クリープ LOCKS!から生徒のみんなへ
自分の周り、半径3mの社会について考えて授業してきたクリープLOCKS!は9月29日の放送をもって一旦休校しました。
掲示板に書き込んでくれたみんな、社会の声を届けてくれたみんな、クリープLOCKS!を毎週楽しみにしてくれていた全ての生徒に「踊り場から愛を込めて」ありがとうを!
クリープハイプ先生は、またいつの日かSCHOOL OF LOCK!に来てくれると思います。みんなでその日を楽しみに待ちましょう!
掲示板に書き込んでくれたみんな、社会の声を届けてくれたみんな、クリープLOCKS!を毎週楽しみにしてくれていた全ての生徒に「踊り場から愛を込めて」ありがとうを!
クリープハイプ先生は、またいつの日かSCHOOL OF LOCK!に来てくれると思います。みんなでその日を楽しみに待ちましょう!
真逆の気持ち
クリープLOCKS! 2015.9.29 火曜日
…タンタンタンタン
尾崎先生「クリープハイプ尾崎世界観です。今日で休校前最後の授業か…じゃあ先にこれを言いますか」
尾崎先生「SCHOOL OF LOCK!の階段の踊り…SCHOOL OF LOCK!の階段の踊り場から送るクリープLOCKS!クリープハイプ尾崎世界観です。担当科目は『社会』!自分の周り、半径3mの社会について考える授業です。これいつも噛んじゃうなぁ」
尾崎先生「ここからは生放送教室を飛び出して、いつも来ている踊り場から1人で授業をしていきます!」
尾崎先生「この授業をやるにあたって、自分は10代の頃すごいラジオが好きで、夜寝むれないときとかに聴いていると、誰かがいてくれるような気がして、でもそれは友達とかじゃなくて他人なんだけど、でも近くにはいてくれるっていう、その距離感がすごい好きで、どうせなら1人で1人と向き合っていきたいと思って始めました。みんながさっきみたいに楽しそうに喋ってるのもすごくいいんだけど、自分と向き合ってくれるのもすごく嬉しかったかな、だからそうやってやってきました!」
尾崎先生「先生ってことでやってたけど、最後まで授業はできなかったのかなって思います。いつも中途半端なところで悩みながらやってると思いました。でもそれが自分らしいし、生徒と一緒に悩んで、答えが出るのを待ってる感覚でやれてたらいいな」
尾崎先生「あとは毎回落書きをしてくれたり、社会の声を送ってくれて、すごく切実で気づかされることもたくさんあって、みんなが送ってきてくれて、それを聴けるのがすごく嬉しかったなぁ」
尾崎先生「これからみんなが大人になって、今クリープハイプが好きな人が“クリープハイプっていうバンド好きだったなぁ”ってなることもあると思うし、でもそうだとしてもその事実は消えないから。できればずっと好きでいてほしいと思うけど、代わりに同じくらい好きなものを見つけてほしいなって思います」
尾崎先生「声を聴いてて思い返すとそう思います。自分もそうやって何かに救われてきたから、何か返せたらいいなって思います。色々悩んだけど楽しかったです」
尾崎先生「それに今日は生放送教室でみんなが来て楽しく喋れてよかったなって思います」
尾崎先生「他に何か言えることあるかなぁ……」
………
尾崎先生「家に帰ったらいくらでも言葉が出てくるんだろうけど、結局こういう大事なときに大事なことが言えないんだなって改めて感じますね」
尾崎先生「なので!最後に聴いて欲しいものがあります!」
9月28日午後4時9分、自分の部屋にて…
さよなら 長い間お世話になりました
さよなら 長い間お世話になりました
落書きだらけになった壁の色はもう黒くなって
そろそろ下校の時間 窓の外はもう暗くなった
答えは出てるはずだよ
わからないふりをしても
もう時間が無いから 僕にだけ教えてよ
ため息をつくみたいに吹き込んだ君の悩み事を
相槌を打つみたいに吸い込んで
ずっと聴いていたかった
さよなら長い間お世話になりました
さよなら長い間お世話になりました
最後は尾崎先生の弾き語りの社会の声を届けてくれました!
