其の一 広瀬すずのGIRLS LOCKS! Perfume研究員と競技かるた対決!
すず「1ヶ月ぶりの登校なんですが、ただただただただソワソワしております。 生放送教室でも私が主演する映画『ちはやふる』の授業をしているんですが、もうどうしよう!もう夢叶っちゃった!あっーもうどうしよう~~!!って感じなのでもう呼んじゃいましょう!!!!!!どうぞー!」かしゆか「かしゆかです!」
のっち「のっちです!」
あ~ちゃん「あーちゃんです!」
Perfume「3人合わせてPerfumeです!よろしくお願いしまーす!」
すず「女子クラスに!女子クラスに!!やばいですね!(笑)」
Perfume「初めての女子クラスです!やばいです!(笑)」
すず「どうしてPerfume研究員が女子クラスに遊びに来てくださったのかというと、3月19日 土曜日に公開される映画『ちはやふる』の主題歌をつとめてくださっているからです!素敵な曲ありがとうございます!」
Perfume「いいえ~!」
すず「まず映画『ちはやふる』のあらすじを説明させて頂きますと、綾瀬千早と、太一、新の3人は幼馴染。
3人はいつも新に教わった『競技かるた』で一緒に遊んでいました。
新の競技かるたにかける思いに、千早は夢を持つという事を教わるのですが、新は家の事情で遠くへ引っ越すことに。
高校生になった千早は、新に会いたい一心で『競技かるた部』の創設を決意!
高校で再開した太一と共に、部員を集め、初心者もいる弱小チームながら全国大会を目指すのですが…
ここから先は、もう映画を見てください!(笑)」
Perfume「そうだ、そうだ!(笑)」
すず「そんな私は主人公の綾瀬千早ちゃんを演じさせて頂いてます。無駄美人という、ちょっと中身が親父さんなんですけど。(笑)」
のっち「すごいよね。白目とか。(笑)」
すず「見て頂いたんですか!?」
かしゆか「もちろん見ましたー!」
すず「ありがとうございます!」
あ~ちゃん「白目してあんな可愛い子おる?」
すず「(笑)」
あ~ちゃん「まだ主題歌決まる前に『ちはやふる実写なんだ!すずちゃん主演!絶対見る!』って決めてました!」
すず「何で私のこと知ってるんですか!?」
Perfume「知ってるよ!!!!」
すず「ちはやふるの原作ファンだとお聞きしたんですが?」
かしゆか「そう!それがすずちゃんがやるって聞いて喜んでた後、主題歌をやるってお話がきてすごいビックリしてたの。」
あ~ちゃん「ふたつ返事でOKしたよね。本当嬉しかった。」
すず「あの・・・ちょっと映画『ちはやふる』の好きなシーンとか聞いてもいいですか?」
かしゆか「原作でもそうなんだけど、千早が試合中に本気になった時に耳に髪をかけるシーンが大好きで、実際にすずちゃんがやってくれてて!!」
あ~ちゃん「『あー!すずちゃんまじかー!!』って(笑)」
かしゆか「原作の雰囲気とか世界観をそのまま実写にしてくれたってのが、すっごく嬉しかった!」
あ~ちゃん「まんまなとこいっぱいあったね。」
かしゆか「全然期待を裏切らないというか、期待以上に感動させてくれる、すごい映画だなと思いました。」
すず「ありがとうございます!!」
のっち「試合のシーンがすごい好き!かるたを取る瞬間の緊迫感というか、すごいみんなかっこいい!顔も動きもめっちゃかっこいい!」
かしゆか「めっちゃ練習したんだろうな~。」
すず「練習しました。ちょっと前の競技かるたクイーンの方に読んで頂いたりして、力を入れて練習していました。」
Perfume「へぇ!!」
すず「太一と新の間で揺れ動く千早の気持ちも大事なポイントなんですけど・・・」
Perfume「うん。」
すず「・・・みなさんは太一と新、どっちがタイプですか?」
Perfume「えーーー!!!難しいね!」
あーちゃん「私は…、でも新かな~。」
のっち「のっちも新!」
