チャマ「3年ぶりだって! 俺、その間に、センコーにバレないように、髪染めたった!」
ヒロ&秀「マジかよ! やべ〜な、それ!」
チャマ「でも、アイツ、多分気づかないと思うよ。」
ヒロ「開校から俺ら留年してっから、もう9年間も留年してんだよ(笑)。9年間ってお前、小中の義務教育終わってるじゃん(笑)。」
チャマ「しかもコイツ、留学生だぜ! 交換留学生だよ。」
ヒロ「どっからきたんだよな(笑)。まあ、そこら辺は曖昧な感じでやってきたけど」
秀「うん。」
チャマ「でもね……」
<教室のドアが開く>
3人「……あ!」
藤原「はーい、みんな、静かにして〜。」
チャマ「ヤッベ!」
ヒロ「お前エロ本閉じろ!」
チャマ「お前も、エロ画像閉じろって! "戻る"押せって!」
藤原「ほら、お前ら、そういう風に言うな! 久しぶりの授業なのに。」
3人「すんませ〜ん。」
藤原「直井、お前しばらく見ないうちにその髪の色は何だ。」
チャマ「いや、これ……なんか、寝てたっけ、起きたらこうなってました(笑)。」
全員「はははは!(笑)」
藤原「そうか〜……先生リアクションがとりづらいぜ(笑)。じゃあ、黒書きまーす。」
チャマ「なんで書くんだろうね。」
ヒロ「わかんね!(笑) ぜんぜんわかんね。」
チャマ「エロいこと! エロいこと書くんじゃねえの(笑)」
藤原「はい、じゃあみんなで読んでみましょう。せーの……」
全員「RAY!」
ということで、生徒のみんな、お待たせ!
SCHOOL OF LOCK! の "科学の講師" BUMP OF CHICKEN先生! 3年ぶりの授業、BUMP LOCKS!です。今回は1ヶ月間限定、3月12日にリリースになるBUMP先生のニューアルバム『 RAY 』を科学する授業をお届けしていきます。
藤原「科学の講師 BUMP OF CHICKEN、 ボーカル・ギターの藤原基央です。」
チャマ「SCHOOL OF LOCK!永遠のカッコイイ留年生! ベースの"チャマ"こと、直井由文です。」
ヒロ「同じく留年生、ギターの増川弘明です。」
秀「留年生で交換留学生、ドラムの升秀夫です。」
ヒロ「誰と? 9年間ずっと行ってる人がいるの!?(笑)」
チャマ「『 RAY 』を科学する春の集中講座!いつやるの? ……いつでしょ!」
藤原「おっ(笑)。ヒリヒリするね。」
ヒロ「うわ〜。ヒリヒリする。」
藤原「空気がブルブルするわ。」
チャマ「(無視してしゃべる)2日前に生放送教室にお邪魔させてもらいましたけど、生徒のみんなからたくさんメッセージが届いています。これが、SCHOOL OF LOCK!です!」
藤原「これ、SCHOOL OF LOCK!じゃなくて、お前だけどな。今のギャグからきた空気は、お前のせいだけどな。」
チャマ「(無視して)増川君! このメッセージを読んで下さい。」
ヒロ「はい! 行ってみます!」
■ BUMPLOCKS復活!やった〜〜!!\(^o^)/
前回のBUMPLOCKSのときはまだ中学生でした。そんな私も高校生になって、新しい友達もでき、この3年少しで周りの環境や生活がガラッと変わりました。そして4月からは大学受験生です…。BUMP先生は前回のLOCKSのときからなにか変化したことはありますか?*RAY楽しみにしてます! 発売日は期末テスト真っ最中ですが全力でCD迎えに行きます!
まゆ*♪
女/17/千葉県
女/17/千葉県
全員「ありがとうございま〜す!」
チャマ「この3年間で変化したこと。升くん、何が変わった?」
秀「やっぱ、食べ物の好みが変わってきましたね。」
ヒロ「そういうことなんだね(笑)」
秀「この間、焼肉食べに行ったじゃないですか。そこで気づいたけど、やっぱりもう肉より、どっちかというと魚とかね(笑)」
チャマ「ほんとは魚焼きたいですか(笑)」
秀「魚もどっちかというと光り物とかね。」
チャマ「でもこの間、相当うまくいきませんでした? 焼肉の頼み方、最高でしたよね。」
藤原「そういう所もうまくなっていくよね、段々ね。」
秀「ついつい、無駄が多くなってしまうのが若い頃ですよね。」
チャマ「まあ、そんなことは良いんですけ。僕らは、ツアーをやったりとか、初のベスト盤も出しましたし、初のスタジアムライブもやりましたし、生中継もやりました。」
藤原「やりましたね〜。いろいろと、ライブとかを中心に盛りだくさんでしたね。」
チャマ「あとは、曲も作ってましたね。」
藤原「作ってましたよ。レコーディングもしたんですよ。」
チャマ「その曲たちが集まったのが、3月12日にリリースとなる『 RAY 』になります。」
■ カッケーーー!!!