とーやま校長「今日、22時から一緒に授業をしてきて、楽しかった反面、これからは今までより会う機会が減ってしまうんだっていうのをどこかに抱えながらやってたんですけど、今の尾崎先生の声で、それが大きくなってしまった感じかな…」
あしざわ教頭「本当にそうですね…“社会の声”ってよりリアルに聴こえるから、すごく入ってきますね」
尾崎先生「この一方通行なのがすごくよくて、訂正とかできないからすごく強い気持ちで送らないと伝わらないから、それを送ってくれるってのは毎回嬉しかったですね」
とーやま校長「俺、クリープ先生のこと好きでしたけど、また好きになりましたよ、今日で言うところの、嫌いになりました!」
尾崎先生「よかった!」
■ 社会の声
本当はちゃんと録音して送りたかったけど、ちょっと照れ臭くなってしまったので掲示板に書き込むことにします。
27日にBowlineに行きました。ずっと一人で参加していたけど、最後のクリープハイプだけは、仕事から直接来た父と一緒に見られました。大好きなクリープハイプを父と見られたことがちょっとだけ嬉しかったです。
ライブ最高でした!!曲の途中で「終わってほしくないから時間稼いでる」って言っていた尾崎先生が印象的でした。私も終わってほしくなかった。でもライブを見ていて、クリープハイプはどんどん前に進んでいこうとしてるんだなと思いました。だから私もこのライブをきっかけに進まないとって思えました。
終わりは始まりだと思えたから、私は色んなことに精一杯向き合って、沢山楽しんで、後悔して、嫌なことばっかりだと思うけど、進んでいきます。その途中には必ず沢山のクリープハイプの曲がありますように。
クリープハイプはやっぱり最高です。
尾崎先生「ありがとうございます」
とーやま校長「カオナシ先生、やっぱりこういうの嬉しいですね」
カオナシ先生「嬉しいですね。僕、中学の頃に、“1つのことから3つ学べ”って教わったんですけど、1つのライブからたくさんのことを得てくれて本当に嬉しく思います」
とーやま校長「このBowlineはSCHOOL OF LOCK!にも出てくださったアーティストの方もたくさんいらっしゃいましたけど、改めていかがでしたか?」
尾崎先生「すごく大変でした。朝から全バンドも見て、さらに野球の結果も気にして、本番前にメンバーみんな疲れちゃいましたね。好きな音楽なので全部入ってきて、気持ちがきちゃうんですよ。でも最後にこれだけのアーティストのあとにできるんだと思って、お客さんの声を聞いたら、ひっくり返りましたね」
とーやま校長「小川先生はいかがでしたか?」
小川先生「すごい長い1日だったんですけど、好きな音楽ばかりだったので、楽しみつつ最後は力をもらってできたかなって思いますね」
あしざわ教頭「プレッシャーとかはなかったんですか?」
小川先生「それはけっこうありましたね。みんないいライブやってて、これで最後にキュレーターの僕たちがこけたら恥ずかしいなって思いましたね」
とーやま校長「小泉先生はどうでした?」
小泉先生「全バンド見たんですけど、みなさんよくて心が忙しかったですね」
尾崎先生「みんな同じこと言ってますね(笑)」
とーやま校長「一心同体って言葉もありますからね(笑)」
小泉先生「メンバー4人でライブも回ってたんですけど、カオナシも泣いてたりとかしてましたね」
尾崎先生「私立恵比寿中学の僕が作らせてもらった『蛍の光』っていう曲を当日アカペラでやったくれて、それがすごいよくて、横を見たらカオナシが号泣してて」
小泉先生「俺は寸前のところでこらえたんですけどね」
とーやま校長「カオナシ先生はどんなところで感極まったんですか?」
カオナシ先生「あれだけ一生懸命歌って踊ってくれる子たちが、最後に我々が聴きたいって言った『蛍の光』を持ってきてくれて、それが手を繋いで嬉しそうに一生懸命歌うんですよ。胸がいっぱいになっちゃって目から汁がつたいましたね。生きててよかったなと思いました」
とーやま校長「そうなると…?」
尾崎先生「生きててよかったのはどんな気持ちだったの?」
カオナシ先生「そのときは………」
ピィィィーーーーー!!
あしざわ教頭「きたー!」
とーやま校長「みんなして、なんか振りすぎてごめんなさい(笑)」
そんなクリープハイプ先生は来年の全国ツアーも決まっています!
