今年の応募総数、およそ3200通。昨年を大幅に上回る作品群。数だけでなく内容もとんでもないことになっていた。熱意だってハンパじゃない。「第二回目が開催されるのを、本気で1年間待ち望んでいました。これは、私の1年間が詰まった作品です」「外見も頭の良さも、何一つ人に勝てるものがない。楽器だって何にも鳴らせない。SCOOL OF LOCK! を聴いて、すごい人に出くわすたびに、へこんでしまう。でも、そんな自分にも、『書く』ことだけはできるんじゃないかと思って、すごく恥ずかしいけれど、応募してしまいました」 …この調子。3200の作品に、3200の想いが間違いなく乗っかっていた。