5月になりました!
5月になったんですけど、今月(4月度)の登校最終日というタイムパラドックスのような不思議な日です!!!
今夜は、のーねんロックスで新授業がスタートします!
その名も...『 拝啓、好きな人 』。
能年玲奈が、好きな人へ文をしたため、その想いを、ただただ伝える、それが『 拝啓、好きな人 』。
記念すべき第1回、お手紙を書いたお相手は...宮本信子さんです。
みなさんご存知でしょうが、『 あまちゃん 』の中では、玲奈ちゃんが演じたアキのおばあちゃん"夏ばっぱ"を演じていたお方!
夫であった伊丹十三監督の作品など、代表作は数知れず。日本を代表する女優さんです!
そんな宮本信子さんへの想いを手紙にすることになった玲奈ちゃん。
手紙を書くにあたってとても悩み、そもそも宮本さんをどう呼んでいいのか...とすごく考えたそうです。
「あまちゃんの時は『 ばっぱ 』って言ったり『 宮本さん 』って言ったりしてたんですが、こういう時は何てお呼びしたらよいのか...
さらには自分もどう名乗ればよいのか、どう書き始めてどう締めくくればいいのか、すごく悩みました。
結局悩みに悩んで、ケータイの中で何度も書き直して、最終的に今日の授業の前に女子クラスで清書させていただきました」
・・・ということで、今日の授業前に女子クラスで手紙を書いた玲奈ちゃん。
悩みに悩んで、どんな手紙を書き上げたのか?さっそく朗読してもらいました。
拝啓 ばっぱさま
宮本さん、お久しぶりです!能年アキです!
あまちゃんの撮影が終わってからもう8ヶ月が経とうとしています。
時間が経てば経つほど宮本さんとご一緒できたことがどんなに特別な時間だったかヒシヒシと感じます。
宮本さんの演技、今でも目に焼きついています。
現場に立っているのがやっとだった私の演技のテンポを作ってくださったのは、いつも宮本さんでした。
私は宮本さんが作り出してくださる演技の呼吸に合わせて、乗っかっていくことでアキになることが出来ました。
現場の"いかた"、現場で自分がどういるべきか、という雰囲気も宮本さんが作ってくださいましたよね。
こもっちゃえばいいのよ〜とか、おうちで叫ばなきゃだめよ〜とか、集中するための道しるべを教えてくださいました。
疲れで朦朧としている時は、アキ、今日はだめね!と喝も入れてくださいました。
宮本さんに言っていただいた事で心が楽になって、それでも向かっていかなきゃ!と思えました。
けれど、もとよりこもりグセのあった私は毎日こもるようになってしまい、こんな事でいいのだろうか?と思いながらも、ずっとおこもりさせていただきました。
おこもり部屋でマイクを付ける宮本さんと短いお話が出来たのがとても幸せでした!
色んな現場に行って、分からないことがたくさんたまって、宮本さんにお話ししたいことがたくさんあるんです。
またお会いできるよう、頑張ります!
いつか記念館にお伺いしたいです!
能年アキ
M 暗夜の心中立て / 石川さゆり
・・・玲奈ちゃんが宮本信子さんに宛てたお手紙、いかがだったでしょうか。
ちなみにこの曲ですが、宮本さんにラブレターを送るということで、
石川さゆりさんの強い愛の力を借りて「宮本さんに届け!」という気持ちで選曲してくれました。
この手紙が実際に宮本信子さんの元に届くのかどうか...それは分かりません!
なんといっても「勝手に」好きな人への気持ちを手紙にしているだけの授業なので。。。
5月度の登校の時には何か進展があることを祈りつつ、今夜の授業は終了します。
あ、ちなみに手紙に出ている「おこもり部屋」というのは、
あまちゃんの撮影時にスタジオの一角にあった小さな部屋のこと。
玲奈ちゃんはよくそこに"おこもり"していて、宮本さんがマイクを付ける時などに雑談をするのが楽しみだったそうですよ。
それでは、玲奈ちゃんとはまた5月の4週目(26日週)にお会いしましょう!
ばいば〜い♪
追記:今回、手紙の全文を載せさせてもらいましたが、実際の手紙もちょっとだけお見せします!
(しっかり見せるのは恥ずかしいのでこのぐらいでお許しくださーい)