去年の12月17まで神奈川県 横浜市の市道で
新しいタイプの横断歩道社会実験を行っていました。
名称を「スムース横断歩道」といいます。
これは地域の住民、PTA、警察、横浜市、
国土交通省の横浜国道事務所が連携して発足した
交通安全対策協議会の取り組みです。
設置された場所は横浜市緑区中山2丁目の市道。
その場所を選んだのは抜け道となっていて交通量が多い、
さらに速度や急ブレーキが多いことからです。
上の写真が「スムース横断歩道」です。
ハンプの上に横断歩道を設置。
なだらかに台形上にして段差を設けてあります。
車が時速30km以下に落とすことを目指しました。
さらに車が通行する左側には横断舗装を指すよう三角マーク。
横断歩道がその先にあることを強く意識づけています。
歩行者が横断していればドライバーはより気づきやすいでしょう。
細かい検証はこれからだということですが
横断歩道の手前で減速した車両も確認したとのこと。
国土交通省 横浜国道事務所に話を聞いたところ
所感としては有効なのではないかと考えているそうです。
そして、今後はビッグデータを活用して
事故が起きる前に危険な箇所を見つけていきたいとのこと。
また、スムース横断歩道も有効な手段だと考えますが、
それぞれの道路環境に適した交通事故対策が重要。
そのあたりを見極めつつ
生活道路の事故を減少に取り組んでいくということです。