かしゆか「どっちも違う良さがあるじゃん!」
すず「そうなんですよ!」
かしゆか「選べない!でも…、太一もいいとこあるよって言いたい!」
あ~ちゃん「わかる!」
すず「でも太一もいいとこあるよ!って言いたい!イエーーーーーー!!」
あ~ちゃん「ちょっと反応変わってるよね(笑)私も言われるからちょっと似たものを感じるよ(笑)」
すず「そして、この映画『ちはやふる』の主題歌をPerfume研究員さんがつとめてくださっているんですけど。『FLASH』。
映画を完成して聴いたときに鳥肌が止まらなかったです。
しかも歌詞の中に“ちはやふる”って入ってるじゃないですか!それだけで『あー幸せ。』って思いました。」
Perfume「ははは(笑)ありがとう!」
すず「こういうキラキラした世界の中で、10代の繊細な心が、太一の恋心で傷ついたりとか、千早は違うことで傷ついたりとか、でもその中に温かさがあるのが『ちはやふる』の映画を見て感じたことだったので、それをそのまま音楽で表されているのが、なんて素敵なんだろうって思いました。」
Perfume「嬉しいね~!!」
かしゆか「私たち曲の完成品を聴いてなくって、試写会で初めて聴いたの。そこで流れてくるときに私たちの音楽が、ちはやふるの世界に合うのかな?っていうすごい不安があって、すずちゃんにそう言ってもらえてすごい安心しました。」
すず「これ偶然なんですけど、瑞沢みんなで撮影現場の空き時間にPerfumeさんの曲を歌って踊ってたんです!」
Perfume「え!?」
すず「机くん役の森永くんが『チョコレイト・ディスコ』を完璧に踊ってて(笑)」
Perfume「机くーん!!!(笑)」
すず「私たちがアカペラで歌って、それを踊ってくれてて、私たちも教えてもらったりしてたんです。
その後に主題歌がPerfumeさんと聞いて私たち『はい!?』ってなっちゃって(笑)」
Perfume「嬉しいね~。」
すず「是非、みなさんも劇場で『FLASH』聴いて頂きたいです。」
すず「映画『ちはやふる』は競技かるたに挑戦したんですけど、ここ女子クラスにもかるたがあるんですよ!」
Perfume「そうなんだ!」
すず「今日一緒に競技かるたをやってみませんか?」
Perfume「できるかな~?」
すず「ラジオでかるたって現実的にできるのかなっていうのはあるんですけど(笑)」
あ~ちゃん「今日は、上の句は一旦全部聞くということで。」
かしゆか「覚えてないからね。(笑)」
すず「そうですね!」
すず「100枚百人一首があって実際に競技かるたでは50枚を使うんですけど、今回は1人5枚にしてやりたいなと思います。読手さんはどうしましょう?」
あ~ちゃん「とーやま校長でいいんじゃない?」
すず「さっき、廊下で入りたそうに見てましたよね?」
かしゆか「今もいるっぽいよ。」
すず「ではとーやま校長、お願いしまーす!」
とーやま校長「千早ぶる~」
すず「はい!」
のっち「はやーい!」
すず「広瀬すず取りました!」
Perfume「すごーい!さすが千早!」
あ~ちゃん「なんか嬉しい!(笑)」
かしゆか「じゃ次いく?」
とーやま校長「瀬を早み~岩にせかるる滝川の~われても末にあはむとぞ思ふ~」
のっち「聞いたことある!」
かしゆか「とーやま校長の読み方で、全然集中できないな(笑)」
あーちゃん「あーちゃん取りました!」
一同 パチパチパチ
のっち「瀬を早み、聞いたことあるね!」
かしゆか「でも校長どうにかしてほしい!(笑)」
あ~ちゃん「僕もいるんだよ!っていう」
かしゆか「アピールがすごい!(笑)」
とーやま校長「しのぶれど~色に出でにけりわが恋は~物や思ふと人の問ふまで~」
みんな「あっ~~!!」
のっち「あーちゃん取った!」
あ~ちゃん「かしゆかのとこに似てるやつがあって、のっちとかしゆかはそっち見てたね!」