「ray」とてもカッコイイです!! 宇宙で奏でるマーチ、というカンジがしました! BUMP LOCKSも聴かせていただきます。
Mr.プリンス
男/17/秋田県
男/17/秋田県
藤原「"宇宙で奏でるマーチ"……!」
ヒロ「うまいこと言いますね。」
チャマ「それで行きましょう!」
藤原「じゃあそれで。……「ray」はね、宇宙で奏でるマーチなんですよ。」
チャマ「オーマイガー!」
ヒロ「簡単に言ったね(笑)。」
チャマ「『 RAY 』ってどういう意味ですか?」
藤原「これはね、アルバムのタイトルも『 RAY 』だし、「ray」って曲もあるんだよね。先に名前がついたのは曲の方で、最初はね、「記憶の光芒」ってタイトルがついていたんですよね。」
チャマ「かっこいい!」
藤原「もうボツにしたタイトルだから、なんかね、口に出すのがちょっと恥ずかしいくらいなんだけど。」
ヒロ「最初に光芒って聞いた時、漢字が分かんなかったすけど。」
藤原「あんまり聞き慣れない言葉かもしれないけど、直線的な光のことね、はい。光線的な意味を込めて、なんか最初につけたタイトルがちょっと違うなって思ったんで、もっと分かりやすいタイトルの方が良いなって、いろいろ考えた結果、「ray」っていう風になりまして。で、「ray」っていう曲ができて、じゃあ曲が出揃ったから、もう何曲か未発表の曲もあるしシングルも結構あるから、まとめてアルバムにしようじゃないかってスタッフの人が言ってくれて、そういえば、もうそういう時期ですねとなりまして、じゃあアルバムのタイトルを考えようかってなったときに結局、その時、一番僕たちの中でアツかった言葉ですね。」
チャマ「アツかったね〜。ray! ray!」
藤原「ついこの前できたばかりの曲「ray」っていう、そのrayっていう単語がそのまんま、もうアルバムもrayで良いじゃねーかって誰かがボソっと言ったら、もう悔しいけど、それ以上のものが出て来なかったっていう。」
チャマ「頑張ったよね、結構。抗ったよね。」
藤原「そうですよ〜。いろいろと考えましたよ、はい。でも、ダメだった。」
チャマ「うん、良いタイトルになったと思います。升君、アルバムが完成してみて、いかがですか?」
秀「やっぱりね、制作期間が長かったので、ようやく世に出せる曲がいっぱいあって、それが嬉しいですね。やっと聴いてもらえるっていうのが。」
チャマ「一番古いのはどれ?」
秀「「(please)forgive」ですね。これは2009年に録ったり作ったりしてる訳ですけども。かれこれ……何年前ですか?」
藤原「アルバム自体は、『 COSMONAUT 』から数えて3年ぶりなんだけど、曲作りで考えれば4年以上前のものなんですね。」
チャマ「そうですよねぇ。」
藤原「はい。では今日はそんなアルバムから1曲聴いていただきたいと思うんですけど、何の曲にしましょうかね〜。」
チャマ「これはね〜……。」
秀「いっぱいありますからねぇ。」
ヒロ「あるからな、でも、ここに書いてあるのもあるな。」
チャマ「ジャンケンで決める?(笑)」
藤原「おお(笑)」
ヒロ「ジャンケン?(笑)」
藤原「お……お前ら、ネタにするんだったらもうちょっと話し合えよ、最初にさあ(笑)」
ヒロ「でも……ちょっとじゃあ書いてあるのもあるし。」
チャマ「(笑)なんかさ、そんなに強く言われるともう。」
藤原「うん、あるね。「トーチ」って書かれている紙がある(笑)。「トーチ」って曲があるんです。」
チャマ「これね、疑問がなんですけど、トーチって何ですか?」
藤原「これはね、かがり火とか、松明とか、確かそういう意味だと思うんですけど。」
チャマ「トーチリレーとか言いますよね。なるほどね。」
藤原「聖火のこともトーチって言いますよね。「トーチ」は割と後の方に書いたんじゃないですかね。」
秀「そうですね。録ったりしたのは去年なので、アルバムの中で言うと結構新しい方になる。」
藤原「で、最初は、デモテープの段階で僕は、自分のアコースティックギターと、自分の歌だけのものをみんなに聴いてもらって、そこからみんなでアレンジを詰めて行ったという感じでしたよね。」
チャマ「もうその時点で、あつくて良い曲だなって思っていました。」
藤原「じゃあ、その完成した「トーチ」をみんなに聴いてもらいましょう。じゃあ、みんなで言いましょう。BUMP OF CHICKENで……」
チャマ「トーチ! 」
全員「(爆笑)」
チャマ「どうして?(笑)」
ヒロ「(笑)いや、せーの……が来るかなと思った。」
チャマ「そっかそっか(笑)」
藤原「もっかい言いましょうか、せーの……」
全員「トーチ」
M トーチ / BUMP OF CHICKEN
チャマ「科学の授業、BUMP LOCKS! そろそろ終了の時間でございます。皆さま、お久しぶりでございます!」
藤原「ねぇ(笑)」
ヒロ「あ、生徒に向けて言った(笑)」
チャマ「どうでした?」
藤原「や、頑張ったね。一生懸命、頑張ったと思う(笑)。」
チャマ「でもさ、今年35歳じゃん。だけど、なんつーの、学生気分……忘れたくねーし!」
藤原「ははは(笑)。そうだよね。そういう意味では、こう貴重な場ですよ。」
秀「学生気分でいられるっていう(笑)」
藤原「教習所にでも行かない限り、味わえないですからね。」
チャマ「これから1ヶ月間、「『 RAY 』春の集中講座」をお届けしていきますので、これからも皆さん、よろしくお願いしまーす。」
全員「よろしくお願いしまーす!」
藤原「ということで、本日の授業は、いいですか、いいですか? ここまで。せーの……」
全員「BUMP OF CHICKENでした! ばいばーい!」
BUMP LOCKS!では、みなさんからのメッセージを待ってます!
アルバム『 RAY 』の感想、BUMP先生へのメッセージは、[ BUMP掲示板 ]からよろしく! 1ヶ月間の集中講座、しっかり受けよう!