LIVE REPORT
放送日時: | 2014年11月15日[土] |
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ゲスト: | 平原綾香 |
Information
1984 年5 月9 日 東京生まれ
2003 年12 月17 日にホルストの組曲『惑星』の『木星』に日本語詞をつけた『Jupiter』でデビュー。
2004 年の日本レコード大賞新人賞や、2005 年日本ゴールドディスク大賞特別賞をはじめ、様々な賞を獲得。
その後も、ドラマ『優しい時間』(フジテレビ系)主題歌『明日』、NHK トリノオリンピック放送テーマ・ソング『誓い』、ドラマ『風のガーデン』(フジテレビ系)主題歌『ノクターン』を歌い、同ドラマに女優として出演。
2009 年にリリースした全曲クラシック曲のカバーアルバム「my Classics!」は「第51 回輝く!レコード大賞」で優秀アルバム賞を獲得。その活動が高く評価され、2010 年「第1回岩谷時子賞」において奨励賞を受賞。
2011 年「平成22 年度文化庁芸術選奨文部科学大臣新人賞(大衆芸能部門)」を受賞。
また、NHK 朝の連続テレビ小説『おひさま』主題歌『おひさま~大切なあなたへ』、2012 年にはNHK 総合テレビ『ダーウィンが来た!生きもの新伝説』のテーマ曲『スマイル スマイル』をリリース。
2013 年3 月、NHKBS プレミアムドラマ『ラスト・ディナー』では、ゲストの思い出の名曲を毎回ドラマのエンディングで歌う“レストランの専属歌手” 役として、全8 回に出演。
2013 年ユニバーサルミュージックに移籍し、その年の12 月17 日デビュー10 周年を迎えた。
2014 年3 月より「オペラ座の怪人」の続編ミュージカル「ラブ・ネバー・ダイ」でクリスティーヌ・ダーエを熱演。そして、2014 年6 月から始まった全30 本に及ぶ全国ツアーが、9 月27 日の東京・Bunkamura オーチャードホールで終幕。
今までに日本武道館公演(2006 年)を含む10 度の全国ツアーを行っている。
父はサックス奏者の平原まこと。
祖父はジャズトランペッターでホットペッパーズの平原勉。
ニューアルバム『Winter Songbook』
UPCH-20375 ¥2,778(税抜)〈初回生産分〉スペシャル紙ジャケット仕様
■LIVE
「平原まこと 40th Anniversary Concert」LET’S CELEBRATE!! with AIKA & 平原綾香
12月13日 (土) 洗足学園 前田ホール【開場:17:30 / 開演:18:00】
※その他、詳しい情報はオフィシャルページをご確認ください。
「平原綾香 Official Website」
http://www.camp-a-ya.com/
LIVEレポート
こんな日が来るなんて!と特別な想いで迎えた
今回のKIRIN BEER“Good Luck”LIVEは、
平原綾香さんをお迎えして、私の地元・大分からの公開生放送でした。
FM大分が新しい社屋へ移転されたことを祝して、
ハニカムプラザのFM大分特設スタジオからお届けしました。
しかも、JA全農カウントダウンジャパンとの初のコラボ!
ジョージ・ウィリアムズさんも一緒に参加して下さいました。
約2年ぶりのご出演となる平原綾香さん。
この冬最高にHAPPYでHOLLYな気持ちにさせてくれるアルバム
「Winter Songbook」をリリースされました。
歌い継がれる名曲から、最近のヒット曲まで
このセレクトでカバー出来るのは平原さんしかいない!という一枚。
平原さんがオリジナルでつけた日本語訳もあり、
曲に、また新たな魅力がプラスされています。
今回は、そのアルバムの中から、
そして、平原さんのオリジナル曲まで幸せなラインナップで
ライブパーティを届けて下さいました。
しかも、このアルバムのスーパーバイザーで、ジュピターの編曲を担当された
ピアノの坂本昌之さんとお二人で!という贅沢なライブ。
ライブ・パート1。
“Auld Lang Syne ~蛍の光”
平原綾香さんの第一声目から、会場全体の空気が変わり、
カラダに衝撃が走ります。
何か神秘的な世界に一瞬にして包まれたような、
スペシャルな平原綾香さんの歌声。
遠くを見つめながら歌う姿がなんとも美しい!