のっち「似てるのが何個かあるんだよね。」
かしゆか「まだ詠んでもらえる?」
あ~ちゃん「取りたいじゃろ?」
すず「取りたい!」
とーやま校長「このたびは~幣も取りあへず手向山~紅葉の錦、神のまにまに~」
かしゆか「あったー!かしゆか取りましたー!」
あ~ちゃん「校長のビブラート嫌だ。」
かしゆか「集中できない。」
あ~ちゃん「おじさんがカラオケでマイクをちょっと外していく感じ(笑)」
一同 ハハハ(笑)
すず「取れましたね!」
かしゆか「良かった!」
のっち「取れなかったけど、超楽しかった!」
かしゆか「すずちゃん1枚!かしゆか1枚!あ~ちゃん2枚ですね!」
すず「てことで、あ~ちゃんさんの勝利!」
あ~ちゃん「やったー!!!」
すず「かるたどうですか?」
のっち「超楽しい!!」
あ~ちゃん「でも意味が分かった方がもっと楽しそう!」
かしゆか「今、携帯ゲームが主流になってるじゃん?けどこうやって札を置いて、集まって、顔を向き合ってゲームするっていうのは、今あんまりないからいいよね!」
みんな「すごい楽しかった!」
其の二 Perfume LOCKS! 質問したいことを読み上げる、質問FLASHを研究せよ!
さっきは、すずちゃんのいる女子クラスに遊びにいったPerfume研究員。という事で、今度は・・・ウルトラサーバー「広瀬すずちゃんを研究室に転送します!」
のっち「女子クラスから転送されてくるってことでしょ?」
Perfume「足出てきた!来た~!」
かしゆか「では、自己紹介しましょうか。かしゆかです!」
のっち「のっちです!」
あ~ちゃん「あ~ちゃんです!」
すず「広瀬すずです!4人合わせて・・・」
Perfume「Perfumeと・・・」
すず「広瀬すずです!」
4人「よろしくお願いします!!わ~い!(拍手)」
すず「おじゃまします。」
かしゆか「どうぞ、ようこそ!」
あ~ちゃん「こちら、SCHOOL OF LOCK!の研究室でございます。」
すず「初めて来ました。」
あ~ちゃん「ここに8年います(笑)」
すず「8年ですか?」
のっち「だいぶ古株になったね。」
あ~ちゃん「だから、校長とか教頭よりも長いけんの。先生になりたいんじゃけど、いつまでたってもなれんのよ。」
かしゆか「ずーっと研究してるの。」
あ~ちゃん「でも、その研究員というちょうどいいぬるま湯につかっているため、長く続けられているという(笑)」
かしゆか「先生ほどの責任がないんだよね(笑)」
あ~ちゃん「ただただ楽しいだけでやって、8年という(笑)。まあ、ありがたいですけどね。という事で、今夜はPerfume LOCKS!の時間も、映画『ちはやふる-上の句-』公開記念の合同授業をお届けしていきます!」
「質問したいことを読み上げる、質問FLASHを研究せよ!」
かしゆか「『ちはやふる』にちなんで、それぞれが質問したいことを詠み上げていきたいと思います。パッと答えが浮かんだ人は、手を挙げる代わりに、目の前にあるかるたを取ってから答えてください。ちなみに、Perfumeからの質問に、Perfumeが答えてもOKです(笑)」
のっち「え~!?」
すず「見たいです(笑)」
かしゆか「こんなにもずっと一緒にいる中で、お互いに質問する時間(笑)」
あ~ちゃん「楽屋でやってよって言われちゃうね(笑)」
かしゆか「順番は、私→あ~ちゃん→のっち→すずちゃんの順で質問していきます。じゃあ、まず私から!『ちはやふる』にかけて・・・(かるた風に詠み上げて)映画~『ちはやふる』の~マニアックな見どころを~・・・」
のっち「はい!(かるたを取る)」
あ~ちゃん「なんで、のっちなんだよ~!これは、すずちゃんに譲るでしょう(笑)」
のっち「私、試合中の描写でスローになる所があるじゃん。その時の顔。すずちゃんのなりふり構わず、わっしゃー!ってやるあの顔がめっちゃ好き。」
