08/07ヴィーナス・ラウンジ 辻井伸行さん【1】
辻井さんと記者会見風に握手!
最近、平原さんがワクワクしたこと。「前世からの手紙」というサイトで、名前を入れると前世からの手紙がメールで届きます。(無料だそうです。)
それによると、平原さんは、前世、コペンハーゲンに住んでいたらしいです。そして、サーカスに感動し、そのまま弟子入りしたとのこと。平原さんも小さい頃、サルティンバンコを観て、本気でサーカスに憧れた経験があります。手紙を読んで、前世の名残かもしれないと思ったそうです。
ヴィーナス・ラウンジ 辻井伸行さん
今月から月替わりで素敵なゲストをお招きします。8月のマンスリーゲストはピアニストの辻井伸行さんです!第13回ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールで、日本人初の優勝を飾ったいまや日本が誇る、世界的ピアニスト。
なんと、2歳からおもちゃのピアノを触っていたそうです。4歳から本格的にピアノを習い始めました。5歳の時、サイパンに家族旅行した際、ショッピングセンターで自動演奏のピアノの音を聴いて、どうしても弾きたくなってしまった辻井さん。
お母さんが頼んでくれて、そのピアノで、リチャード・クレイダーマンを弾いたら、他のお客さんやお店の人がたくさん寄ってきて、『ブラボー!すごいね!』って話しかけてくれたそうです。
それから人前で弾くことが大好きになりました。10歳ぐらいの時にコンクールで優勝した時から、ピアニストになるんだと思っていたそうです。
辻井さんは演奏だけではなく、ご自身で作曲もなさっていて、最近では、フジテレビ系ドラマ「それでも、生きてゆく」の劇中音楽を担当されたり、8月27日公開映画「神様のカルテ」のメインテーマと挿入歌を手掛けられています。
最新アルバム「神様のカルテ〜辻井伸行 自作集〜」の中で、ショパンさんがジョルジュサンドさんと過ごした場所に行って、そちらでも作曲されたとコメントを書かれていましたが、どんな気持ちでしたか?
「ショパンとジョルジュサンドが過ごしていた場所に行って、200年前、ショパンが実際使っていたピアノに触れることができました。本当に音は狂っていて、ヘンテコリンでしたけど、『これをショパンが弾いてたんだよな』と思うと、ショパンが舞い降りてきて、会話しているような気がして、声が聞こえてきたり、ピアノが聞こえてきたり、涙が止まらなかったですね。」
今日、オンエアさせていただいた「それでも、生きてゆく」はどんなイメージで作られた曲なんでしょうか?
「3月11日の震災直後、3月の終わりからアメリカとカナダで1ヶ月間、コンサートをしました。
アンコールに被災された方々へ追悼の意味を込めて、また、本当に諦めないでがんばってほしいなという気持ちを込めて作った曲です。」
辻井さんは、9月に、東京での4公演と、滋賀と島根、そして、10月、11月には、アメリカでも公演予定です。11月10日には音楽家にとっての憧れの舞台、ニューヨークのカーネギー・ホールで演奏します。辻井さんには来週もお話を伺います!お楽しみに。