ハニカムプラザが、声の響きで震えるほどの圧倒的な声の力。
まるで教会にいるかのよう。
冬のヴィーナスがここ大分に舞い降りました。
“アルジャーノンに花束を ~Song Of Bernadette”
この作品初の日本語カバー。
その詞を平原綾香さんご自身で!
ダニエル・キイスのなんとも切ない小説。
ドラマ化された際のエンディングで流れていたこの曲を
平原さんご自身がいつかカバーしたいと願っていたのだそう。
今回、なんとライブでは初披露!
光栄です。
語りかけるように歌うその姿に、
見惚れ、聴き惚れ、じんわり涙が溢れて・・・
“My first love”
17世紀以前から歌われるイギリスの代表的な
クリスマス・キャロル“The First Noel”に、
平原綾香さんが日本語詞をつけて、新たな表情を生み出しました。
キュンとくる繊細な恋の気持ち。
大切な人との幸せな時間を感じさせてくれるあたたかい歌。
こういうクリスマスソングを聴くと、息が白くなるような寒さも悪くない。
むしろちょっと待ち遠しくなってきます。
ライブ・パート2。
ガラリと雰囲気を変えて。
2013年から、今もヒットし続けるファレル・ウィリアムスの“HAPPY”を。
ラジオや動画サイトでも大盛り上がりしたこの曲を平原綾香さんが、
ソウルフルにカッコ良くカバー!
平原さんの声とピアノと、手拍子だけなのに、
こんなにグルーヴィで、全員が満面のスマイル!!
座っていながらもカラダが踊らずにはいられません。
歌い終えた後、ウェーブのように拍手のボリュームがアップ。
最高!でした。
続けて、ジョン・レノン&オノ・ヨーコの“Happy Xmas(War Is Over)”を
平原綾香さんの日本語訳で。
深いところからふわっーと入ってくる平原さんならではの歌声。
それが、全ての人の心をすくい上げて、包み込んでくれるよう。
強い強い平和への祈りを感じました。
ライブ・パート3。
ピアノのイントロから「あっ!」と。
“おひさま ~大切なあなたへ”
可憐で無垢な天使のようにも、
全てを穏やかに受け止める母性溢れる女神にも見える平原綾香さん。
「愛おしい」という言葉がこんなに似合う人はいない。
奇跡であり、希望。
瞬間、瞬間がとても尊いものに感じます。
最後に目を閉じて手を重ね、
「ありがとう」とささやく平原さん。
そして、“Jupiter”
全身で聴く歌声。目力も、声力も一層強く。
奥行きが無限!
特別な魂が入り込んだような
その歌声を浴びる喜びは、究極でした。
今年のKIRIN BEER “Good Luck”LIVEは、
平原綾香さんでクリスマスソング解禁!
荘厳で、あたたかくて、幸せで、神聖で・・・
オンエア後の夕陽やスタジオを後にしての街のイルミネーションが、
平原さんのお陰で、いつも以上に輝いて目に映り、
大分での公開生放送、忘れられないものになりました。
本当にありがとうございました!
そして、スタジオの外でもたくさんの人が集まって最後まで聴いて下さっていました。
真剣嬉しいヒトトキ。大分の皆さん、ありがとうございました☆
Set List
- 1.Auld Lang Syne~蛍の光
- 2.アルジャーノンに花束を~Song of Bernadette
- 3.My first love
- 4.HAPPY
- 5.Happy Xmas(War Is Over)
- 6.おひさま~大切なあなたへ
- 7.Jupiter