あ~ちゃん「女優さんとかだとスローだから瞬きもしないでスーッとするんじゃなく、マジもんの試合の表情なんだよね。」
かしゆか「常にキレイな顔でいようっていうよりは、試合で取ったー!っていう気持ちの方が伝わってくる。本当に心震える。」
すず「本当ですか!?嬉しい~!」
かしゆか「スローモーションいっぱいあるところがかっこいいよね。」
あ~ちゃん「緊迫感出てる。」
のっち「ごめん。お願いだから、もう1回詠んで(笑)」
かしゆか「本当の方、聞きたいからね(笑)。じゃあ、もう1回詠みますね。映画?『ちはやふる』の?・・・」
すず「はい!」
のっち「あ~、やられた~!(笑)」
すず「今、丸ごと言っていただいたんですけど、かるたを取るシーンのスローモーションは、ファントムカメラっていう難しいカメラで撮ってて、5秒しか撮れないんですよ。実際に、あれだけスローモーションで毛先の動きまで映るものだったので、嘘がつけない分、相手と同じタイミングで動くんですけど、敵陣にかるたがある時って距離が自分の方が遠いので、スピードが求められるので、そのカットは何回もやったり。表情がブサイクすぎて、監督が『これは全国には・・・』って言われるくらい、本気でリアルにやってたので。かるたを取るシーンの緊迫感ある感じと、部室にいる時のみんなのリラックスさというか、ちょっと素足で汗臭いんだけど、みんなのぬくもりがある感じとか(笑)。そういうのは、皆さんにぜひ観ていただきたいなって思います。」
のっち「本物のやつだ~(笑)」
かしゆか「さすがや~。じゃあ、次、あ~ちゃん。」
あ~ちゃん「じゃあ・・・今日の朝~・・・」
のっち「はい!」
かしゆか「え?今日の朝、何なのってとこじゃん(笑)」
のっち「え~と、9時。」
あ~ちゃん「起きた時間、聞こうとしてたんじゃない。もう1回いいっすか(笑)。今日の朝?・・・」
すず「はい!」
かしゆか「すずちゃん、取った!早い!」
すず「歯みがき!」
かしゆか「え?歯みがきしたとかしないとか?(笑)」
あ~ちゃん「でも、これは私が聞きたかったやつかもしれない。今日の朝~一番最初にした・・・」
すず「それです!歯みがき!」
Perfume「すごい~!さすが、千早!」
のっち「やっぱ、耳がいいんだわ。」
あ~ちゃん「髪、耳にかけちゃってるもんな~(笑)」
のっち「じゃあ、のっちいくよ。・・・この中で~一番和装が似合いそうな人は~・・・」
すず「はい!」
Perfume「お!すずちゃん!」
すず「いいですか。かしゆかさん!」
かしゆか「ホント?嬉しい!本当に嬉しいです(笑)」
すず「皆さん、お似合いだと思うんですけど、髪が。」
あ~ちゃん「印象的よね。黒髪にパッツンでロングでね。」
すず「もう、そのままで着てほしいっていう。」
かしゆか「嬉しい~!そうしま~す!(笑)すずちゃんの和服も似合うよね。」
あ~ちゃん「目を引くね。次、行こうか。すずちゃん!」
すず「急に一人だけ変化球な質問でもいいですか。」
Perfume「いいよ!」
あ~ちゃん「おっしゃ!振袖、たすきで縛り上げてます(笑)」
すず「いきます。・・・3人で~いる時~どんな会話をしているんですか~(笑)」
のっち「はい!3人で・・・何だろうな?もう、家族の話とかよ(笑)」
あ~ちゃん「あと、ニュース。」
のっち「あ、かるた取って。」
あ~ちゃん「はい!(かるた取る)あと、ニュース(笑)」
かしゆか「はいはいはい!(かるた取る)アイス!スイーツの話、毎日してるよね。」
あ~ちゃん「はい!ニューオープン!ニューオープンのスイーツの話、絶対するよね。」
かしゆか「いつも一緒にいる時も話してるのに、帰ってもみんなでメールして『新しいの出たよ。』とか送りあったりするの。」
あ~ちゃん「毎日メールする。」
すず「え~!?」
