01/28濱田めぐみさんと『メリー・ポピンズ』について語り合いました
2018/1/28 update
毎週ゲストをお招きして、その方ならではのパーソナルな“音楽の世界”を辿らせていただきます。今週のゲストは、濱田めぐみさんです。
濱田めぐみさんとは、2014年、平原さんが初めて挑戦したミュージカル『ラブ・ネバー・ダイ』でクリスティーヌ役のダブルキャストとして出演して以来のご縁です。
また、3月から上演されるミュージカル『メリー・ポピンズ』で再びメリー・ポピンズ役のダブルキャストとして、ご一緒することになっています。
番組サイトでは、ミュージカル『メリー・ポピンズ』のお話を中心にご紹介いたします。
『メリー・ポピンズ』は、パメラ・トラバースの小説を基に、1964年、ウォルト・ディズニーがプロデュースし、ジュリー・アンドリュース主演で製作され、世界中で大ヒットした名作です。
2004年、『オペラ座の怪人』や『CATS』『レ・ミゼラブル』などを手掛けた最強クリエイティブチームによりミュージカル化され、こちらも大ヒットになりました。世界10か国以上で上演され、愛され続ける超大作ミュージカルなんです。
お話としては、ちょっとおかしくないですか?メリー・ポピンズは空から来て、空に帰って行く。なぜなのかがわからなかったんです。オーディションの時も、役作りがよくわからなかった。プロデューサーの人から「メリーは宇宙人だから!宇宙人っぽくやればいいんだよ。」って言われてから、少し霧が晴れたような気がしました。
「だってさ、説明がつかないことだらけじゃない?普通の人間の感覚として。メリー・ポピンズという女性がさ、普通、そういうことを言う?ってことを立て続けに言うよね。それでも、受ける人たちを納得させるところが、随所出てくるじゃない?普通の役作りじゃできないというかさ、普通の人間の思考回路で進んでいくと、メリーはできないなと思ったもんね。」
ダンスの先生が言ってたんだけど、「たとえ何かを間違っても、自分のせいじゃない。メリーのせいだよね。」って思いなさいって。いやいや、人間的にダメでしょう?
「同じこと言われた。“メリーは間違ってもあ!って顔しないよ。メリーが合ってて、全員が間違っているということだから。堂々と間違えて!”と言われて、気持ちが楽になった気がした。」
濱田めぐみさんでさえ、オーディションするんですか?
「しましたよ!3回したし、ビデオ審査なんて、知らないところで4回も5回も6回もやっていたし。もうずっとでしたよ。メリポピは(オーディションが)一番長いんじゃない?感慨深いというか、制作発表でも言ったけど、“この作品、初日って来るもんなんだ”って思った。不思議〜。」
今、お稽古中なわけですが、どこが一番不安ですか?
