05/11平原綾香さん、お誕生日おめでとうございます!
5月9日、誕生日!
ケーキでお祝い♪
木村大さんと急遽、スペシャルセッション!
平原綾香さん、お誕生日おめでとうございます!5月9日、誕生日を迎え、30歳になりました。小さい頃は30歳ってもっと大人だと思っていたという平原さん。
村上春樹さんや糸井重里さんが唱えている30歳成人説に共感すると言っていました。というのは、昔の人の方がもっとしっかりしていたんじゃないかと思っているそう。平原さんのお母さま30歳で仕事をしながら、2人の子供を育てていたんですって。今日は母の日ですね。皆さんはお母さんにどんなふうに感謝の気持ちを伝えますか?
今月のヴィーナス・ラウンジのゲストはギタリスト 木村大さんです。
今月のヴィーナス・ラウンジのゲストはギタリスト 木村大さんです。
小学1年の時には、全国規模の学生ギターコンクールに出場して、小学校低学年の部で優勝。それを機に、学生時代に出場したコンクールはすべて優勝という、驚異的な経歴をお持ちです。まさに神童だったんですね!(平原さんが間違って童心…と言ってしまい、木村さん大爆笑!正しくは神童です♪)
今週はそんな木村さんに、大切な相棒、「ギター」についていろいろお伺いしました。
ギターとクラシックギターの違いは?
「まず弦が違います。僕たちが使っているクラシックギターは、スパニッシュギターもそうなんですけど、ナイロンの弦を使っているんですね。どちらかというと音が柔らかい。
スチール弦になると、少しハリが出てくるような音になります。音の持続する長さも全然違うので、楽器そのものが全く違うと思った方がいいのかもしれないですね。
昔から言われているギターだとガットギターがクラシックギターの原型なので。
クラシックギターを弾くオーソドックスなスタイルは、足台というのがあり、それにね、左足をのっけて弾きます。利点は左手がすごく安定するの。
僕たちって伴奏とメロディーを同時進行でやるので(典型的な例をいうと『禁じられた遊び』)これは非常に利にかなっているんだけど、初めてギターをやる人が足台を置いてこのスタイルで弾いたら戸惑う人って結構いるのかなと思って。リズムが取れるので、コードをかきならしてリズムセクションをするとか、歌の伴奏するとかという時にはやはり、普通のアコースティックなスタイルが向いていると思う。」
爪を見ると、ギタリストだなと思います。
「僕たち、ピックを使わないで爪を使って弾くフィンガーピッキングと呼ばれるスタイルなので、利点は1人でメロディーから伴奏、コード進行まで全部やるというのが目的です。そういう意味では理にかなっていますね。すべてが合理的。」
いろんな方とコラボする機会って多いですか?
「前に比べると、最近増えましたね。元々ソロギターとして、完結できちゃう楽器なので、実は人と合わせるのが苦手なそういう部類に入ります。失敗だらけで、すごく悲しい思いもいっぱいしてきたけど、一歩踏み込むと素敵なこともいっぱいあるんで、楽しい。」
思い出のセッションは?
「玉置浩二さん。何か作品が残ったわけじゃないんですけど、たまたま公演の打ち上げの時に、玉置さんのマネージャーが、ギターを持ってきてですね、即興で何かやれという話になり、とにかくギターを弾きまくったら、スキャットでずっとついてくるいう場面があって。やっぱりこの人、すごいな、天才だなって。そこにいる人全員が、うなずいていたという。その場所に押尾コータローさんや沖さんもいて、みんながギター弾いて、玉置さんがそれぞれのギターで歌うみたいな。とても面白かったです。」
本当は今回セッションはないということだったんですが、木村大さんと平原さんのスペシャルセッションが急遽、実現しました。木村さんにとって、クラッシックギターを語るに外せない曲だとおっしゃっていた、『アランフェス協奏曲』をお送りしました。
来週は普段聞いている音楽など、プライベートな話に迫ります。お楽しみに!
※木村大さん、5月21日にニューアルバム「ONE」をリリースします。全国ツアーも決定しています。詳しく知りたい方はオフィシャルサイトをご覧ください。