08/23May J.さんにとってのコラボ&カバー
夏ももうすぐ終わりですね。ちょっとさみしく感じる今日この頃です。残り少ない夏を満喫しましょうね。
長岡の花火大会に行ったリスナーの方から、震災復興花火 フェニックスで流れる『Jupiter』を聴いて、感動的でしたというメールをいただきました。平原さんは見に行けなかったのですが、Ustreamで放送されていたので、コンサートが終わった後、スタッフみんなで見たそうです。一度見ると、忘れられなくなり、もう一度見たくなるという長岡の花火。まだ見たことない方は、来年はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?
今月のヴィーナスラウンジのゲストはMay J.さんです。
今週のトークテーマは、『コラボ&カバー』です。コラボと言えば、平原さんとMay J.さんも2年前、TOKYO FMの番組でコラボしたことがあるんです。宇多田ヒカルさんの『First Love』をアカペラで歌いました。懐かしいですね!
May J.さんは、2006年にリリースされた1stシングルでフィーチャリングしたm-floの VERBALさんをはじめ、初の武道館公演で共演したキマグレン、そして、クリス・ハートさん、鈴木雅之さん、デーモン閣下など、様々なアーティストとコラボされています。
コラボって楽しいですよね?
「楽しいですし、新しい自分を発見できます。」
中でも印象的な方は?
「デーモン閣下さんの時は、すごく難しかったですね。ちょっとオペラチックな曲だったんですよ。当時、そういうの歌ったことがなくて、力強い歌声で歌わなきゃと思って、全力で歌いましたね。歌詞もおもしろくて、”グルコサミン”とかが出てくるんです。」
ニューシングルのカップリング曲『北極星 〜Polestar〜feat. SHOW』は、台湾のアーティスト SHOW(ショウ・ルオ)さんとのデュエットですね。SHOWさんとのコラボは、いかがでしたか?
「SHOWさんは、去年の夏のa-nationというイベントで一緒になって、ライブを観たんですけど、歌声が本当にきれいで素晴らしくて、ダンスもすごいんですよ。振り付けも自分でしちゃうんです。自然に身体が動いていて、キレもあって、パーフェクトな方なんですね。
実は、台湾では大人気で、2010年から4年間連続、アルバムランキングが1位だったんです。一緒にデュエットができたらいいなと思っていたんですけど、彼も日本で活動したいという気持ちがあって、日本と台湾をつなげるような、懸け橋になるような曲ができたらいいねということで、今回の曲が生まれました。」
カバーに対する思いや、こだわっていることはありますか?
「もともとカバーアルバムは出す予定なかったんです。いろいろなアーティストさんの曲を歌わせていただく機会がありまして、その時に、一青窈『ハナミズキ』を歌ったんですね。声の出し方や歌唱法が違いますし、この曲を自分が歌っていいのかというところから始まりました。でも、歌った後に視聴者の方々からいろいろな反応があって、こういう曲をもっと歌っていきたいなと思ったんですよね。それがきっかけでいろいろな曲をカバーさせていただくようになって、みなさんが聴きたいと言ってくださるのに答えたいという思いで、ずっと続けていますね。」
みんなが聴きたいカバーって何だろうって悩むこともありますよね。
「自分が好きな曲ばかりカバーしても面白くないと思っていて、みなさんが聴きたいと言ってくださるのを中心に、年代も考えながら、今の若い人が知っている曲はもちろんですが、昔の曲もリストアップして、実際にカラオケに行って歌ってみるんです。
これが面白いんですけど、カバーアルバムを作る時のミーティングはカラオケで行われるんですよ。最初は会議室で話すんです。その後に20曲ぐらいに絞り込んでいくんです。カラオケではキーやテンポも変えられるので、この曲すごく合うね、こういうアレンジで行きたいねというのがどんどん見えてくるんです。」
May J.さんの活動について、詳しくは、オフィシャルサイトをご覧ください。初の武道館コンサートの模様を収めたライブDVDとBlu-ray『May J. Budokan Live 2015 〜Live to the Future〜』もぜひチェックしてください!
来週は、May J.さんをお迎えしてのラストウィークです。プライベートを中心に伺います!お楽しみに!