「わすれもの〜つま先はその先へ〜2016」
このツアーはメジャーファーストアルバム『死ぬまで一生愛されてると思ってたよ』を
リリースしたときに行ったツアーと同じ会場をめぐるツアーとなっています!
とーやま校長「これはなぜ同じ場所を?」
尾崎先生「だんだんと忘れていくなと思って、今はありがたいことにステージに簡単に立たせていただけることが多くなって、でも昔はもっと大変だったので、それが変わってしまうのはどうかなと思って、それで今回は同じ会場でどんな気持ちでやれるのか自分たちでもすごい楽しみですね」
明日発売の『リバーシブルー』の初回プレス盤には
このツアーのチケット最速先行受付シリアルナンバーが封入されているので、みんなぜひ手に入れよう!
さぁここから再び、生徒に本当の気持ちと真逆の気持ちを聞いていきます!
のろすけ 東京都 13歳 女性 中学1年生
とーやま校長「じゃあ、のろすけの真逆の気持ち、教えてくれぃ!」
のろすけ「将来、漫画家になって、アニメ化してもクリープハイプ先生に主題歌を担当してほしくないです!」
尾崎先生「わかりやすいなぁ、“絶対にしません!”(笑)」
とーやま校長「ちょっとのろすけから話は聞きたくないんだけど…」
あしざわ教頭「ややこしくなっちゃうから(笑)」
とーやま校長「ちなみに漫画家になりたいっていうきっかけはなんだったの?」
のろすけ「小学校2年生のときに『バクマン。』っていう漫画に出会って、それで憧れました」
とーやま校長「『バクマン。』に出会って、そこから何かしてるの?」
のろすけ「絵は描くのが好きでよく描いてて、話もたまに考えたりしてます」
とーやま校長「それをアニメ化して、クリープハイプ先生に歌ってほしいんだ。なんでクリープハイプ先生に頼みたいの?」
のろすけ「小さい頃から漫画家になりたいって思ってて、周りにも言ってきたんですけど、応援してくれない人もいて、それが悔しかったりしたときにクリープハイプ先生の歌に元気をもらってきたので、ぜひクリープハイプ先生に歌ってほしいです!」
尾崎先生「ありがとう」
小泉先生「本当に嬉しいね」
とーやま校長「どんな曲になるんだろうね」
尾崎先生「最近漫画は描いてるの?」
のろすけ「ちょっとずつですけど描いてます」
とーやま校長「描きたいジャンルとかあるの?」
のろすけ「バトル系の少年漫画が描きたいです!」
とーやま校長「そこにクリープ先生の歌っていうのもよさそうですね!」
尾崎先生「おもしろそうですね!」
とーやま校長「よし、じゃあ最後に、のろすけの本当の気持ちを教えてくれ!」
のろすけ「将来、漫画家になってアニメ化してクリープハイプ先生に主題歌を担当してもらいたいです!!」
尾崎先生「ありがとう!」
とーやま校長「ありがとうな!」
サブリナ姫 兵庫県 18歳 女性 高校3年生
とーやま校長「さっそくなんだけど、サブリナ姫の真逆の気持ち、教えてもらっていいかい?」
サブリナ姫「クリープハイプ先生のせいで自信がなくなりました!」
尾崎先生「そこまでリアルな感じで言われると…(笑)」
とーやま校長「これ真逆の気持ちでいいんだよな?」
サブリナ姫「真逆です!」
とーやま校長「ってことは自信がついたってことだよね?」
サブリナ姫「はい!」
尾崎先生「よかったぁ」
とーやま校長「じゃあ話を聞かせてもらってもいいか?」
サブリナ姫「もう引退してしまったんですけど、部活をやってたとき、好きで始めたはずなのに、だんだん苦痛になってしまって、でもそんなときにクリープハイプ先生の『百八円の恋』を聴いて、すごく共感して助けられたんです。それで去年の12月にクリープLOCKS!で作品集の募集があって、それに応募して、掲載してもらってすごく自信に…なりませんでした!」
とーやま校長「自分の言葉が掲載されたのが嬉しかったのかな?」
サブリナ姫「今まで自分の言葉を全然発信できなかったけど、すごく居場所があるって思えたんです」
とーやま校長「どんな言葉だったか教えてもらっていい?」
サブリナ姫「『髪を切ったことを後悔していない 私は君のものにはならない』です」
尾崎先生「いいですね。強い言葉です」
とーやま校長「これはどんなときに生まれた言葉だったの?」
サブリナ姫「髪を切ってしまったら、その髪と前の自分とはもう1つになれないので、そういうことを考えて読みました」
とーやま校長「そのままクリープ先生の歌詞で…
尾崎先生「いただいちゃってもいいですか?」
とーやま校長「早いな、躊躇がない」
サブリナ姫「ぜひぜひ(笑)」
とーやま校長「それで自信ついて、今はどう?」
サブリナ姫「今は受験勉強ですね」
とーやま校長「勉強の調子はどう?」
サブリナ姫「科目数が多いので大変です」
尾崎先生「ちょっとカオナシ応援してあげて」
カオナシ先生「がんばってね」
ピィィィーーー!!
