芽郁「さて今夜は、昨年末からスタートしたこちらの授業をお届けしたいと思います!新しい授業です!」
『年下逆電』
芽郁「私よりも「年下」という条件だけで逆電をしていくというこの授業。私が今18歳なので、それより年下なら誰でもOKですけど、そうするとすごく若くなりません?まあでも中高生が多いですよね、きっと。早速、電話をしていきましょう!」
芽郁ちゃん!テス勉頑張ってます!応援してくださーい!
ちゃんめい
男の子/15/岡山県
男の子/15/岡山県
芽郁「なんかこの”ちゃんめい”ってする感じがもうチャラいんだけど(笑)大丈夫かな?ちょっと声を聴いてみましょう!」
TEL〜
芽郁「もしもし!」
ちゃんめい「もしもし!」
芽郁「チャラいですか?」
ちゃんめい「いや、全然チャラくないです」
芽郁「ふふ(笑)こんばんは!永野芽郁です」
ちゃんめい「ちゃんめいです」
芽郁「自分でちゃんめいって言うの恥ずかしいでしょ?今」
ちゃんめい「恥ずかしいです」
芽郁「ね、本人を前にしてね(笑)前にはしてないけど」
ちゃんめい「……」
芽郁「……。全然喋んないじゃん!」
ちゃんめい「(笑)」
芽郁「15歳ってことは中学3年生ですか?」
ちゃんめい「そうです」
芽郁「じゃあ高校入試ももうすぐだ。テス勉っていうのは、高校入試のテスト勉強?学年末試験のテスト勉強?」
ちゃんめい「入試の方の勉強です」
芽郁「じゃあ今すごい大変だ。志望校は定まってますか?」
ちゃんめい「定まってます」
芽郁「ええ〜、ドキドキするね!一日にどのくらい勉強してるんですか?」
ちゃんめい「そんなしてないです」
芽郁「え!?そんなしてないって言った?今」
ちゃんめい「そんなしてないです」
芽郁「ちょっと!」
ちゃんめい「いや……」
芽郁「「テス勉頑張ってます!応援してください!」って書いてあるから、応援しようと思って電話してるのに、全然頑張ってないんだったら切るよ!」
ちゃんめい「あ!してます!してます!」
芽郁「ははは(笑)勉強してる?」
ちゃんめい「してます」
芽郁「じゃあ勉強するの結構嫌だね」
ちゃんめい「勉強嫌いです」
芽郁「嫌いだよね、ほとんどの人が嫌いだと思う」
ちゃんめい「う〜ん」
芽郁「何かで息抜きとかするんですか?」
ちゃんめい「もう部活が終わっちゃったので、遊ぶだけしかしてないです」
芽郁「おっと。部活が終わって遊んでいるのか?」
ちゃんめい「遊んでます」
芽郁「遊んでます、じゃないわ!ちょっと〜、さっき頑張ってるって言うから電話切らなかったのに。切るよ!」
ちゃんめい「あ!が、頑張ってます!頑張ってます!」
芽郁「はは(笑)部活は何やってるの?」
ちゃんめい「サッカー部でした」
芽郁「そっかそっか、もう引退したのか。じゃあ今も学校終わった後とか、サッカーして遊ぶの?」
ちゃんめい「いや、どっかに集まって話を」
芽郁「待って!当てる!どこに集まるか当てていい?」
ちゃんめい「はい!」
芽郁「マックでしょ?」
ちゃんめい「いや、違います」
芽郁「違うんかい。どこで集まるの?スーパー?」
ちゃんめい「スーパーです」
芽郁「フードコートってこと?」
ちゃんめい「そう」
芽郁「へえ〜、やっぱ中学生ってそうなるよね!私もマックかスーパーだった。え、好きな人とかいないの?ねえ」
ちゃんめい「好きな人は……」
芽郁「おっ?」
ちゃんめい「いないです」
芽郁「嘘だぁ〜。いるでしょ!中学3年生、いるでしょっ」
