」
小笹「明るい未来、広がってるはず!」
藤原「みんなの受験の頑張りに比べられるもんじゃないけど。我々の日常と言ったら、まぁスタジオ篭りの日々でね。」
小笹「あと「みんな頑張ったね」って話の後に言うことじゃないかもしれないけど、この年末年始、桃鉄ハマってまして…!2・3回やったんだけどヒゲダンで最初にやったやつが一番楽しかった!」
藤原「あれはちょっとミラクル起きてたからね!あの結果だけ見ると、大輔社長の圧勝なんだけれども、最後の年までだいぶ競っていたような…。北浜の物件をめぐって何か戦が起きてたよね?」
小笹「そうそう!それを強奪しまくるっていうね!」
藤原「その話を人にするんだけど、全然共感してもらえないのよ!それだけミラクルなことが、メンバー4人で初めてやった時の桃鉄には起きてたんだなっていう。」
小笹「あれを表に出すべきだったな〜!4人だけで楽しんじゃったけど、動画とか回しとけばよかった!(笑)」
藤原「そうだよね!」
小笹「またみんなで集まりたいね!」
藤原「そうだね!タイミング見て集まれたらね!」
小笹「まずはお仕事頑張ってね!」
藤原「そうですね!今回は二人で公式の講師らしい授業にしていきましょう!」
藤原「さてヒゲダン掲示板でこんな書き込みが届いています!ちょっと読みますね。」
universe流れましたね!
イントロからもう好き!って感じます!
universeのピアノ好きです。
あの…
ところでなんですけど、
髭男先生って公式の講師ですよね!?
公式いつつくるんですかぁ〜??
あ、でも私はヒゲダン先生のトークとかホームルームの授業好きです(o^∀^o)
福岡県 14歳 女の子
藤原「そうなんですよ。本当に申し訳ありません…。」
小笹「マジで何が公式の講師だよ、っていう(笑)」
藤原「ちょっとね、今回はブランクを抱えつつも行ってみましょう!」
髭男先生、ちゃおちゃ…こんばんは!!
UniverseのMV、素敵すぎて何度も観ています。
私は今年二十歳になりました。いわゆる新成人ですね笑
成人式はいいや〜と思って、(コロナ関係なく)行かなかったし、
同窓会はコロナのせいでなくなってしまったので、あまり成人した感がありません笑
今はなかなか行けないけれど、
友達とお酒を飲みながら話せるようになったことで感じるくらいでしょうか…笑
「二十歳」というと急に大人になったようにも思いますが、
髭男先生的、「大人の公式」ってなんだと思いますか〜??
それと、髭男先生の成人式のエピソードがあったら聞きたいです!!
埼玉県 20歳 女の子
藤原「成人式なんか遥か昔のことよ!(笑)」
小笹「聡っちゃん、覚えてる?」
藤原「当時バンドでドラムやりよって、そのバンドであるコンテストのグランプリを頂いたことがあって。それを知っててくれてる同級生が、”お前、バンドでめっちゃすごいことやってるらしいな”みたいな。”それで飯食うの?”みたいなことを聞かれて、”まあそんな甘かねぇよ”って言ったのをすごく覚えいます。
その頃は虚勢を張っていたというか、まあそれが叶えばそれはそれで面白かっただろうけど、”そんなのわかんないよ”って言ってた。成人式の時点ではこの道へのビジョンがなかったし。周りはやっぱり”どこ学部に入って、こんなところに就職したい”とか、もう進路決まってるやつは決まってて。なんか置いてきぼりを食らったような、そういう成人式だったな。
楽しいエピソードというより、”何かもっと考えなきゃいけないかも”ってちょっと焦った成人式だったような気がしたね〜!」
小笹「確かに事実、道筋なんて全く見えなかったよね。(笑)」
藤原「でも大輔は、いち早く”このバンドで飯食える”って言ってたからね!(笑)」
小笹「そう!自信だけはあった!曲がいいから!(笑)」
藤原「いやいや(笑)4人の中では、1番大ちゃんが将来のビジョンを見てたんだなって思った。あの話しよる時って、まだ二十歳ぐらいかな?」
小笹「そうだね。二十歳ぐらいの時に進路を決めたから、その時っていうことか。俺成人式は出たんよ。成人式出た後に喉の調子悪くなって、声が全く出なくなって、それで中学校の同窓会すっぽかすっていう(笑)”ごめん行けないわ”って感じで断って。成人した感がないっていうの、俺もそんな感じだったんだよね。あんまり人と話せず。そん時将来見えなかったな…。」
