恋愛、相合い傘。逆電
2016.06.09
小芝風花
GIRLSLOCKS! 1週目担当の小芝風花ちゃん登校最終日です!!
風花「6月は雨の季節!今日は、雨を降らせて、一緒に相合い傘をしながら、恋愛相談をしていきたいと思います!」
題して……
恋愛、相合い傘。逆電
風花「雨って嫌だなーと思う人たくさんいると思うんですけど、雨のこのシチュエーションっていいじゃん!相合い傘できるなんて最高じゃん!って思ってもらえたらなと思っています!!じゃあ、早速…!!もしもし!小芝風花です!」
ヨシシ「東京都16歳ヨシシです!」
風花「ズバリ聞いちゃいますけど…好きな人はいるんですか?」
ヨシシ「はい!います。」
風花「おっー!詳しく聞いていってもいいですか?」
ヨシシ「はい。」
風花「好きになったきっかけはなんだったんですか?」
ヨシシ「僕バス通学をしてるんですけど、そのバスにたまたま中学の時の同級生がいてその子と一緒にいたのが彼女で、友達の友達みたいな感じで知り合って、で、乗る場所も降りる場所も一緒で、一緒になった時は帰ったりしています。」
風花「どんな話してるんですか?」
ヨシシ「テスト期間の時に会うことが多いのでテストの話したり、日常の会話したりとかが多いです。」
風花「そうなんですね。今回は恋愛相合い傘逆電をしていきたいんですけど、相合傘ってしたことありますか?」
ヨシシ「あります!」
風花「えっ!あるの?」
ヨシシ「ちょっと前の話なんですけど、その日雨が降ってて、駅で一緒になってそこから少しだけ歩きました。」
風花「あっ、えっ、今好きな子とって事だよね?詳しく聞いていい?」
ヨシシ「はい。」
風花「えっ!どっちの傘で?」
ヨシシ「僕のです。」
風花「入れてって言われたの?」
ヨシシ「バスが混ん出て、彼女がすぐ傘をさせなかったので入っていいよ。って」
風花「えっー男前やん!」
ヨシシ「でも1、2分くらいで学校は別なんですぐに別れ道になっちゃって。」
風花「相手も傘持ってるのに自分の傘に。ってことでしょ?えっーめっちゃいいやん!」
ヨシシ「初めてだったからぎこちなくて…彼女は僕の左側にいたんですけど、僕は右手に傘持ったまんまで…」
風花「左に持った方が楽やもんな。」
ヨシシ「そうなんです。あと、本当は自分の気持ちを伝えたいんですけど、実は彼女には彼氏がいて…」
風花「えっ!?」
ヨシシ「叶わないことはわかってるんですけどそれでもやっぱり伝えたいなって思って。」
風花「せつな!ドラマみたい!でも伝えたいって思いはあるんやんね?」
ヨシシ「はい!」
風花「そうやな伝えて欲しいなー。…じゃあちょっと私と相合傘をさして練習しませんか?
ヨシシ「はい。ぜひお願いします!」
風花「では雨!お願いします!!」
<雨が降る音>
風花「傘持ってる?」
ヨシシ「持ってるよ。」
風花「入れてもらっても、、いいかな?」
ヨシシ「いいよ。」
風花「おじゃましやす!!」
風花「テストどうだった?」
ヨシシ「えっー全然悪かったよ。」
風花「そうなんだ。勉強頑張ったって言ってたのにね。」
ヨシシ「うん。…あっ。分かれ道になっちゃったね。」
風花「早いね。」
ヨシシ「これから部活?」
風花「うん。頑張ってくる。ありがとうね傘。」
ヨシシ「ちょっと待って。」
風花「うん?」
ヨシシ「伝えたい事があるんだけど…後で伝えなくて後悔したくないから…」
風花「うん。」
ヨシシ「風花ちゃん…好きです。」
風花「!!!!!!!!!!!!」
風花「ちょっと!!ヨシシくん!!それはあかんわ!!それは卑怯やわーーーー!名前いうのはあかんわ!うわービックしたー熱い!!でもステキ!!」
ヨシシ「本当ですか?」
風花「大丈夫!!ヨシシくんなら伝えられる!!頑張って!応援してます!」
ヨシシ「ありがとうございます!」
風花「また話そうね!」
ヨシシ「はい!」
…梅雨入りをして本格的に雨が多くなってきたけど、みんなも雨をきらわず相合い傘してみてね!
それでは小芝風花ちゃんとはまた来月!この教室で会いましょう!!