第133回 反射材を身につけよう!

2017/10/12

あなた自身 あなたの家族は 
ふだんの生活で「反射材」を身につけていますか? 

日没時間が日ごとに早くなる時期です。
交通事故が起きやすいのは運転手の視界が狭くなる夕方から夜にかけて。

危険な時間帯に「反射材」は
あなたやあなたの大切な人の命を救ってくれるもの。
今週は「反射材」を追跡しました。

今から7年前 平成22年に
全日本交通安全協会が行った調査の結果が手元にあります。
調査対象者は1,001人。

その中で【反射材用品を知っていた】人は89.5%。
9割の認知度。 

そして この調査では「反射材用品を見たことがある人」と
「見たことがない人」を合わせた全体のうち 94%が
反射材は「夜間の安全性向上に効果があると思う」と答えています。
ほぼ全員です。

にも関わらず「反射材用品の着用率」は

自転車用含む  ▶︎ 30.4% — 3割

自転車用除く  ▶︎ 19.5% — 2割

驚くほど低いのが実情です。
その理由を調査結果に探すと・・・

?番多いのは
「外出の時に反射材用品を身につけるのは面倒臭い」

?番目に多いのは
「反射材用品を身につけるとカッコ悪い」


しかし ほぼ全員が「効果がある」という認識を持つ反射材。
実際のデータを見ると それはやはり危険回避にとても有効なのです。

時速60キロで夜間に車を運転していた場合
危険を認識して ブレーキを踏み 停車するまでの距離は 44m 。
それに対してドライバーが歩行者を認識できる距離は

黒っぽい服装 26m

明るい服装 38m

止まるまでに要するのは44m。
つまりは間に合わないということに。

ところが反射材を身につけていると
ドライバーが歩行者を認識できる距離は 57m 。

夜間に反射材を着用する意義 
わかっていただけるでしょう。

最近では反射材用品の種類は
かなりバラエティに富んだものになっています。
一見すると反射材とわからない可愛いものも増えています。

例えばアニマル反射マスコット
子どものバッグにつけたら可愛いと思います。
缶バッチ、ブレスレット、リストバンド、シールなどもあります。

外出の時は反射材用品を着用するようにしましょう。
特に歩行者としての事故被害が多い
子どもと高齢者には身につけてほしいものです。

そんな反射材についてよく知ることができるフェアが
この週末に池袋サンシャインシティ アルパ地下1階 噴水広場であります。
JA共済も協賛する「反射材フェア2017」。

反射材の効果を体験するショー。
ピーポくんも登場する交通安全教室。
A共済が提供する交通安全をテーマにしたミュージカルなど
親子で楽しみながら交通安全を学べるコンテンツが盛りだくさん。
ぜひ足を運んでみて下さい。