森永乳業 presents 平原綾香のヒーリング・ヴィーナス

平原綾香

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ON AIR REPORT 毎週ゲストをお招きして、その方ならではのパーソナルな“音楽の世界”を辿ります。

10/21城田 優さんが平原綾香さんに歌ってほしい曲!

2018/10/21 update
平原綾香さん・城田 優さん
毎週ゲストをお招きして、その方ならではのパーソナルな“音楽の世界”を辿らせていただきます。今日のゲストは先週に引き続き、城田 優さんです。城田さんはニューアルバム『a singer』でおよそ6年半振りに歌手として本格始動されます。

このアルバム聴きごたえがありますね。1曲目は『コーナー・オブ・ザ・スカイ』(ミュージカル『ピピン』より)は最後の伸ばしが高いよね。
「それが、一番の悩みです。来年『ピピン』やるんですよ。始まって2曲目なんだけど、今しゃべっているだけでもドキドキしている。これ、ドの音なんですよ。ハイ“C”ね。あんなにのばすの無理!これを何人の男性が歌えるか、みんな、ぜひ挑戦してもらいたいですね。
最後の1音でさ、この歌、いじめですよ。こんなにプレッシャーのかかる最後の1音ないと思う。がんばります!」

私、思ったんだけど、『マイ・フェイヴァリット・シングス』 (『サウンド・オブ・ミュージック』より)は城田 優くんが歌うとさ、いやらしい感じだよね?
「いやらしい?!全然いやらしい歌詞じゃないですよ?今回、ジャジーにしていまして、候補のキーが2つあって、片やポップというか、割と明るめの感じ、もうひとつは葉巻とかウイスキーが似合う雰囲気。こっちの方向ではあるんですが、かといって、エロスは別に出しているつもりはないんですけど…。」

テーマに合わせて選んでもらった曲をご紹介いただく、一夜限りのスペシャル企画!
選曲テーマも、城田 優さん自ら考えてくださったんです。題して、『城田優Presents あーやに歌ってほしい曲セレクション!』

アデル『All I Ask』
(平原さん)すごく辛い時に、アルバム全曲聴いた中で、これが一番泣けて、ずっと聴いていたの。
「まじっすか!この曲大好きなんです。友達に優くんにこれを歌ってほしいと言われたんですけど、同じような感情を抱いています。アデルは素晴らしいですよ。でも、アデルではなくあーやが歌ったらどうなるか知りたいです。カラオケでいつか歌っていただきたいです。」

DREAMS COME TRUE『やさしいキスをして』
(平原さん)友近さん似の演歌歌手、水谷千重子さんが歌っていたよね。そのイメージがある。いい曲ですよね。ドリカムさんは小さい頃、よく聴いていたな。
「ドリカムさんの曲の中で、一番好きなのは『未来予想図?』なんですけど、これも好きなんです。さっきのアデルとは違う愛のメッセージというか。」
(平原さん)これ、報われない愛なのかな?私、たぶんね、すごくドロドロ歌うと思う!
「めっちゃいいじゃないですか!それはぜひ、聴きたい!」

ミュージカル『エリザベート』より『私だけに』
「僕がこの間、収録の時に、この歌を歌ってほしいと言った、あれですよ。この役をやってほしい。“自由になりたい、私は私だ”という歌詞なんですね。王家に入って、肩身を狭い思いをしていて、継母にいじめられ、夫からも距離を置かれ、心の距離も広がっていくという場面で歌う曲なんです。この曲は平原綾香で聴きたい。あの手この手を使って、エリザベート役でオファーをどうにかしたいなと思うくらい。僕はどこの回し者でもありませんが、エリザベート役をやってほしいなと思います。『エリザベート』というのは、実話なんですよ。そこにファンタジーを加えています。僕が演じていたのは“死”という概念。要は死神みたいなもので、この物語は当時実在したハプスブルク家という王家の話なんですけど、エリザベートは死に憧れを持っていた方だと。そこで作られたミュージカルが『エリザベート』なんです。僕は死の概念を演じていたんですけど、完璧じゃないといけないし、誰も抗えない存在だから、演じるのめちゃくちゃ疲れるわけですよ。エリザベート役もすごくいろんなことで、頭がガチャガチャになりながら、本当にまっすぐでピュアな女の子だったのに、いろんなことを制限されて、やりたいこともできなくて、息子は取られてしまうわ、夫は離れていくわ、いろいろなことがあって、この歌は“私は私だけの道をいくんだ”ということを歌っているんです。最終的に死を選ぶか、自分を選ぶかどうなっていくんだこの物語…ていう。実話にファンタジーのカーテンをかけて、ふわっとさせたお話です。ぜひ、やっていただきたいですね。」

