KIRIN BEER "Good Luck" LIVE

2013年もあと4日。今年最後のKIRIN BEER Good Luck Live！
ライブパーティを開いて下さったのは、
デビュー30周年の斎藤誠さんです。

35周年を迎えて復活したサザンオールスターズの
サポートギタリストとして、
また、ついこの間は桑田佳祐さんのひとり紅白歌合戦を
がっちりとサポートしていらっしゃいましたが、
アニバーサリーイヤーを振り返って、
「ずっと仕事が続いていて、
ずっと何かの準備をしていたという感じだった。」と斎藤誠さん。

「今日が仕事納めなので思い切り弾けちゃうぞ。」と
たまらない一言を添えて下さいました！

ライブ・パート1
なんとも優しくて、軽やかなギターの音色。
“思い出の宝物”
穏やかな斎藤誠さんの歌声。
高速で過ぎ行く師走の時の流れを
和やかなメロディ―が緩めてくれて、
大切な人とのことを感じさせてくれるラブソング。

「『世界一優しいラブソング』を歌うシンガーソングライター」
とは、まさに☆というスタートです。

ギターを持ち替えて、より深みのある音色に。
10月にリリースされたアルバムのタイトル曲
“Paradise Soul”
先ほどの“思い出の宝物”が淡い色の恋ならば、
この曲は、琥珀色の恋。
経験を重ねた大人のラブソング。

さらりと聴かせるギターソロがあまりにもカッコイイ。

楽しいトークに続いて、
2011年の3月の後半にその時の想いを歌詞にしたという
“明日の空に”

静かなギター。
そのギターに、そっと重ねるように歌声が。
特別な想いが込められた曲であることは、
誰もが感じたことと思います。

歌を聴きながら目を閉じて、
明日の空に光が届くことを祈りました。


そして、ライブ・パート2には、
スーッとスタジオに入ってきたスペシャルゲストKさん！
（5月にGoodLuckLiveに来て下さいましたね。）

斎藤誠さんが、「僕の一番大好きな男！」というKさんをお迎えして、
Kさんが「これやりましょうよ」と持ってきたという
スティービーワンダーの“Superstition”

「これでもくらえ！」とギターのイントロに、
ファンの皆さんもグイッとテンションアップ！
Kさんのピアノも加わり、生まれるグルーヴに震えます。
弾けるピアノに、抜群のボーカル、
なんという贅沢なセッション！！！最強です！

ギターソロは、アコギで弾いているとは思えない
まるでエレキのような音がカッコ良くて。
そして、演奏している皆さんが最高に楽しそう！
その楽しさが会場にも伝わって、幸せな気持ちでいっぱいになりました。

アルバム「Paradise Soul」の中で、Kさんが参加していて、
斎藤誠さんの高校生の頃の気持ちを歌ったという
“飛ばせドライバー”を。

イントロのハーモニーから身体が喜ぶ。
「イイ感じだ。」と斎藤誠さん。
メロディーからは、日本の道路じゃなくて、
R66が浮かんできます。
途中のハーモーニカが気持ち良さをどんどん高めて。
これからお出掛けしたくなるような上機嫌な一曲でした。


最後のライブ・パート3では、
斎藤誠さん、ギター：柳沢二三男さん、ベース：角田俊介さんの再び3人に戻って。
洋楽ばかり聴いて育ったという斎藤誠さんならではのカバー。
“Change The World”から“Roll Over Beethoven”をメドレーで。
たっぷり歌う大人のゆとりいっぱいのChange The World、
そこからいきなりテンションが変わり、
Roll Over Beethoven、チャックベリー！！！
50'sのロックンロール！
高校の文化祭の時には既にこの曲を演奏していたのだそう。
乾杯が待ち切れなくなる楽しさです。

面白いことはもう少し先にあるんじゃないかと
常に準備をしてきたという斎藤誠さん。
「今日より明日が楽しくなるんじゃないかと」
そういう気持ちを歌った、“幸せの準備”を最後に。

イントロのストロークがたまらない！
前向きで、温かくで、美しい。
斎藤誠さんの生き方が現れたこの曲の美しさは、
ふとした日常の中で、思わず涙がこぼれるほどの夕焼けに
出会ったときのよう。

終わりよければ全て良しという言葉がありますが、
今日のライブはまさにそう！
「全て良し」と感じるヒトトキ。
来年のGood Luckへと繋がる素晴らしいライブでした。
斎藤誠さん、そして、スペシャルゲストのKさん、
本当にありがとうございました！
そして、30周年おめでとうございます！！

+++
また最後に。
今年も一年、お付き合いくださいまして
ありがとうございました。
来年もKIRIN BEER Good Luck Liveを
ご愛聴頂けたら幸いです☆

どうぞよいお年をお迎えください。