第190回 阪神高速道路 交通安全対策アクションプログラム

2018/11/15

交通安全には、さまざまな組織、団体が取り組んでいます。
高速道路を管理・運営する会社もその1つ。

阪神高速道路も事故削減プロジェクトに取り組んでいます。
名称は「交通安全対策アクションプログラム」といいます。

2005年に阪神高速道路は民営化し、2年後にスタートしました。
中心はWebサイト内にある「阪高SAFETYナビ」。
2013年「第10回 日本e-Learning 大賞」総務大臣賞を受賞しています。




「阪高SAFETYナビ」を利用するにはまず、
阪神高速道路の使用頻度や仕事・レジャーといった
使用目的など基礎情報を入力します。
その上で「SAFETYドライブ カウンセリング」を選択すると・・・
    
    
<STEP1> 診断プログラム
        
4択の質問が5つずつ出題され、該当する選択肢を選んでいきます。
質問は例えば『ETCレーンは時速20キロ以下での通過を常に心がけている』
選択肢は「とてもよく当てはまる」「少し当てはまる」
「あまり当てはまらない」「全く当てはまらない」   

質問は全60問で5題ずつ出されます。
5つの質問に答えて「進む」を押すと・・・


<STEP 2> アドバイス

「ETCレーンは時速20キロ以下での通過を常に心がけている」という質問に
「全くあてはまらない」と答えたとすると・・・

「ETCレーンでは ?あらかじめ侵入するレーンを決める 
?あなたのクルマの急停車や割り込みに注意する 
?時速20キロ以下で侵入 ?バーが開くのを確認してから通過
を心がけて下さい」というアドバイスが出ます。





STEP 2「アドバイス」には、回答へのアドバイスだけでなく
「これは知っておこう」というコラムがあって
「環状線での一般的な注意事項」を確認できたり
「阪神高速道路での注意ポイント」や
「接触事故多発マップ」を見ることができます。


<STEP 3> 診断

すべての質問に答え終わるとSTEP 3「安全運転診断書発行」。
点数と説明で「総合診断結果」と「視点別評価」が出ます。

その他、阪神高速道路の走行映像を見て
イメトレができる「セーフティドライブ トレーニング」。
映像からはどんな危険が隠れているか? 体感できて
見落としがちな危険への対処についてのアドバイスを受けられます。

さらに実際に阪神高速を走行する時のサポートして
出発地・目的地を設定すると事故の注意ポイントが経路上に表示される
PC版では「セーフティドライブ プランニング」、
スマホ版では「セーフティドライブ スマートチョイス」というコンテンツ。
ゲーム感覚で運転年齢診断を受けられる「セーフティドライブチェック」。
かなりコンテンツは豊富。





阪神高速道路を利用している方、する方は事故防止のため、
いちど「阪高SAFETYナビ」を試してみてはいかがでしょうか。



阪高SAFETYナビ
https://safetynavi.jp/