09/13ドラマ「オルトロスの犬」に出演
9/2『my Classics!』発売しました!
AD伊藤くんが影武者?!
平原さんの『my Classics!』のポスターを持ってくれています。
「女優は引退します」と宣言した、平原さんですが、先日、ドラマ「オルトロスの犬」に出演しました。実は、『”風のガーデン”1作だけなのに、引退ですか?!オイッ!』というツッコミ待ちだったようですが、『平原綾香!女優引退じゃなかったのか?』とちょっと話題になっていましたね。
ラジオネーム・くりきんとんさんからこんな質問をいただきました。
「どんな風にセリフを覚えたり、撮影をしていくんですか?そして、大変だったことや、裏話を教えて下さい。」
平原綾香さん流 セリフの覚え方
「台本をもらって、最初は自分が出るシーンだけを読むんですけれども、セリフも『風のガーデン』の時は覚えられなくて。セリフを歌詞だと思って覚えていきましたね。ここはpp(ピアニッシモ)で話して、ここはff(フォルテッシモ)、ここは息を吐き目に言うとか、細かく歌を歌うように決めていくと、覚えやすくなりましたね。それからは、セリフを歌詞だと思って、見るようにしています。
役作りは余命1ヶ月の役だったので、自分なりに病気のことも調べたり、先生もついていて、この病気の場合はどこが痛いとか教えていただいて、役に入り込んでいきました。
今回はNGはなかったと思います。『風のガーデン』の時は中井貴一さんをソファーに引っ張るシーンがあったんですけど、強く引っ張りすぎて、中井さんがソファーの角に膝をぶつけて、NG大賞の映像にも流れていました・・・。
『オルトロスの犬』では、そこまで長いセリフはなかったので、私のNGはなかったかな。
演技をすればするほど、普段の自分が出てしまいます。
面白かったのは、演技をするとより普段の自分が出ちゃうということかな。
最初は歌と一緒なのかなと思ったんですが、例えば、平原綾香として、『仮面舞踏会』を歌う時は、少し積極的な、心をさらけだした女性になれた気がしたんです。
でも、演技の場合は、他の人を演じれば演じるほど、自分が出てきてしまって。結構、生き方そのものに似ているなと思いました。あの人みたいになりたいなとその人を演じれば、演じるほど、自分が見えてきちゃう。やはり、自分しか生きられないんだなと思ったことがあるんです。
歌と演技って、私にとっては、表、裏。光と影。光の部分を演じれば演じるほど、影が出てきて、影の部分を演じると、光が出てきて。
実際、オンエアを見てみて、思ったんですが、恥ずかしいですね。自分の演技を見ると。
少し笑ってしまうことも。
でも、今回はすごく真面目な役だったので、真剣に見ましたけれども。
またこういう機会があったら、挑戦したい気持ちもありますが、俳優さんは第1話だけでなく、ずーっと出るわけですからね。改めて精神的に強い人でないと、できない仕事だと思いました。
今回はいい経験になりました。」
平原さんへの質問募集中です!お待ちしていまーす。