あ~ちゃん「今、目の前にいるのに、メールしたり。」
かしゆか「一緒にいるのにリンク送り合って『これ、食べた?』とか。そこで実際に会話すればいいのに、メールで会話してたりする(笑)」
すず「え~!?超仲良し!うらやましい!どんな感じなんですか?・・・あ、普通に質問しちゃった(笑)。姉妹みたいな感じなんですか?」
のっち「う~ん・・・はい!」
かしゆか「一応、かるた取る(笑)」
あ~ちゃん「企画に則って。意外とマジメなとこあるのよ(笑)」
のっち「もう、家族同士も仲がいいし、友達みたいな話もするし、一緒にお仕事してる、舞台に立ってる仲間でもあるし。不思議よね。自分の中の一部みたいな。」
すず「・・・なんか今、私、すごく泣きそうなんですけど。」
Perfume「え~!?どうして~!?」
すず「素敵すぎて!」
あ~ちゃん「でも、15年一緒にいるって思ってなかったもんね。」
かしゆか「当時、組んだ時とか、小学生とか中学生だったから、こんなに長く一緒にいるって思ってなくて、でも気付いたらずっとこんなに一緒にいて、ほかの人は考えられないし。」
すず「うわ~!!」
あ~ちゃん「ウルウルしてる!(笑)」
すず「なんか全然関係ない私が、一番ウルウルしてる(笑)」
あ~ちゃん「嬉しいね。かるたでここまでの話が出来るとは。いい企画だな(笑)」
かしゆか「みんな結局、かるた何枚取ったの?」
あ~ちゃん「すずちゃん、3枚?すずちゃんが多いかな?質問FLASHクイーンは・・・」
Perfume「すずちゃ~ん!(拍手)」
♪ FLASH / Perfume
あ~ちゃん「この曲、映画の『上の句』を観させてもらって、最後、音が流れてきた時、ハッ!ってなったね。映画版の曲が完成したのを初めて聴いたから。」
かしゆか「試写会で初めて聴くっていう。」
あ~ちゃん「だから、歌割りとかも知らなくて、『あっ!かしゆかの声だ!』みたいな。もし、かしゆかだったら今、心臓すごいだろうなって想像したら、自分もすごいことになっちゃって(笑)。下見たら、心臓がドッドッドッ!って前に出てるのが分かるくらい、すごい緊張しちゃった。嬉しかったね。やっぱ、ゆかちゃんもドキドキしてた?」
かしゆか「した!まず、イントロがあると思ってたから、自分の声で始まったのに衝撃受けすぎて、歌聞くとか雰囲気とかより、『私の声だ!私の声だ!』ってなっちゃって。感動とかドキドキより、パニックみたいになっちゃって(笑)。冷静に聴けなかった。」
すず「うわ~!ホント、素敵。」
かしゆか「『下の句』の試写会も観させて頂いたんですけど、その時は自分から始まるって分かってたからやっと冷静に聴けて、『FLASH』が『ちはやふる』の映画に馴染んでくれてるというか、一緒の作品としてひとつになってくれたんだなっていうのを感じられて、すごい安心したの。」
あ~ちゃん「やっぱ和な映画だから、こういう電子的な音楽がどうなんだろうってのは、私たち自身も元々原作のファンだから、思ってたよね。」
すず「全然!もうホントに、わ~っ!ってなってました。」
のっち「良かった!嬉しい~!では、最後に映画『ちはやふる』の見どころを黒板に書きたいと思うんですが、『ちはやふる』のことなので、かるたっぽく書いてください。」
かしゆか「いつも黒板を横に書いてるけど、縦ですかね。」
のっち「ひらがなで、かるたの感じで。縦使い初めてだわ(笑)」
すず「見どころありすぎて、ちょっと一言じゃ・・・」
あ~ちゃん「じゃあ、みんなでチーム制にしよう!この人はこれを言うだろうっていうのを予想しながら。」
かしゆか「ここでもゲームなの?(笑)」
あ~ちゃん「それは『ちはやふる』なんで。個人戦でも、チームで戦ってるかのような(笑)。だから、重きのところはすずちゃんにお任せしまして、私たちは賑やかしにいきましょうか。これで、かぶったらヤバいな。」