尾崎先生「どうだった?」
サブリナ姫「かわいいなって思いました(笑)」
一同笑い
とーやま校長「大学に行ったらどんなこと勉強したい?」
サブリナ姫「クリープハイプ先生のおかげで言葉っていいなって思えたので、言葉について勉強したいです」
尾崎先生「クリープLOCKS!でサブリナ姫の居場所を作れたんだったら、逆に将来クリープハイプの居場所を作ってほしいなって思いますね」
サブリナ姫「がんばります!」
とーやま校長「じゃあ最後にサブリナ姫の本当の気持ちを教えてもらっていいか?」
サブリナ姫「クリープハイプ先生のおかげで自信がついて、大学でやりたい勉強もみつかりました。ありがとうございました!!」
尾崎先生・カオナシ先生・小川先生・小泉先生「ありがとう!」
サブリナ姫「本当に大好きです!ありがとうございました!」
そして授業も終わり、黒板の時間となりました。
今夜は尾崎世界観先生に書いてもらいました。
『 踊り場から愛を込めて 』
これはインディーズ時代のファーストアルバムのタイトルであり、
さっきクリープLOCKS!で歌った歌のタイトルでもあります。
さよなら 長い間お世話になりました
さよなら 長い間お世話になりました
落書きだらけになった壁の色はもう黒くなって
そろそろ下校の時間 窓の外はもう暗くなった
答えは出てるはずだよ
わからないふりをしても
もう時間が無いから 僕にだけ教えてよ
ため息をつくみたいに吹き込んだ君の悩み事を
相槌を打つみたいに吸い込んで
ずっと聴いていたかった
さよなら長い間お世話になりました
さよなら長い間お世話になりました
クリープハイプ先生、長い間ありがとうごいました!
これから、また来てください!
真逆の気持ちじゃなくて素直な気持ちです!
尾崎先生「クリープハイプ尾崎世界観です。今日で休校前最後の授業か…じゃあ先にこれを言いますか」
尾崎先生「SCHOOL OF LOCK!の階段の踊り…SCHOOL OF LOCK!の階段の踊り場から送るクリープLOCKS!クリープハイプ尾崎世界観です。担当科目は『社会』!自分の周り、半径3mの社会について考える授業です。これいつも噛んじゃうなぁ」
尾崎先生「ここからは生放送教室を飛び出して、いつも来ている踊り場から1人で授業をしていきます!」
尾崎先生「この授業をやるにあたって、自分は10代の頃すごいラジオが好きで、夜寝むれないときとかに聴いていると、誰かがいてくれるような気がして、でもそれは友達とかじゃなくて他人なんだけど、でも近くにはいてくれるっていう、その距離感がすごい好きで、どうせなら1人で1人と向き合っていきたいと思って始めました。みんながさっきみたいに楽しそうに喋ってるのもすごくいいんだけど、自分と向き合ってくれるのもすごく嬉しかったかな、だからそうやってやってきました!」
尾崎先生「先生ってことでやってたけど、最後まで授業はできなかったのかなって思います。いつも中途半端なところで悩みながらやってると思いました。でもそれが自分らしいし、生徒と一緒に悩んで、答えが出るのを待ってる感覚でやれてたらいいな」
尾崎先生「あとは毎回落書きをしてくれたり、社会の声を送ってくれて、すごく切実で気づかされることもたくさんあって、みんなが送ってきてくれて、それを聴けるのがすごく嬉しかったなぁ」
尾崎先生「これからみんなが大人になって、今クリープハイプが好きな人が“クリープハイプっていうバンド好きだったなぁ”ってなることもあると思うし、でもそうだとしてもその事実は消えないから。できればずっと好きでいてほしいと思うけど、代わりに同じくらい好きなものを見つけてほしいなって思います」
尾崎先生「声を聴いてて思い返すとそう思います。自分もそうやって何かに救われてきたから、何か返せたらいいなって思います。色々悩んだけど楽しかったです」
尾崎先生「それに今日は生放送教室でみんなが来て楽しく喋れてよかったなって思います」
尾崎先生「他に何か言えることあるかなぁ……」
………
