11/22 「アジカン× oasisノエル・ギャラガー対談!!」

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M 或る街の群青 / ASIAN KUNG-FU GENERATION
M Rock 'n' Roll Star / oasis
M Whatever / oasis
M Go Let It Out! / oasis
M Live Forever / oasis



OA
Rock'n’ Roll Star
oasis
(album1stAL「Definitely Maybe」)

whatever
oasis
(single「whatever」)

Go Let It Out!
oasis
(album4thAL「Standing on the Shoulder of Giants」)

Live Forever
oasis
(album1stAL「Definitely Maybe」)

BGM
Lyla
oasis
(album6thAL「Don't Believe The Truth」)

Don't Look Back In Anger
oasis
(album2ndAL「(What's The Story) Morning Glory?)

The Importance Of Being Idle
oasis
(album6thAL「Don't Believe The Truth」)



「ロックスター登場!!」

この黒板で始まった今週のアジカンLOCKS!開講60回目!
ゴッチとケンちゃんもなぜか緊張気味…というか、どことなく興奮気味!?なぜかというと、今夜はアジカンLOCKS!に初の外国人講師が登場!しかも、その講師がハンパじゃなく大物!イギリスが世界に誇るロックバンド「oasis」が登場だ!

アジカンファンはこの事実だけで気絶しそうなくらいテンションが上がってるかもしれないけど、知らない生徒のためにちょっとだけ解説。
oasisはASIAN KUNG-FU GENERATIONが敬愛するバンドの1つ。
兄のノエル・ギャラガーと弟のリアム・ギャラガーを中心に94年にデビュー。
デビューアルバムを歴代最速の速さで英国チャートの1位に送り込み(これってモノ凄いこと!)、2ndアルバムではビートルズが持っていた英国アルバム売り上げ記録を更新し(これはヤバい!)、3rdアルバムの来日公演は「日本武道館3DAYS」を敢行!(ブドーカン!)・・・と、書き続けてもキリがないのでこのへんで。

とにかく今まで出した6枚のオリジナルアルバムが全て英国チャート1位を獲得し、ライブをやればチケットは即ソールドアウト。94年のデビューから現在まで、世界中のロックファンを魅了し続けているバンドだ!(SOL生徒なら、シュガー&スパイスの主題歌で知った子もいるかもね)

ということで、そのoasisからリーダーのノエル・ギャラガー・・・登場! (以下、対談を抜粋!)

A:
今回リリースしたベストアルバムは「20年後の若い子達」のために作ったアルバムだそうですが?
Q:
ビートルズに出会った時、アルバムがありすぎてどのアルバムを買っていいかわからなかったんだ。だから最初に買ったのは「赤盤と青盤(ビートルズのベストアルバム)」。それを聴いて、気に入った曲が入っているアルバムを買っていった。 だから、20年後の若い子が俺達の曲を聴いてアルバムを買おうと思ってくれたとき、手に取りやすいようにこのアルバムを作ったのさ。

A:
じゃあ、初めて買ったアルバムは?
Q:
セックス・ピストルズの「勝手にしやがれ」だな。君達が初めて買った洋楽は?(喜多先生はパールジャム。後藤先生はオアシス)

A:
今回のベスト盤の選曲は「理想のセットリスト」と伺ったんですが、最近のライブの感じから想像するとラストは「My Generation」だと思ってたんですけど、ここでは「Don't Look Back In Anger」ですよね。この場所にこの曲を置いた意味は?
O:
この曲を最後に置いたのはちょっとしたメッセージがあって・・・「過去を振り返るのであれば、その過去をいい想い出と共に振り返って欲しい」という意味がこの曲のタイトルには込められているんだよ。そういったところからラストに持ってきたのさ。

A:
「whatever」を日本のライブで聴いたことがないんだけど、やるつもりはないの?
O:
明日やるかもしれない。けど、やらないかもしれない(笑)それにしても、日本のファンは本当にこの曲を気に入ってくれてるんだよね。俺もこの曲は大好きだけど、なぜ日本のファンがこれほどまでにこの曲を愛してくれているのかがわからないんだよなぁ。

*この対談の翌日、2人はノエルのシークレットライブを観に行ったが、このライブではなんと、ノエルが「whatever」をパフォーマンス!この対談のことをを覚えていてくれたのかなぁ・・・。

A:
この番組はたくさんの若い子が聴いてくれているんだけど、音楽を始めたいけど何から始めたらいいのかわからないって人が多いんです。そんな子たちに何かアドバイスをしてもらえませんか?
O:
うーん・・・とにかく練習だよ。
冗談じゃなくて、練習は本当に大事なんだ。俺達だって若い頃は週に7日(毎日)練習してたんだ。だから俺達はすごいバンドになれたんだよ。
もちろん他にも大成功するためには必要なものはあるよ。それには音楽とは関係ない部分も出てくるかもしれないけどね。でもやっぱり、何よりも大切なのは楽しむこと。そして自分たちのことを信じることさ。

A:
最後に、日本のオアシスファンにメッセージを。
O:
バンドを代表して言わせて頂くと、こうやって毎回日本に来させてもらえることに凄く感謝してるし、何より楽しいんだ。 本当に日本って良い所だと思うんだよね。
日本のみんなはもっと自分の国に誇りを持っていいと思う。
こうやって世界各国を回っていると分かるんだけど、最近ってアメリカナイズされてる所が多くてさ。
でも日本っていうのは日本なりの、日本でしか見られないものがたくさんあるよね。
それとは逆に、自国の文化を保てないままアメリカナイズされてる国もたくさんあるんだよ。
日本は自国の文化や伝統をしっかりと保っていると思う。日本らしさってやつだね。 そのことを誇りに持ってもらいたいな。

ということで、対談の抜粋をテキスト化しました。
未公開部分を含む対談のロングバージョンはスペシャルサイトで12月17日までストリーミングで聴く事ができるので、ぜひチェックを。

感想は・・・書ききれません。
とにかく、オアシスをよく知らない生徒はベスト盤「Stop The Clocks」をぜひ手に取って聴いてみて欲しい。きっと、心を掴まれる曲があるはずだから。そしてオアシスを知っている生徒は、ノエルのインタビューからいろんなことを想像してみてほしい。
日本らしさとか、自分を信じることや楽しむこと、練習の大切さ。過去を振り返ることや20年後の世界を考えてみること。マスタープランが何なのかとか、モーニンググローリーってどんな話かとか。

あとがき担当す●●でした!