森永乳業 presents 平原綾香のヒーリング・ヴィーナス

平原綾香

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ON AIR REPORT 毎週ゲストをお招きして、その方ならではのパーソナルな“音楽の世界”を辿ります。

08/15adagio

2010/8/15 update
平原綾香さん
夏といえば、すいか!

お盆休みの真最中!東京や大阪に遊びに来て、この番組を聴いてくれた方もいるかもしれませんね。
「日焼け対策は重要です。今はよくても、シミとか皺とか。でも、太陽を浴びると、ストレスを消したり、前向きな気持ちになったりする効果もあります。」
紫外線対策を万全にして、夏を楽しみましょう!
トマト大好きな平原さん。トマトは美白効果があるんですって。ファンの方からいただいたプチトマトをおいしく食べているそうです。

平原さんのツアー後半戦は、大阪・堺市から始まります!引き続き、クラシックに対する想いを話してくれましたので、ご紹介します!

adagio
平原さんコメント
「原曲はセルゲイ・ヴァシリエヴィチ・ラフマニノフの交響曲第2番 adagioです。

ピアニストとしても、有名ですよね。ラフマニノフさんが普通に弾ける曲が、プロのピアニストの方でも、手の大きさによって、弾けない曲があるくらい、大きな手だったそうです。ラフマニノフさんのピアノは、繊細な感じで、でも、とても力強くて、好きです。

順風満帆だった、音楽家人生でしたが、1897年『交響曲第1番』を発表した時に、一転して、酷評を浴びます。ラフマニノフさんは、もともと精神的に弱かったらしいんですけど、この失敗でとても落ち込んだそうです。地道な治療を行っていく中で、精神科医から、暗示の言葉を聞きました。
『あなたはピアノ協奏曲を書きます。今まであなたが書いた、どの作品よりも美しくて、説得力がある。たくさんの拍手を浴びます。』
そこで、『ピアノ協奏曲第2番』を作り、復活を果たし、6年後に、私がカバーさせていただいた『adagio』が入っている『交響曲第2番』を発表して、大絶賛を浴びるわけです。
起死回生の復活を果たした後、2人目の子供も授かり、一番幸せな時代なんですよね。幸せも感じますが、全編通して聴いてみると、当時辛かった思いも描かれてあって、いろいろな心境で聴ける曲だと思います。

自信を持つことが、この曲のテーマであり、自分らしくありのままで生きることが大切なんだよとラフマニノフさんが教えてくれているような気がします。
偶然にも『adagio』をレコーディングした日が、ラフマニノフさんの誕生日でした。」

『my Classics』『my Classics2』を中心に、クラシックの魅力について迫っていきたいと思います。皆さんも、思い入れあるクラシックや、もっと知りたいということがあったら、メールくださいね。

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