Summer Movie! 夏の映画を紹介!!
2019.08.06
[Alexandros]
(カッ、カッ、カッ、チャイム……ガラガラ……)
洋平先生「進路室へようこそ!
先週8月1日(木)から配信リリースされました『月色ホライズン(chill out ver.)』…、
生徒のみなさんは手に入れてくれましたでしょうか!?
…ありがとうございます!
【 アレキサンドLOCKS!掲示板 】にもたくさんの感想書き込みを頂きまして、‘ライブでも披露して欲しい’って意見もあったんですけど、俺も思ったよ。
『月色ホライズン(chill out ver.)』もライブ、イケんじゃないかなって。
何となく日常生活で流れてたら良いなって感じのver.なんですけど、夏のシーズンに良いな〜。chill outしたい時に聴いて欲しいなと思います。
ちょっとライブも検討しておきます!
さあ!受験生のみなさんは夏休みそっちのけで勉強を頑張っていると思いますが、今日は‘受験もない’、‘部活もない’、‘夏休み何もやることないよ!’っていう生徒さん、必聴でございます!」
M. 月色ホライズン(chill out ver.) / [ALEXANDROS]
洋平先生「まだまだ『月色ホライズン(chill out ver.)』の感想もお待ちしております!さあ!本日の授業にいきましょう!Yeah!」
(カッカッカッ…カッカッ…)
洋平先生「お!?なんか今日は字が上手く書けた気がする…」
(カッカッカッ…カッカッ…)
洋平先生「うん!良いじゃないですか…All right.Let’s go!…Summer Movie!.」
洋平先生「もう8月に入ってしまいましたが、上半期も面白い映画が目白押しでした!今、携帯のメモを見ながら…スマホね!(笑)‘携帯’って今、言わないよね?(笑)
で、先週“先生は今のところ今年80本くらい見ているかな?”って言いましたが、嘘つきました!すいません!70本でした!
たくさんある中で今の所、先生が1番良いなって思ったのが、この秋公開の『ガリーボーイ』」
洋平先生「インド映画なんだけど、簡単に言うと…インド版『8 Mile』です(笑)
HIP HOPを題材にしてて、インドの貧困層の青年が、大学の勉強を頑張んなきゃいけない、家族の生計を立てなきゃいけない、だけど!
“俺はもしかしたらラッパーになりたいのかもしれない”って事で、HIP HOP界の1番を目指すっていう青春物語。めちゃくちゃ面白かったです!
ヒットするんじゃないかな?まだ公開されてないからまだ分からないんだけど、日本でもかなり人気が出るんじゃないかと思います。
最近のインド映画では『きっと、うまくいく』が記憶に新しいんですけど、ちょっと僕の中では超えましたね」
洋平先生「あと、これもまだ公開されてないんですけど、『Us』」
洋平先生「これはめちゃくちゃ面白いし、怖い。ぜひ観て欲しいね〜。
僕は一足先に『Sleepless Tour』のアジアツアーをやっているから、飛行機で観ました。
国際線に乗ると日本公開前の映画がやってたりするんですよ。
これが映画好きにはたまらない(笑)寝なきゃいけないんですけど全く寝ないで観てました。
ま、ホラー映画っていうジャンルではあるんですけど、サスペンスに近い。
お化けとかじゃないので苦手っていう生徒にもぜひ観て欲しい」
洋平先生「ではこの夏、生徒のみなさんにお薦めする映画を紹介しましょう!
今、公開中ですね。『ワイルドライフ』という映画です」
洋平先生「先生の大好きなジェイク・ジレンホールという役者さんが出ていますが、“誰ですか?名前分からないです”っていう生徒さんもいると思いますが、
『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』にも出ていて、実は先生と年齢も2コ違い、38歳かな。2コ上なんですけど、すっごい好きなんですよ!
ちょっと映画の説明をすると、1960年代、モンタナ州というアメリカでも田舎の方で暮らしている家族のお話。
最初は普通に仲良く過ごしてたんですけど、ジェイク・ジレンホール演じるお父さんが、仕事を解雇されてしまって、“じゃあ、どうしようか”って次の仕事を探している時に、山火事が起きてしまうんですね。その山火事を食い止める仕事に就いたんですが、お母さんとしたらちょっと怖いわけですよね。
主人公の息子も“命が危なくない?”って心配するんですけど、“男として、アメリカ人として山火事を食い止めに行くんだ!”って家族の反対を押し切って、行くんですね。そういう感じでだんだん家族が崩壊しかけていく…。
その時に主人公の14歳の息子が何を思うか。
一聴すると、割と地味な映画に正直、聴こえるじゃないですか?
僕もイントロダクションを読んだ時に“地味なのかな”って思ったんですけど、そんな事ない!かなり激しくて映画として凄いエンタメしてました。
やっぱり14歳、15歳の時って何も権利を与えられてないじゃないですか。
そんな中で、じゃあ何を思えば良いのか。
何も権利を与えられてないとかじゃなくて、自分も家族の一員なんだよねっていう事をちゃんと教えてくれる映画だなと思いましたね。
それくらいの歳の生徒さんにも観て共感して欲しいですね。
デッカイ映画館ではやってないから、観られないっていう場合は、公開が終わった後、Blu-rayとかでも観て欲しい。
実は先生、コメントも書きました」
洋平先生「近所に映画館が無いよとか暑いから出掛けたくないよっていう生徒さんのためには、今、続編が公開されている映画『ハッピー・デス・デイ』がお薦め」
洋平先生「ホラー映画なんですけども、去年ニューヨークで観てめちゃくちゃ面白かった!
設定がまず面白くて、主人公の大学生の女の子が怖〜いお面を被った奴に殺されるんです。
でも殺されたと思ったら、目覚めた時に戻る。で、また殺されるっていうループ。
殺されないように色々努力するんだけど結局殺されちゃう。
じゃあ、どうしようかっていうお話。
斬新で何より面白い!主人公の大学生の女の子が悪い奴っていう設定もあんまないから、正直、共感もないのね(笑)でも観ているうちにだんだん好きになっていくんだよね。
この映画は観て欲しい。夏にピッタリ。別にお化け系では…ないって言っちゃったらネタバレになっちゃうか(笑)何も言わないでおくわ。ぜひご覧になってみてください!
夏が終わったら『ガリーボーイ』と『Us』で!」
M. Apna Time Aayega / Ranveer Singh & Dub Sharma
洋平先生「先ほど紹介しました『ガリーボーイ』で登場する曲でございます!カッコイイでしょ?
インド映画で『8 Mile』みたいって言うと想像出来ないと思うんですけど、『8 Mile』は白人であるエミネムがどうやって黒人が牛耳っているHIP HOP業界でのし上がっていくかっていうお話。
で、インドにもカースト制度が正直まだ残っていて、セリフにも出てくるんですけど、“使用人の息子は一生、使用人。そこから抜け出すことは出来ない”って当たり前のように言われてて、そういう所から“違うでしょ!俺はやりたい事をやりたい!”って、文化として染まっている事から抜け出すことの難しさ。
その反骨精神ってHIP HOPが生まれてもおかしくない環境だなって思いましたね。
違和感ないんですよ。HIP HOPはアメリカのカルチャーではあるんだけど、この反骨精神はインドでしか生まれないんじゃないかな」