尾崎先生「家に帰ったらいくらでも言葉が出てくるんだろうけど、結局こういう大事なときに大事なことが言えないんだなって改めて感じますね」
尾崎先生「なので!最後に聴いて欲しいものがあります!」
9月28日午後4時9分、自分の部屋にて…
さよなら 長い間お世話になりました
さよなら 長い間お世話になりました
落書きだらけになった壁の色はもう黒くなって
そろそろ下校の時間 窓の外はもう暗くなった
答えは出てるはずだよ
わからないふりをしても
もう時間が無いから 僕にだけ教えてよ
ため息をつくみたいに吹き込んだ君の悩み事を
相槌を打つみたいに吸い込んで
ずっと聴いていたかった
さよなら長い間お世話になりました
さよなら長い間お世話になりました
最後は尾崎先生の弾き語りの社会の声を届けてくれました!
とーやま校長「今日、22時から一緒に授業をしてきて、楽しかった反面、これからは今までより会う機会が減ってしまうんだっていうのをどこかに抱えながらやってたんですけど、今の尾崎先生の声で、それが大きくなってしまった感じかな…」
あしざわ教頭「本当にそうですね…“社会の声”ってよりリアルに聴こえるから、すごく入ってきますね」
尾崎先生「この一方通行なのがすごくよくて、訂正とかできないからすごく強い気持ちで送らないと伝わらないから、それを送ってくれるってのは毎回嬉しかったですね」
とーやま校長「俺、クリープ先生のこと好きでしたけど、また好きになりましたよ、今日で言うところの、嫌いになりました!」
尾崎先生「よかった!」
■ 社会の声
本当はちゃんと録音して送りたかったけど、ちょっと照れ臭くなってしまったので掲示板に書き込むことにします。
27日にBowlineに行きました。ずっと一人で参加していたけど、最後のクリープハイプだけは、仕事から直接来た父と一緒に見られました。大好きなクリープハイプを父と見られたことがちょっとだけ嬉しかったです。
ライブ最高でした!!曲の途中で「終わってほしくないから時間稼いでる」って言っていた尾崎先生が印象的でした。私も終わってほしくなかった。でもライブを見ていて、クリープハイプはどんどん前に進んでいこうとしてるんだなと思いました。だから私もこのライブをきっかけに進まないとって思えました。
終わりは始まりだと思えたから、私は色んなことに精一杯向き合って、沢山楽しんで、後悔して、嫌なことばっかりだと思うけど、進んでいきます。その途中には必ず沢山のクリープハイプの曲がありますように。
クリープハイプはやっぱり最高です。
blue swan
女性/17歳/神奈川県
2015-09-29 18:12
女性/17歳/神奈川県
2015-09-29 18:12
尾崎先生「ありがとうございます」
とーやま校長「カオナシ先生、やっぱりこういうの嬉しいですね」
カオナシ先生「嬉しいですね。僕、中学の頃に、“1つのことから3つ学べ”って教わったんですけど、1つのライブからたくさんのことを得てくれて本当に嬉しく思います」
とーやま校長「このBowlineはSCHOOL OF LOCK!にも出てくださったアーティストの方もたくさんいらっしゃいましたけど、改めていかがでしたか?」
尾崎先生「すごく大変でした。朝から全バンドも見て、さらに野球の結果も気にして、本番前にメンバーみんな疲れちゃいましたね。好きな音楽なので全部入ってきて、気持ちがきちゃうんですよ。でも最後にこれだけのアーティストのあとにできるんだと思って、お客さんの声を聞いたら、ひっくり返りましたね」
とーやま校長「小川先生はいかがでしたか?」
小川先生「すごい長い1日だったんですけど、好きな音楽ばかりだったので、楽しみつつ最後は力をもらってできたかなって思いますね」
あしざわ教頭「プレッシャーとかはなかったんですか?」
小川先生「それはけっこうありましたね。みんないいライブやってて、これで最後にキュレーターの僕たちがこけたら恥ずかしいなって思いましたね」
とーやま校長「小泉先生はどうでした?」
