森永乳業 presents 平原綾香のヒーリング・ヴィーナス

平原綾香

MESSAGE

ON AIR REPORT 毎週ゲストをお招きして、その方ならではのパーソナルな“音楽の世界”を辿ります。

02/27「my Classics3」発売直前特集!

2011/2/27 update

平原綾香さん
my Classics3と同時に発売のDVDも
よろしくお願いいたします。
my Classics3

「my Classics3」発売まであと3日となりました。今日は、番組の内容を変更し、
「my Classics3」収録曲をオンエアしました。平原さんの曲1つ1つに対する思いも語っていただきました。その1部を番組サイトでもご紹介します。

「ほとんどの曲を自分の作詞でやるというのも、『my Classics』シリーズになってから初めてのことで、
だんだんと歌詞を書くことのコツがわかるようになってきました。こうやって何曲も続けて書くことができたのもクラシックの作曲家の方のお陰だなと。作曲家の方からいろんなヒントをもらって、歌詞を書きました。」と平原さん。
それから、「愛」をテーマにした曲が多いアルバムになったともおっしゃっていました。
聴けば聴くほど、これから始まるツアーが楽しみです。

What will be will be
「バッハさん作曲、『チェンバロ協奏曲第5番第2楽章 アリオーソ』のカバーです。
今まで歌って来なかったイメージの曲だと思います。『What will be will be』は『なるようになるさ』という意味です。もともとついていた歌詞からインスピレーションを受けました。
不安になると、『なるようになる!』って口に出すようになっていたんです。こう見えても心配性なところがあって、気にしちゃうタイプ。だからこそ、こういう歌詞を書いたのかなとも思います。私と同じような気にしちゃうタイプの方、一緒に歌いたいです。この曲の最後にラララで歌う箇所があるので、コンサートツアーでもみんなで大合唱したいと思います。」

LOVE STORY 交響曲第9番 第3楽章
「『一万人の第九』から生まれました。佐渡裕さんから『究極のラブソングにしてください』と提案があり、一生懸命書いた歌詞です。佐渡さんから聞いたのは『愛のメロディーだよ。』というキーワードをいいただきました。この第九自体、音の使い方にそれぞれ特徴があります。第1楽章は5度、第2楽章はオクターブ、第4楽章は3度の音を多用しているのに対して、第3楽章は2度、つまり、隣同士の音を使うことでメロディーが作られていると。きっとこれは、隣にいる恋人の愛、親子の愛、人類愛などを表しているんじゃないかなと教えてもらいました。
このお話を聞いたとき、『LOVE STORY』だなと、タイトルから先に決めて、歌詞を書きました。
音楽的に聴いていると、隣同士の音の関係の深さに感動しました。実は、それはとても繊細な関係なんですよね。それは音だけじゃなくて、人間も一緒なのかな。
隣同士だからこそ、時々、ぶつかるけれど、本当に綺麗に重なれば、綺麗な音が出せる。そんな考えにも行き着きました。全国ツアーのタイトルにもなっているので、楽しみに歌いたいなと思っています。」

ラヴ・ラプソディー
「『パガニーニの主題による狂詩曲』のカバー。大変お世話になっている、ラフマニノフさん作曲です。
皆さんからのリクエストも多かったです!南紀白浜にある『アドベンチャーワールド』のテーマソングです。去年の夏に天国に行った、愛犬ピピの教えも歌詞に込めました。15年生きたピピは最後の方は、光と声を頼りに歩いていたんですけど、それでも、一生懸命歩く姿を見て、『心に光があれば、前に進めるんだよ』っていうそんな風に言っているみたいで。ピピから教わったことを歌詞に込めました。
歌詞に行き詰った時も、ピピと散歩した公園に散歩しに行ったり、この曲を聴きながら、歩いたりしましたね。ちょっと余談ですが、いつも通らない道を通りたくなったら、そこに花壇があり、真っ赤なバラが咲いていました。そのバラの名前は『ニコロ・パガニーニ』。
実は、ラフマニノフさんはニコロ・パガニーニさんの主題を元に狂詩曲を作ったので、ニコロ・パガニーニさんが大本の原作者なのです。だから、ビックリしちゃって。
いろんな人が天国から応援してくれてるんだなって、そんな気持ちになり、泣いてしまいました。」

  • mixiでシェアする