城田優さんにとって今後の夢や目標を教えてください。
「明確にあるんですけど、僕、オリジナルミュージカルが作りたいです。個人的なことでいうと、平原さんとぜひ、何かやりたいというのがありますね。このアルバムでも平原さんとやりたいということでお名前を出していまして、今回はちょっといろいろなことで叶わなかったと思うんですけど、僕の中では今、トップ・オブ・興味は平原綾香!僕、プレイヤーとして自分の限界を感じるわけですよ。歌い手として、ラミン・カリムルーみたいな人がいて、自分より圧倒的にパフォーマンス能力やメンタル力が高い人たちに僕が作ったものに出てもらう。自分が観たいもの、聴きたいものができる人たちを揃えて、ひとつの作品を作れたら、どれだけ幸せだろうと。大変失礼な言い方をすると、“コマ”と言ったら、わかりやすいのかな?平原さんにその“コマ”のひとつになってもらいたい!」

城田 優さんのニューアルバム『a singer』は10月24日(水)リリースです。収録曲は『エリザベート』『ロミオとジュリエット』『ファントム』などの代表作から、来年日本初演を予定している『ピピン』より『コーナー・オブ・ザ・スカイ』(英語歌唱)、人気ミュージカル『モーツァルト!』スウィーニー・トッド』からの名ナンバー『サウンド・オブ・ミュージック』『グレイテスト・ショーマン』などミュージカル映画の名曲さらに、世界的人気ヴォーカル・グループIL DIVOのヒット曲『イザベル』を自身のルーツでもあるスペイン語でカバーした、全11曲!
詳しくは城田 優さんオフィシャルサイトをチェックしてくださいね。

来週は高橋 優さんがゲストです。お楽しみに!

皆さんからのメッセージをご紹介♪
ラジオネーム まままめさん
「平原綾香さま、こんばんはマシュー・ボーンの『シンデレラ』、ブログで観に行っていたって書いてましたね。なんと、私と娘も、同じ日の回を観ていました!あの時間、同じ空間で、あの舞台を観ていたとは、ブログを布団の中で読んで、声をあげてしまいました。マシュー・ボーンの振付はとても独創的で、パターンが全く読めない。でも、流れてるようなエネルギーが絶えずある。振り付けやフォーメーション、ダンサーさん覚えて毎回舞台の上で、、すごい!の極みですよね。あーやは、メリーポピンズの時、振り付けやフォーメーション、覚えるのはたいへんでしたか?また覚えるコツってありますか?秘策があるなら教えてください。今もスパカリの高速振り付け、覚えてますか?」

平原さん
「いらっしゃっていたんですね。私、宣伝部長…まではいかないな。課長ぐらい?いや、平社員?!…をやっていたんですよ。ホールの広場に私の写真とコメントがあって、隣には『メリー・ポピンズ』のバート役をしていた大貫勇輔くんなど、舞台をやっている方たちで、なんで私なの?って感じでした。マシュー・ボーンっておいしいの?ってみたいなタイプだったんですよ。私が宣伝するなんて大丈夫かなって、最初は不安だったんです。マシュー・ボーンというのは、本当に世界的な有名な振付師で、プロデュースもするし、『メリー・ポピンズ』のダンスも全部振り付けをされた、すごい方なんです。私は全然知らなかったから、勉強しましたよ。マシュー・ボーンの『シンデレラ』も映像で観て、良さを動画や文章で語ったんです。ちょっとでも役に立てたかなと思うんですけど。マシュー・ボーンの『シンデレラ』をクラシックバレエだと思って観に行ってはいけないと思った!振付もバレエではないんですよね。マシュー・ボーンの振付だから。
“今もスパカリの高速振り付け、覚えてますか?”とのことですが、お風呂の中で踊りましたよ。覚えにくいものって覚えるんですよね。あまりにも当たり前じゃない動きだから、刷り込まないと覚えられない。クラシックバレエのレッスンでは、先生が一度踊ったものを観て、生徒がみんな、それを見て覚えて一回で踊るというのをずっとやっていたから、振付を覚えるというのはもしかしたら、歌手にしたら、得意なのかもしれない。この間、『FNSうたの夏まつり』で『メリー・ポピンズ』のダンスを踊ったじゃない?あれ、ミュージカルで踊った振付でもなければ、歌詞も違ったから、一から覚えたんだけど、だいたい30分ぐらいで、全部の振付を覚えて、はい、じゃあ、やりましょう!みたいな感じでした。ミュージカルやバレエやっていてよかったなと思いました。」

番組では皆さんからのメッセージをお待ちしています!「アナタにとって○○な曲」のリクエストも大歓迎です。例えば・・・、大切な曲や癒される曲、元気が出る曲や泣ける曲、初めてCDを買った曲、カラオケで良く歌う曲、結婚式でかけたい曲など、○○に当てはまるキーワードは、何でもOKです!
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