小泉先生「全バンド見たんですけど、みなさんよくて心が忙しかったですね」
尾崎先生「みんな同じこと言ってますね(笑)」
とーやま校長「一心同体って言葉もありますからね(笑)」
小泉先生「メンバー4人でライブも回ってたんですけど、カオナシも泣いてたりとかしてましたね」
尾崎先生「私立恵比寿中学の僕が作らせてもらった『蛍の光』っていう曲を当日アカペラでやったくれて、それがすごいよくて、横を見たらカオナシが号泣してて」
小泉先生「俺は寸前のところでこらえたんですけどね」
とーやま校長「カオナシ先生はどんなところで感極まったんですか?」
カオナシ先生「あれだけ一生懸命歌って踊ってくれる子たちが、最後に我々が聴きたいって言った『蛍の光』を持ってきてくれて、それが手を繋いで嬉しそうに一生懸命歌うんですよ。胸がいっぱいになっちゃって目から汁がつたいましたね。生きててよかったなと思いました」
とーやま校長「そうなると…?」
尾崎先生「生きててよかったのはどんな気持ちだったの?」
カオナシ先生「そのときは………」
ピィィィーーーーー!!
あしざわ教頭「きたー!」
とーやま校長「みんなして、なんか振りすぎてごめんなさい(笑)」
そんなクリープハイプ先生は来年の全国ツアーも決まっています!
「わすれもの〜つま先はその先へ〜2016」
このツアーはメジャーファーストアルバム『死ぬまで一生愛されてると思ってたよ』を
リリースしたときに行ったツアーと同じ会場をめぐるツアーとなっています!
とーやま校長「これはなぜ同じ場所を?」
尾崎先生「だんだんと忘れていくなと思って、今はありがたいことにステージに簡単に立たせていただけることが多くなって、でも昔はもっと大変だったので、それが変わってしまうのはどうかなと思って、それで今回は同じ会場でどんな気持ちでやれるのか自分たちでもすごい楽しみですね」
明日発売の『リバーシブルー』の初回プレス盤には
このツアーのチケット最速先行受付シリアルナンバーが封入されているので、みんなぜひ手に入れよう!
さぁここから再び、生徒に本当の気持ちと真逆の気持ちを聞いていきます!
のろすけ 東京都 13歳 女性 中学1年生
とーやま校長「じゃあ、のろすけの真逆の気持ち、教えてくれぃ!」
のろすけ「将来、漫画家になって、アニメ化してもクリープハイプ先生に主題歌を担当してほしくないです!」
尾崎先生「わかりやすいなぁ、“絶対にしません!”(笑)」
とーやま校長「ちょっとのろすけから話は聞きたくないんだけど…」
あしざわ教頭「ややこしくなっちゃうから(笑)」
とーやま校長「ちなみに漫画家になりたいっていうきっかけはなんだったの?」
のろすけ「小学校2年生のときに『バクマン。』っていう漫画に出会って、それで憧れました」
とーやま校長「『バクマン。』に出会って、そこから何かしてるの?」
のろすけ「絵は描くのが好きでよく描いてて、話もたまに考えたりしてます」
とーやま校長「それをアニメ化して、クリープハイプ先生に歌ってほしいんだ。なんでクリープハイプ先生に頼みたいの?」
のろすけ「小さい頃から漫画家になりたいって思ってて、周りにも言ってきたんですけど、応援してくれない人もいて、それが悔しかったりしたときにクリープハイプ先生の歌に元気をもらってきたので、ぜひクリープハイプ先生に歌ってほしいです!」
尾崎先生「ありがとう」
小泉先生「本当に嬉しいね」
とーやま校長「どんな曲になるんだろうね」
尾崎先生「最近漫画は描いてるの?」
のろすけ「ちょっとずつですけど描いてます」
とーやま校長「描きたいジャンルとかあるの?」
のろすけ「バトル系の少年漫画が描きたいです!」
とーやま校長「そこにクリープ先生の歌っていうのもよさそうですね!」
尾崎先生「おもしろそうですね!」
とーやま校長「よし、じゃあ最後に、のろすけの本当の気持ちを教えてくれ!」
のろすけ「将来、漫画家になってアニメ化してクリープハイプ先生に主題歌を担当してもらいたいです!!」