かしゆか「見どころか。難しいな~。」
のっち「どうしても感想になっちゃう。」
あ~ちゃん「大丈夫。ウチら、出てないから。感想でいいのよ(笑)。すずちゃんの声いいよね。『学校のカイダン』の時のスピーチの声。最高!」
すず「うわ~!ヤバ~!」
あ~ちゃん「セリフじゃなかったもん。あれは、すずちゃんの声だもん。すずちゃんの言葉だったよね。」
すず「嬉しい~!」
あ~ちゃん「さあ、出来上がりました!では、のっちさんから。」
のっち「『ちはやが いきてる!!』
映画を観て、元々原作が好きだったし、アニメも観てたし、好きな作品だったんですけど、実写ですずちゃんが千早をやってるのを見て、『あ!千早が生きてる!』って思ったの。元々、本当にいる人がモデルになっていたりするってのを聞いて、リアルなお話なんだなってリアリティが持てて、実生活でもああやってかるた頑張ってる子がいるんだなとか、自分の生活に置き換えて考えるようになって、『生きてるんだな~、千早は。』って思いました。」
かしゆか「私が書いたのは・・・『なかまが できると せかいがかわる』
『ちはやふる-上の句-』ではみんなが出会って、瑞沢のチームを作る所から始まるんだけど、みんなそれぞれバラバラのことをしていたけど、千早がいてみんな仲間になっていって、机くんやかなちゃんがみんなのために出来ることは何だろうって考えたりとか、相手を思いやることで自分もどんどん世界が変わっていって、広がっていく。それが千早がきっかけだったとはいえ、千早も世界が広がったし、太一もそうだし、みんな世界が広がっていくのが、あの映画の中で感じられて、グッと心に刺さるというか。で、自分に置き換えて、自分の回りってどうだろう、自分の友達ってどうかな、あの人の友達になったことで・・・とかって思えるようになる。また仲間を大切にしようっていう気持ちがすごく強くなるような映画だと思いました。」
すず「ええ~!!」
あ~ちゃん「すずちゃん、反応がちょっと面白いよね(笑)。じゃあ、私は、本当の賑やかしです。
・・・ 『ごうかいな しろめでもかわいい ちはやちゃん』」(チーン!)
かしゆか「そうですね(笑)」
あ~ちゃん「これは、ぜひ見て欲しい。マンガでも結構何度も出てきますけど、あそこまで実写でちゃんとやってくれる女優さんいないと思います。今、超注目の女優さんがあそこまでやってくれる豪快さが、私は好きでした。あそこは見どころだと思う。最後にすずちゃんお願いします。」
すず「私のは、今Perfumeの皆さんが言ってくださったことを、一言でまとめちゃったんですけど。」
Perfume「おおっ!」
すず「ごめんなさい。ウソつきました。一言じゃないんですけど(笑)、一番分かりやすく書いたのがこれです。
・・・ 『せいしゅんすべてが つまりにつまった あついえいがです』
千早だったり太一とか新とかいろんな人の思いだったり、机くんが仲間が出来て世界が変わって、いろんな人との繋がりとかが広がっていって、自分の中でもいろんな感情に出会って、支え合う瞬間がたくさんあるんですけど、多分、本人たちは青春だと思ってないから。客観的に映画とかで観る時に、青春映画って言葉があると思うんですけど、それをここまでキラキラして可能性がものすごく詰まってて。10代の揺れ動くピュアな心だったりとか。大好きなものにここまで一途にすべてをかけるって、10代の今しか出来ないことだと思うから、それをこんない熱く思っている女の子にはなかなか会う事は出来ないので、特に同世代の方にはすごく伝わるものがあったらいいなって思います。」
あ~ちゃん「素晴らしい。もう観たくなったね。という事で、私たちの授業はここまでですが、すずちゃん来てくれてありがとう~!」
すず「ありがとうございました!おじゃましました!」
あ~ちゃん「また来てね!」
すず「ぜひ!」