…タン　タンタンタン
屋上に続く階段の踊り場にやってきたのは、
自分の周り、半径3mの社会を考える、社会の講師クリープハイプ尾崎世界観先生です。

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■困惑

親に隠れてPVやライブのDVDを見たり、
曲を聴いていたクリープハイプ。
そうあるべきだと思っていたクリープハイプを
最近母親が聴きだしました。
なんだかむず痒いです。

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尾崎「嬉しいことですよねそれは。親に確かに好きなものを見られたり、聞かれたりすると全部を見透かされてる感じもあるからすごい嫌だろうな。aikoさんが好きで、昔学生の頃aikoさんがテレビに出るときに母ユミコが『aikoなんか最近キレイになったね。』とか言ってくるんですよ。そんなに見てーねーだろう！毎週毎週！（笑）って思うんですけど、その時と同じ気持ちですよね。『ちょっと静かにして！今話してるじゃん！』みたいな事言っちゃう、その時の感じと同じですよね。でもこれからはお母さんから隠れて見ずに一緒に見て、ライブにも一緒に来てください。」

尾崎「最近、クリープLOCKS!の掲示板に男子生徒の書き込みが増えてるということで、ありがとうございます！なんかストレートな言葉が多いですね。あんまり考えずに思ったまんまのことを書いてくれて、なんか読んでて気持ちがいいです。」

…ぜひこれからも授業の感想でも、普段思ってる事でも、オススメの映画でも、何でも書き込んでください。それではさっそく今日はこの授業をしていきましょう。

尾崎『社会の声』



尾崎「教室で、電車の中で、自分の部屋で。フと頭によぎった言葉。誰かに伝えたいけど、誰に伝えていいのかわからない思い。君の半径3メートルの社会で感じた事、思った事を自分を取り囲む“社会の音”と一緒に、録音して送ってもらっています。
今年はじめての“社会の声”楽しみですね。」

尾崎「ではまずは、埼玉県　16歳　ラジオネーム:星のおさげっこから届いた『社会の声』」



RN 星のおさげっこ　埼玉県






尾崎「ありがとうございます。2015年はじめての6時という朝の時間にクリープLOCKS!のことを考えて声を送ってくれたという事が光栄です。2014年好きな人をとられたということですが、2015年取り返しましょう。クリープハイプも2014年いろんな取り返したいことがありました。2015年それを全部取り返していこうと思っているので一緒にがんばりましょう。」

尾崎「続いて。富山県　17歳　ラジオネーム:せつこ時々せなから届いた『社会の声』」



RN せつこ時々せな　富山県






尾崎「これは雪の上を歩いてるのかな？そんな感じの音がする。今年は雪の上を歩かなかったなーとフト思いました。あとあのーこれありますよね。CDケースだけじゃなくて関係にもヒビがはいったということですよね。でももしかしたら、返すために持ってきてくれた時に鞄のなかに入れてて傷がついちゃって気づいてないのかな？とか考えたりして、でもどうして傷つけられたこっちが悩んでるんだろうって思ったりもするし、『貸さなきゃいいじゃん！』って言う人もいると思うんだけど貸したいんですよね。いい作品の基準って誰かに伝えたりして同じ気持ちになって欲しいっていう気持ちだから。確かにヒビがいくことってよくありますよね。雑誌とかも折り目がつくように見る人!あとバッーと開く人!そんなに開けたら2つに割れちゃうだろうって。まぁでも“人と関わるという事は傷つくということ”ですもんね。同じ事を感じる側の人間なのですごく共感します。」

尾崎「それでは続いて…東京都　14歳　ラジオネーム:くるくるミッキーから届いた『社会の声』」



RN くるくるミッキー　東京都






尾崎「うん。はじめて聞いてくれるということで嬉しいんだけど、たしかにそれまでが楽しいんだよな。好きな人に告白するまでが、楽しいのと同じ事だと思うな。俺もはじめて好きだったバンドのライブに行くときに楽しみすぎて、なんかコウモンがすごくむずむずしてて（笑）そのライブがおわっても何ヶ月かずっーとなんかこうコウモンがむずむずするっていう時期があったな（笑）」

尾崎「続いて…。17歳　ラジオネーム:ぴっちゃんから届いた『社会の声』」



RN ぴっちゃん






尾崎「そう思ってるのにこうやって声を届けてくれて嬉しいです。ありがとう。でもうーん今だにスゴイ言われるからなー。それに反抗する歌も作り終えちゃったし、これはもう一生終わらないと思うし自分でも自分の声好きじゃないし、だからRNぴっちゃんが『これからも一生好きになる事はない』っていってたけど、好きならなくていいと思います。」



M　社会の窓　/　クリープハイプ

尾崎「やっぱり社会の声はすごくいいな。『どんな気持ちで送ってくたのかな？』って思うだけですごく嬉しいから、どんどん送って下さい。よろしくおねがいします！」

…そしてライブのお話ありましたけど。クリープハイプ先生のツアー「一つじゃつまらないから、せめて二つくらいやろう」が始まっています。
ぜひライブの前や後の声も【社会の声】として送ってください。
それではまた来週。尾崎先生とはこの踊り場で会いましょう。