森永乳業 presents 平原綾香のヒーリング・ヴィーナス

平原綾香

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ON AIR REPORT 毎週ゲストをお招きして、その方ならではのパーソナルな“音楽の世界”を辿ります。

09/14レ・フレール オリジナルの演奏法「キャトルマンスタイル」

2014/9/14 update
レ・フレール&平原綾香さん

日差しもやわらいできて、夏も終わり、もう秋です。平原さんの夏の思い出。今年は、普段、洋服として着られる浴衣を買いました。モデルのikumiちゃんがデザインしている「i(アイ)」というブランドのもの。ガウンっぽくって、帯は締めずに紐でくくるタイプの浴衣で、ツアーの移動日によく着ていたそうです。
本当は浴衣を着て、花火大会行って、ヨーヨーすくいがしたかったそうですが、残念ながら行けませんでした…。来年こそ、行けるといいですね!

ヴィーナス・ラウンジのゲストはピアノ・デュオ、レ・フレールのお2人です。
9月のゲストはレ・フレールのお2人です。レ・フレールは兄の守也さんと弟の圭土さん、斎藤兄弟による連弾のピアノ・デュオ。先週はお2人のヒストリーについて、お話いただきましたが、今週は連弾について、詳しくお伺いしました。

普通の連弾との違いは?
守也さん「普通の連弾って何だか忘れちゃいましたね。もともと連弾曲って少ないんです。伴奏とメロディーが別れて、先生と生徒さんが弾く発表会のイメージですね。普通の連弾の曲はやらず、オリジナルしかやらないので、ちゃんとした連弾の曲を勉強しろって話ですよね。」

圭土さん「僕らのキャトルマンスタイルもいろいろな奏法があります。オーケストラやバンドみたいなサウンドが表現できるものだと常々思っています。」
『ちょうちょ』を実演しながら、説明していただきましたが、圭土さんが低音部分と高音部分を、守也さんが真ん中の部分を弾いていました。手を交差させています。

普通は伴奏担当とメロディー担当をわけて演奏しますが、その方が落ち着いて弾けませんか?
圭土さん「体勢的には楽ですが、作曲して思ったことは、手を交差させる場所によって全然、サウンドが変わってくるんですね。それを追求した結果のクロスの仕方なんですね。ベストな音を追求したら、複雑なクロスになってしまったんです。」

アルバムはオリジナル楽曲だそうですが、譜面に起こしたりするんですか?
圭土さん「半分も楽譜に書かないですね。先週、演奏しました『Cross 第4番』は完全に楽譜に起こしましたけれども、即興で演奏したものは、楽譜にしないですね。」

今週はブギウギピアノというプレイスタイルで、即興演奏を披露してくださいました。「ブギウギは100年近い歴史があります。日本では『東京ブギウギ』という有名な曲があるんですが、もとはピアノ1台で、即興で演奏されるスタイルだったんです」と教えていただきました。守也さんは最初、立ってプレイしていて、途中で圭土さんと入れ替わってソロを取っていると思えば、いつの間にかバッキングに回って演奏していました。もちろん耳でも楽しめますが、ぜひ目でも楽しんでいただきたいパフォーマンスでした。

レ・フレールは、現在、全国ツアーの真っ最中です。レ・フレール オフィシャルサイトをチェックお願いします。来週はプライベートについて伺います。お楽しみに。

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