尾崎先生「ありがとう!」
とーやま校長「ありがとうな!」
サブリナ姫 兵庫県 18歳 女性 高校3年生
とーやま校長「さっそくなんだけど、サブリナ姫の真逆の気持ち、教えてもらっていいかい?」
サブリナ姫「クリープハイプ先生のせいで自信がなくなりました!」
尾崎先生「そこまでリアルな感じで言われると…(笑)」
とーやま校長「これ真逆の気持ちでいいんだよな?」
サブリナ姫「真逆です!」
とーやま校長「ってことは自信がついたってことだよね?」
サブリナ姫「はい!」
尾崎先生「よかったぁ」
とーやま校長「じゃあ話を聞かせてもらってもいいか?」
サブリナ姫「もう引退してしまったんですけど、部活をやってたとき、好きで始めたはずなのに、だんだん苦痛になってしまって、でもそんなときにクリープハイプ先生の『百八円の恋』を聴いて、すごく共感して助けられたんです。それで去年の12月にクリープLOCKS!で作品集の募集があって、それに応募して、掲載してもらってすごく自信に…なりませんでした!」
とーやま校長「自分の言葉が掲載されたのが嬉しかったのかな?」
サブリナ姫「今まで自分の言葉を全然発信できなかったけど、すごく居場所があるって思えたんです」
とーやま校長「どんな言葉だったか教えてもらっていい?」
サブリナ姫「『髪を切ったことを後悔していない 私は君のものにはならない』です」
尾崎先生「いいですね。強い言葉です」
とーやま校長「これはどんなときに生まれた言葉だったの?」
サブリナ姫「髪を切ってしまったら、その髪と前の自分とはもう1つになれないので、そういうことを考えて読みました」
とーやま校長「そのままクリープ先生の歌詞で…
尾崎先生「いただいちゃってもいいですか?」
とーやま校長「早いな、躊躇がない」
サブリナ姫「ぜひぜひ(笑)」
とーやま校長「それで自信ついて、今はどう?」
サブリナ姫「今は受験勉強ですね」
とーやま校長「勉強の調子はどう?」
サブリナ姫「科目数が多いので大変です」
尾崎先生「ちょっとカオナシ応援してあげて」
カオナシ先生「がんばってね」
ピィィィーーー!!
尾崎先生「どうだった?」
サブリナ姫「かわいいなって思いました(笑)」
一同笑い
とーやま校長「大学に行ったらどんなこと勉強したい?」
サブリナ姫「クリープハイプ先生のおかげで言葉っていいなって思えたので、言葉について勉強したいです」
尾崎先生「クリープLOCKS!でサブリナ姫の居場所を作れたんだったら、逆に将来クリープハイプの居場所を作ってほしいなって思いますね」
サブリナ姫「がんばります!」
とーやま校長「じゃあ最後にサブリナ姫の本当の気持ちを教えてもらっていいか?」
サブリナ姫「クリープハイプ先生のおかげで自信がついて、大学でやりたい勉強もみつかりました。ありがとうございました!!」
尾崎先生・カオナシ先生・小川先生・小泉先生「ありがとう!」
サブリナ姫「本当に大好きです!ありがとうございました!」
そして授業も終わり、黒板の時間となりました。
今夜は尾崎世界観先生に書いてもらいました。
『 踊り場から愛を込めて 』
これはインディーズ時代のファーストアルバムのタイトルであり、
さっきクリープLOCKS!で歌った歌のタイトルでもあります。
さよなら 長い間お世話になりました
さよなら 長い間お世話になりました
落書きだらけになった壁の色はもう黒くなって
そろそろ下校の時間 窓の外はもう暗くなった
答えは出てるはずだよ
わからないふりをしても
もう時間が無いから 僕にだけ教えてよ
ため息をつくみたいに吹き込んだ君の悩み事を
相槌を打つみたいに吸い込んで
ずっと聴いていたかった
さよなら長い間お世話になりました
さよなら長い間お世話になりました
クリープハイプ先生、長い間ありがとうごいました!
これから、また来てください!
真逆の気持ちじゃなくて素直な気持ちです!
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