ちゃんめい「いやあ」
芽郁「言ってみ?何ちゃん?くるみちゃん?(笑)」
ちゃんめい「……芽郁ちゃん」
芽郁「はははっ(笑)私!?」
ちゃんめい「はい!」
芽郁「私か。なんか私が恥ずかしくなってる(笑)ありがとう、なんか涙出てきた。ありがとうね、好きって言ってくれて!」
ちゃんめい「どういたしまして」
芽郁「じゃあ私たち両想いだね♥」
ちゃんめい「はい!!」
芽郁「はっはっは(爆笑)あなた今どこで電話してるの?」
ちゃんめい「自分の部屋で1人でしてます」
芽郁「1人でしてるの?やばいね(笑)みんなと一緒でふざけて電話してるのかと思ったら1人か。じゃあ今の告白はガチだね」
ちゃんめい「ガチです!」
芽郁「ガチで受け止めとくわ。ありがとう!」
ちゃんめい「はい!」
芽郁「高校受験の勉強頑張ってね!そんなに遊んでばっかいないで」
ちゃんめい「頑張ります」
芽郁「本当に、受かったって報告待ってますから!」
ちゃんめい「絶対します!」
芽郁「高校に行ったら、どんなことがしたいとかあるの?」
ちゃんめい「いや〜、遊び呆けたい……」
芽郁「(笑)ちょっとさ!切るよ!?」
ちゃんめい「あ、大丈夫、いや、切らないでください!」
芽郁「遊び呆けたい!?そうか、じゃあ遊び呆けるために、今はもうちょっと頑張ろ!」
ちゃんめい「はい!」
芽郁「あれなの?結構余裕で入れちゃう感じなの?」
ちゃんめい「2人に1人くらいは」
(プルルルル)
芽郁「電話鳴ってるけど大丈夫!?」
ちゃんめい「大丈夫です、大丈夫です!」
芽郁「え、2人に1人が落ちるの?」
ちゃんめい「2人に1人が落ちます」
芽郁「そうなるよ!」
ちゃんめい「あぁ〜……頑張ります」
芽郁「もうダメ」
ちゃんめい「今から!!」
芽郁「じゃあ今から頑張ってね!約束だよ?」
(ブーッ)
ちゃんめい「はい!」
芽郁「なんかすごいいろんな音がするけど大丈夫?(笑)頑張ってね、本当に応援してるから!」
ちゃんめい「はい!」
芽郁「私もなんか頑張れるような写真をSNSにあげるからさ」
ちゃんめい「あ!絶対見ます!」
芽郁「うん、たまに見て元気出して、勉強頑張ってください!」
ちゃんめい「はい!」
芽郁「応援してます!ありがとうございました!」
ちゃんめい「ありがとうございました!」
芽郁「はーい、またね〜!」
ちゃんめい「バイバイ!」
〜TEL
芽郁「(笑)いやぁ〜、なんか……。告白されたね。あの、逆に初めて。あんなにちゃんと言われたの!本当に人生で初めてに近い。だってさ、好きな人いるの?くるみちゃん?とか、ふざけて言ってたのに、急に「芽郁ちゃん」って結構真剣な感じだったよね。しかも彼は間の取り方が上手い!すごいビックリしちゃった。でもやっぱり電話楽しいなって思いました!しかも年下の子だから、イジっても笑ってノッてくれるから、楽しいなって思います!みんなも受験勉強頑張ってください!」
M 道/宇多田ヒカル
芽郁「書き込みに「頑張ってる」ってあったから、「そのまま自分の道を突き進んで頑張ってね!」って意味で選曲したんだけど、RN ちゃんめいは多分やばいから、ちょっと頑張って修正して!高校入ったら遊び呆けていいから!まあ高校入ったら入ったで、頑張らないと置いてかれちゃうから頑張んないとだけど、まずは受験勉強を頑張ってください!」
芽郁「そして、今頑張っている受験生の生徒は、自分の道を信じて頑張ってください!応援してます!」