森永乳業 presents 平原綾香のヒーリング・ヴィーナス

平原綾香

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ON AIR REPORT 毎週ゲストをお招きして、その方ならではのパーソナルな“音楽の世界”を辿ります。

09/07ヴィーナス・ラウンジのゲストはピアノ・デュオ、レ・フレールのお2人

2014/9/7 update
レ・フレール&平原綾香さん

秋の訪れを皆さんはどんな時に感じますか?平原さんはお月様が綺麗に見えた時と、ヒグラシの声が聞こえた時だそうです。
平原さんにとって、9月はツアーファイナルを迎える特別な1ヶ月。
東京は9月20、21日、仙台がファイナルで9月23日、プレミアムアンコール公演は9月27日です。体調に気をつけながら顔晴り(がんばり)ます。皆様、引き続き応援よろしくお願いいたします。

ヴィーナス・ラウンジのゲストはピアノ・デュオ、レ・フレールのお2人です。
9月のゲストはレ・フレールのお2人です。レ・フレールは兄の守也さんと弟の圭土さん、斎藤兄弟による連弾のピアノ・デュオです。コンサート活動を中心に日本はもちろん、世界各国で活躍されています。9月3日に『4-Quatre(キャトル)』をリリースしました。この日はレ・フレールの結成記念日だったそうです。12周年を迎え、13年目に突入しました。

お2人は小さい頃からピアノを習っていて、15歳からルクセンブルグの音楽学校に留学し、クラシックピアノを学んだ後、それぞれピアニストとしては勿論、コンポーザーとしても活動されていたそうです。

レ・フレールを結成したきっかけは?
「連弾は2人が小さい頃から発表会でやったりしていたんです。2002年9月3日、僕らは神奈川県横須賀出身なんですが、地元のライブハウスで一台のピアノで演奏し始めたのが結成日としています。それまでそれぞれ活動したり、勉強したりしていました。

自然なことだったんですけど、ライブハウスでやった時にですね、お客さんから好評いただいて。いまだに椅子に座るだけでもお客さんが喜んでくれて。キャーという声が聞こえてきたりするんですけど。そこから、自分たちの連弾の魅力とか可能性にいろいろハマっていって、2006年のデビューに至るという形なります。」

日本はもちろん、フランス、ベルギー、韓国でもメジャーデビューを果たし、ヨーロッパ各国、韓国、オーストラリアの主要都市などでツアーを開催するなど、海外でも大活躍ですね。特に盛り上がっている地域は?
「どこも温かく受け入れてくれて、最終的にはすごく盛り上がってくれるんですけど。国によって、表現が違っておもしろいですよね。インストゥルメンタルで言葉の壁がないので、喜んでくださいます。」

何と言っても、お2人のパフォーマンスの特徴は「キャトルマン・スタイル」というオリジナルの演奏スタイルです。手をいろんな形に交差させたり、座る位置を変えたりして弾いているそうですが、この奏法については来週詳しく伺うことにして、今週は電子ピアノによる生演奏をしていただきました。曲はニューアルバムにも収録されている『Cross 第4番』をお送りしました。

平原さんによると、まるで競技のような、フィギュアスケートを観ているような感覚だったそう。最初はお兄さんの守也さんが高音域を弾いている位置に座っていて、弟の圭土さんがお兄さんにエルボーするかのごとく、低音の位置に座っているのに、高音のところを弾きにいくという複雑な奏法をしています。これまでエルボーが当たってしまったことはないのですが、練習でもよけながら演奏しているそうです。
椅子も1台だけを使っていて、それにも理由があります。演奏中に座る位置を変えたり、入れ替わったりするので、1台だけの方が動きやすいんですって。

レ・フレールのパフォーマンスをぜひ、生で観てください。現在、全国ツアーの真っ最中です。そして、9月15日、六本木 ビルボードライブ東京で「ベスト オブ レ・フレール petit premium TOKYO 2014」も開催されます。レ・フレール オフィシャルサイトをチェックお願いします。来週はピアノの連弾について、詳しく伺う予定です。お楽しみに。

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