藤原「まあね〜!見えないよね、やっぱ!」
M. コーヒーとシロップ / Official髭男dism
藤原「ということで、大人=二十歳ではない!”大人”っていうこの2文字、難しいよね!大きい人!」
小笹「めっちゃ難しいね!今二十代後半だけど大人になれてんのかな…?」
藤原「わからんけど、ヒゲダンはなれてないと思うな!」
小笹「(笑)」
藤原「みんなダメだと思うな!そこに関しては!(笑)
これ難しいよね。”大人なんだから”っていう要素はポジティブな要素もネガティブな要素も含んでるっていうところがあって。
なんかこう、”大人のいいとこどり”していきたいよね!」
小笹「確かに!」
藤原「自分を高めるために使う“大人なんだ”っていうのはいいと思うけど、なんかネガティブなのは良くないと思うんだ!」
小笹「大人だから我慢しなきゃいけない、みたいな風潮あったりするけど、何かそれを撤廃してきたいね!」
藤原「そうだよね!これは理想の大人っていう解釈でいくと、両立なんだと思うんだよね。”やるべきこと”と”やりたいこと”の。わがまますぎず、でも自分のやりたいこともやってるみたいな感じだと思うんだけどね!」
小笹「さっき俺ら大人じゃないかもみたいなこと言ったけどさ、やっぱこう選べるものであってほしいな、みたいなのを何か話しながら思ってさ。
今は責任持って”大人だぞ”って言ってやるけど、大人になったからといっても、子供に戻れないわけじゃないっていう、そういうスタンスで生きていけたら幸せだなって思ったんだけど。」
藤原「いいこと言うやん!それや!!
これはどう式にしたらいいんだ?そんな式認められないよな…?(笑)それをでも形にしたいよな。」
小笹「うん!」
藤原「ここまでの真面目な流れで非常に恐縮なんですが、今回の授業を振り返ると、こういう公式はいかがでしょうか。
大人×桃鉄=子供!!!」
小笹「面白い!!」
藤原「どうですか?」
小笹「なんかユーモアがあるね!本当に”桃鉄”っていうことじゃなくて、“何か”っていうことだよね?」
藤原「桃鉄に興じているヒゲダンの俺達的な今のアンサー、これなんじゃないかなっていう!みんなで夢中になれることは、大人だからやっちゃいけない我慢しなきゃいけないってことはないわけじゃん?」
小笹「みんな心に”子供に戻れる何か”をきっと持っていて。」
藤原「いやほんとそう。”桃鉄”のところに、自分のなんか夢中になれるものを代入していただいて。ヒゲダンの場合は今は”桃鉄”よっていう。そうすると…
子供÷桃鉄=大人
になるからね、それが果たして逆としてちゃんと成立してるのかちょっと難しいところだけども。あくまでもこういう感じっていうことで、ブランクのあるヒゲダン二人的には、これでご勘弁頂きたいっていう!」
小笹「言い表すまでのところに、俺らの色んなことは詰めたつもり!」
藤原「記述式であってほしいよね!途中で部分点を頂きたいところですね!
ということで、整いました!」
大人×桃鉄=子供
M. Universe / Official髭男dism
藤原「Official髭男dismで『Universe』ということで今回は0点の二人ですね!」
小笹「公式作るのは難しかったわけだけど、『Universe』が言いたいこと全部言ってくれてるわ!(笑)」
藤原「そうですね(笑)楽曲で満点取りに行った感じはありますね!」
小笹「ちょっと言い訳がましく聞こえるかもしれませんが(笑)得意で好きなこと、本業はこっちなんだぞってわかった(笑)めちゃめちゃ自信なくしかけたけど、小手先じゃなくて、真摯に音楽に向き合ってるのは本当だって!」
藤原「大人どうのこうのっていうのは、ずっと答えはないでしょう!」
小笹「でも本当、音楽は責任感持った大人にもしてくれるし、わくわくした子どもにも戻してくれるし、やっぱり素晴らしいものだなと思った!音楽いいな!」
藤原「最高だね!」
小笹「『Universe』聴いて、音楽に救われました!」
藤原「ありがとう!過去のヒゲダンたち!」
小笹「ありがとう!」
藤原「では、今夜の授業は以上です。今日はもう帰ろう!」
聴取期限 2021年1月27日(水)PM 10:00 まで