森永乳業 presents 平原綾香のヒーリング・ヴィーナス

平原綾香

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ON AIR REPORT 毎週ゲストをお招きして、その方ならではのパーソナルな“音楽の世界”を辿ります。

04/13ヴァイオリニスト NAOTOさんが影響を受けたアーティストとは?

2014/4/13 update
平原綾香さん&NAOTOさん
NAOTOさんが影響を受けたアーティストは?
まず、ファッションから真似したそうです。

リスナーさんから「オリオン座の赤く輝いている星、ベテルギウスがもうすぐ爆発するそうです。」というメールをいただきました。
1〜2年ぐらい前にブラザー・トムさんのラジオで、平原さんもこの話をしたことがあります。平原さん曰く、肉眼でも燃えているのがわかるそう。
「今日は特にメラメラしているなという日があるの!」と教えてくれました。みなさんも空を見上げて、赤く燃えるベテルギウスに注目してみてください。
ベテルギウスが爆発したら、オリオン座の形も変ってしまいます。それは少し寂しい気もしますけど…。

今月のヴィーナス・ラウンジのゲストはNAOTOさんです。
今月のヴィーナス・ラウンジのゲストは、日本屈指のヴァイオリニスト、NAOTOさんです。
今週は、ヴァイオリニストとしてはもちろん、音楽家としてのNAOTOさんの歴史、ヒストリーに迫ってみました。

いろんな作曲家を勉強されたと思いますが、一番勉強されたのは誰ですか?
「勉強したかどうかはわからないですが、好きなのはモーツァルトですね。モーツァルトの魅力は無駄がない。最小限のことですべてを言い尽くしています。そこにもう少しこれを入れた方がいいかなという迷いがないのが天才です。個人の好みはあると思うんですけど、アルファー波が出るのは、モーツァルトと4つ打ちの聴きやすいものの方が出るんです。90年代の小室さんの曲は、すごくアルファー波がでるらしいですよ。
音楽的に言うと3和音がほとんどで、3和音プラス2以降って、曲に1回ないし、2回しか出てこない。それの使いどころを極めていますよね。」

ポップスを表現する唯一無二のヴァイオリニストと称されるNAOTOさん。ポップスに目覚めたのは、大学に入ってからだそうですね?
「やり始めたのはそうですね。僕は、クラシックは勉強するジャンルだと思ってやっていて、ずっと『ベストテン』で育っていたので、聴いているのはJ−POPや歌謡曲です。

影響を受けたアーティストは、沢田研二さん、玉置浩二さん、マイケル・ジャクソン。
まず、ファッションから入りました。3歳ぐらいの時、沢田研二さんがパーマあててるって聞いた瞬間、僕もあのクリクリにしてくれっていう。
玉置さんはベストテンで出てきた時に、ものすごいアイラインを入れてらっしゃって、すごいと思ったけど、歌を聴いたらものすごく上手で。友達のお兄ちゃんにカセット貸してもらって聴いたら、アルバムの曲がすごく良くて。コンサートもよく行くようになりました。
中学校3年生まで、僕、ベストテン以外、観たことがなかったので、外国の人が歌を歌うとか知らなかったんです。ビートルズとか知らなかったんです。僕、一人っ子なので、全く情報が入ってこないんですよ。
高校生で東京に出てきて、家にMTVが入っていたんです。僕が知っている回転数じゃない、クルクル回る何だこのフィギュアみたいな人は?すごいなっていう。マイケル・ジャクソンと書いてあるぞと。踊りもキレキレだし!僕が知っている歌って踊れるのはトシちゃんがMAXですから。トシちゃんより回転数が多いと思って。」

玉置浩二さんの曲作りの手法に影響を受けているそうですね。
「メロディーをどれぐらい大事にするかということころをものすごくこだわってらっしゃるんじゃないかと思うんですね。あと、サビがわかりやすく、難しくしないというところですね。自分の声が一番グッとくる帯域にサビ、音程をおいていると思うんですよね。僕も自分のヴァイオリンは一番この辺が鳴るというところにサビがくるように書きますね。」

NAOTOさんの曲作りは、ヴァイオリンを弾きながらではなく、五線紙に向かってだとか?
「僕、トータルで見るから。コード感がないじゃないですか。ヴァイオリンは旋律楽器で、メロディーしか聴けないから。曲の全体像が自分でも見難い。使うとしたら、鍵盤ですね。」

NAOTOさんは自らPoper(ポッパー)というニックネームを付けたほど、ポップスが大好きだということがお話を聞けば聞くほど伝わってきましたね。来週もお楽しみに!
NAOTOさんのライブ等の情報は
オフィシャルサイトをご覧ください。