11/1 「アルバム」

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● まず「・(点)」を打ちます。それが『天体観測』『ハルジオン』。 伝えたいこと、思ったこと訴えたいこと。「―(直線)」になります。それがシングル。
● 『ダンデライオン』『stage of the ground』それも「・(点)」です。
同じように。「―(直線)」になります。
● ぐるっと結んで円になった部分。それはココロの表。表層意識。
そして交わっている円の中心部分。それはココロの最深。深層心理。
表から始まって、到達した深い中心部分。
深いところを通過し、突き抜けて出た直線が向かっている先が・・・、
リスナーのみんな!

つまりは・・・1曲だと分からないことが、たくさんの曲によって 本当に言いたいこと。本当の中心が見えてくる。

『アルバムとは・・・円と中心!』

円と中心を表す一枚のCD。それがアルバム・・・。
分かってもらえたかな?


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先週いよいよ全貌が明らかになった、BUMP OF CHICKENの新曲『supernova』。
その感想をメール、掲示板への書き込みなどで皆さんからたくさんたくさん頂きました!
感謝の気持ちを込めて!
まずは掲示板のバックナンバーからいくつかメッセージを読ませて頂きました。
そして感謝の気持ちを込めて!
今夜藤先生が一番最初に黒板に書いたのは・・・
『本当にありがとう』。

今夜の科学は、栃木県「Gちょ」さんの書き込みを題材にします。
「科学してほしいこと!シングルとアルバムについて。
BUMPはシングルとアルバムをどんな存在として創り上げているのか、
この二つの違い、又は常に同じ気持ちなのかどうかを知りたいです。」

BUMP OF CHICKENも11月23日に新曲『supernova』をリリースします。
シングルというのは分かりやすいですね!1曲。1人。
じゃあそれが集まったものが、なぜ「アルバム」って呼ばれるのでしょう。一枚ずつ、「これがアルバムだ!」というものを持ち寄りました。

■直井由文
『Bossanova』 PIXIES → 「Rock Music」
いいアルバムわるいアルバム・・・、わるいアルバムって何なんだ!?って気もする!
でも一枚を通して何も思わずすんなり聴けるもの、止まらずサッと聴けるもの。
それがいいアルバムっていうのかもしれない・・・。

■升 秀夫
『LOW』 DAVID BOWIE → 「SOUND AND VISION」
アルバムというと、<敢えてシングルじゃなくて全体を聴きたいもの>という気がする。
それはベストアルバムっていう意味じゃなくて (いい曲だけを聴きたいという意味ではなくて) アルバムとして世界が成立しているもの。
この『LOW』は普通の作品集だけど、特筆すべき点がある。
二部構成だということ。
A面はポップでファンク調の短い曲が並んでいて、サラリと聴ける。
B面は打って変わってプロデューサー、ブライアン・イーノの力を借りた電子音楽の世界。
ふたつの違う世界を同時に見せてくれるというのは、アルバムだからこそ出来ることなのでは・・・。

■増川弘明
『MELLON COLLIE AND THE INFINITE SADNESS』 THE SMASHING PUNPKINS → 「tonight, tonight」
1曲1曲の世界観が近い。
イラストにも共通する世界観がある・・・。そういうのも重要だよね。

■藤先生のアルバム論
1曲1曲、写真を撮るような気分だったんじゃないかな?って気がするよね。
曲の成長過程を記録するもの、集合しているもの。
それがアルバムなのかも・・・。
さあ、黒板に書きますよ・・・・・・・・・・。 (上の写真解説参照)

さて・・・食パンマンカレーパンマン。
今夜は何故か合間合間でアンパンマン