森永乳業 presents 平原綾香のヒーリング・ヴィーナス

平原綾香

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ON AIR REPORT 毎週ゲストをお招きして、その方ならではのパーソナルな“音楽の世界”を辿ります。

11/21ボレロ/ラヴェル

2010/11/21 update
平原綾香
ヒーリング・トピックスでご紹介した
かわいいロボットハムスター君!
ロボットハムスター

寒くて布団から出るのが辛い時期ですね。でも、平原さんはそういう気持ちになったことがないそうです。まだ寝ていたいという気持ちはありますけど、寒いのは苦手なのに、冬は好きとのことです。
「もうすぐクリスマス!」という感じと、マフラーを巻いている自分が好き。

寒さは苦手なんだけど、なんか好き。猫好きの猫アレルギーを持った方もいますしね。
「嫌い、嫌いも好きのうち?きっとそういうことなんだと思うよ。」とのトークに、ピンキーさんのクスクス笑いが聞こえました・・・。寒いと、小さい頃のいい思い出がよみがえるからかなともおっしゃっていました。確かに寒いのは辛いけど、冬じゃないと楽しめないものもたくさんありますね。
「こんな冬を過ごしています。」みたいな、普通のお便りも待っています。

平原さんにカバーしてほしいというクラシック募集中
あなたに聴いてほしいクラシックをかけたり、平原さんにカバーしてほしいというクラシックをリクエストしていただくコーナー「Your classics」。来年3月に発売予定の「my Classics3」に入れるかもしれません!皆さんからのリクエストお待ちしています。今週のオンエアした曲はこちら。

ボレロ/ラヴェル
「ラジオネーム アメーバーさんのリクエスト。フランスの作曲家、モーリス・ラヴェルさんのバレエ音楽です。バレエだけでなく、いろんなシーンで使われています。
ちょっと変わった曲なんです。最初から最後まで、同じリズムで繰り返されています。(最後の2小節を除く)最初はピアニッシッシモぐらいの小さい音から、フォルティッシッシモぐらいの大きな大きな広がりをもって、演奏されます。これをクレッシェンドと言いまして、だんだん強くという意味です。
曲が最初から最後まで大きなひとつのクレッシェンドのみで構成されているんですって。

普通はここはピアニッシモで、途中メゾフォルテで、ここはフォルテでお願いしますという、ガイドがついているのですが、この曲は最初から最後までひとつのクレッシェンドでできているんです。
それから、2つのパターンのメロディーだけで構成され、ずっと同じことをやっているんですよ。
この曲、聴き手にはすごく人気なんですが、演奏者にとっては大変らしいです。
最初から最後まで、一定のリズムですごく神経を使うんじゃないかなと思います。

父が『ハートカクテル』というサウンドトラックに参加している時に、この『ボレロ』も入っていたので、クラシックだと思ってなくて、おもしろい曲だなーと聴いていました。

この曲に親しみが沸くのはもうひとつ理由があって、ソプラノサックス、テナーサックスが入っているんですよね。クラシックの曲って、サックスが入れない曲が多いんです。
1840年代に作られた新しい楽器なので、なかなかクラシックには入れなかったのですが、『ボレロ』は1928年初演なので、サックスも入っていて、サックス奏者にとっては、ちょっと嬉しい曲です。」

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