第95回 JA共済 小・中学生全国交通安全ポスターコンクール
2017/01/19
子供たちの交通安全に対する意識向上のため、
JA共済では小・中学生全国交通安全ポスターコンクールを開催しています。
昨年末に平成28年度の結果が発表されました。
今回はコンクールを担当する地域活動支援部
地域貢献運営グループ 岸智貴さんをゲストに迎えて受賞作を紹介しつつ
45回を数えたこの催しから見える子供たちの交通安全への意識を探りました。
交通安全ポスターコンクールの大賞作は12点。
内閣府特命担当大臣賞・農林水産大臣賞・警察庁長官賞・文部科学大臣賞の4部門があり
それぞれに小学校低学年・高学年・中学生から1人の作品が選ばれて12点です。
結果は同時開催されている書道コンクールの結果とともに
こちらの特設サイトから見られます。
http://social.ja-kyosai.or.jp/contest/winner_top.html
いずれの作品もポスターとしてのクオリティが高い。
交通安全についてのコピーはもちろん絵やデザインもとても上手です。
詳細は上記サイトで見てほしいのですがいくつかご紹介すると・・・
⭐️ 「明日へ結ぶ 命 シートベルト」
・命の字がシートベルトで描かれています
⭐️ 「やめられるよね おとな なら」
・おとなは赤文字
背景の絵は群像劇のように多数の大人のシルエットが
スマートフォンを持って歩いたり自転車に乗って行き交う姿
⭐️ 「だめっ!! あかしんごう」
・文字はみな赤文字 !は飛ぶ血のように描かれています
信号は赤が強調され その隣には静止するかのような大きな掌
第45回に関して多かったのはスマホや自転車にまつわるもの。
第1回の頃は交通事故死者数が1万5千人を超えていた時期。
車に関するものが多かったそうです。
岸さんによると、交通安全ポスターコンクールに描かれるテーマは
その時々のニュースで伝えられている内容が大きく反映されているとのこと。
子供たちなりに考え、反応した結果が現れています。
車の運転をする立場にある方はコンクールの結果をご覧になり
交通安全への意識をさらに高めるようにしてください。
交通事故を起こす立場にあるのは大人。
子供は犠牲者になってしまう立場に置かれているのです。