2008年11月11日。10代限定文学新人賞「蒼き賞」が、グランプリには『孤独星』、準グランプリ『陽のあたるところ』、審査員特別賞『×』という結果で幕を閉じました。でも、真っ先に拍手を贈りたいのが、ノミネート作家の6名の蒼き作家たち・・・『アシタのアタシ』のきつね、『陽のあたるところ』の海央、『アフターグロー』のくり、『× (かける)』の柚木椅子、『孤独星』のベニ、『満月の扉』の辻村アズサ。6人とも、10週に渡る連載作業、本当にお疲れ様でした! よく書ききった!! 連載中はきっと孤独で過酷で、普段の生活 (学校や家のことね) もあったことだろう。でも毎週待ちわびているSOL生徒のために息切らさず、ゴール目指してひたすらに走り抜けてくれたね。審査結果では計りきれない、6人の蒼さと強さに、最大の賛辞を贈りたい。拍手!!!!!!
そして、毎週この「蒼き賞」の連載を読んでくれて、掲示板でも6名の作家に感想や激励を送ってくれた読者のみんなにも拍手!!! 「蒼き賞」はノミネート作家6名だけのものではなく、書き手と読み手がいて初めて共有できる10代だけの空想空間が生まれたんです。「蒼き賞」の6作品からもらったドキドキ感、どうか忘れないでほしい!!!
忘れちゃいけないのが、「蒼き賞」のパートナーである最高にロックな出版社! 幻冬舎の編集者のみなさんにも拍手を!!! まさに陰の功労者。作家6人には1人ずつ、編集担当者がマンツーマンでサポートしてくれていたんだ。未完の10代作家たちの個性や表現を引き出しつつ、時には厳しく、時には優しく、僕らの知らないところで語り尽せぬドラマがあったんです。この編集者との二人三脚があったからこそ全員が10話完結できたこと・・・これは6人の作家たちが一番実感しているはずだよね。そして、今回も10代の未来の鍵探しに賛同してくれて、賞金30万円の提供と、入賞しなかった3名へのプラン (世界に1冊の本を作成してくれる!) を提案してくれたキモチスイッチ オロナミンCにも重ね重ねの御礼を!
グランプリ発表後、やましげ校長が黒板に書いたメッセージ。
「僕たちが終わらせない」ーーーー。
"世界が終わる夜に" がテーマとなった第1回蒼き賞。6人6様の物語は、すべて世界が終わることは無かった。石原専務も言った。「ここから、未来が始まるものばかりだった」と。ノミネート6作品は、世界が終わる夜を舞台にした、未来の鍵を握る学校SCHOOL OF LOCK!のメッセージ、そのものだったように思う。・・・『未来を変えるのは、僕たち!!』・・・最後に拍手を贈りたいのは、思い思いに "自分" を書き叫んでくれた蒼き才能、全員だ。「蒼き賞」との出会いで、僕らはまた一つのメッセージを心に刻んだ。
・・・SCHOOL OF LOCK!は、明日も "世界を終わらせない" んだ、と。
SCHOOL OF LOCK! 鍵のコック レ・ミヤーノ |