「わたしはね、踊っていなかったのよ。『ライオンキング』に入った時に、身体を動かさずにとにかく芝居と歌が専門分野みたいになっちゃって。レッスンでしか身体を動かしていなかったから、ミュージカルなのに、舞台上で歌って踊るというのが、3作品しかなかったのね。だから、その感覚を呼び起こすのにえらい時間がかかった。」
他にもいろいろ聞きたいことがあるんだけど…、また稽古中にいろいろ教えてください!最後にめぐさんの今後の夢をお聞きしたいと思います。
「今後の夢?ずっと舞台上で生き続けていきたいです。具体的な夢がないな!ずっとやっていたい!方向転換せずに、ずっと舞台上でやりきりたいな。」
皆さんからのメッセージをご紹介♪
ラジオネーム 建築おじさん
「ステージでのマイクですが、以前はワイヤレスのあーやマイクを愛用されていましたが、近年はワイヤードですね。素人には分からないのですが、音が違うのでしょうか?コードに躓かないか気になることもあるのですが。」
平原さん
「ワイヤレスとは、ワイヤーがないもののことで、ワイヤードとはワイヤーがついている有線といわれるもののことです。ワイヤレスはコードがついていない分、電波を飛ばして、携帯電話で話しているような感じかな?線に繋がっていた方が、音がいいという話ですね。安心ですよね。やっぱり混線しちゃうと音が悪くなってしまうというのもあるし、ケーブルがついていた方が澄んだ、いい音がするんです。
わたしは基本、線がついているものにして、『JOYFUL JOYFUL』のような踊る曲や左右に歩いたり、走ったりする曲に関しては、ワイヤレスのマイクを使います。2つ使い分けているのですが、音がまったく違うんです。
あとね、電波というのも変わるんです。最初、あーやマイクという名前がついたものを使っていたんだけど、“来年からは電波が使えなくなるので、あのマイクは使えません”とか言われるんだよ。電波の椅子取りゲームみたいなのが繰り広げられているんです。
たとえ、線に繋がっていても電波が混線して、自分が出していない音が出ちゃうことがあるんです。スタジオでレコーディングしていたら、ヘッドフォンからB'zみたいな声が聞こえてきたことがありました。隣で稲葉さんがレコーディングしていたんですね(笑)そういうことがたまにあるんですよ。
最近、Bluetooth事件というのもありまして。わたしがスタジオで作業した時に、母が上の階でお皿を洗っていたら、急に、Bluetoothスピーカーが鳴りだしたんです。わたしのパソコンから音が出なくなっちゃった〜と焦っていたら、要はBluetoothに繋がっちゃって、上の階で母がすごく怯えるという(笑)“勝手に何かが再生されてる!変な音が〜!”みたいな。みなさん、Bluetoothには気をつけてくださいね。」
番組では皆さんからのメッセージをお待ちしてます!平原さんへの質問や相談、超個人的な近況報告も大歓迎です。何でも大歓迎です。アルバム『LOVE2』にちなんで、あなたのLOVEなモノを教えてください。聴くだけで笑顔になれる「スマイルソング」や、明日への活力となる「エナジーソング」のリクエストも大募集中です!曲にまつわるエピソードをそえて、リクエストしてくださいね。
濱田めぐみさんとは、2014年、平原さんが初めて挑戦したミュージカル『ラブ・ネバー・ダイ』でクリスティーヌ役のダブルキャストとして出演して以来のご縁です。
また、3月から上演されるミュージカル『メリー・ポピンズ』で再びメリー・ポピンズ役のダブルキャストとして、ご一緒することになっています。
番組サイトでは、ミュージカル『メリー・ポピンズ』のお話を中心にご紹介いたします。
『メリー・ポピンズ』は、パメラ・トラバースの小説を基に、1964年、ウォルト・ディズニーがプロデュースし、ジュリー・アンドリュース主演で製作され、世界中で大ヒットした名作です。
2004年、『オペラ座の怪人』や『CATS』『レ・ミゼラブル』などを手掛けた最強クリエイティブチームによりミュージカル化され、こちらも大ヒットになりました。世界10か国以上で上演され、愛され続ける超大作ミュージカルなんです。
お話としては、ちょっとおかしくないですか?メリー・ポピンズは空から来て、空に帰って行く。なぜなのかがわからなかったんです。オーディションの時も、役作りがよくわからなかった。プロデューサーの人から「メリーは宇宙人だから!宇宙人っぽくやればいいんだよ。」って言われてから、少し霧が晴れたような気がしました。
「だってさ、説明がつかないことだらけじゃない?普通の人間の感覚として。メリー・ポピンズという女性がさ、普通、そういうことを言う?ってことを立て続けに言うよね。それでも、受ける人たちを納得させるところが、随所出てくるじゃない?普通の役作りじゃできないというかさ、普通の人間の思考回路で進んでいくと、メリーはできないなと思ったもんね。」
ダンスの先生が言ってたんだけど、「たとえ何かを間違っても、自分のせいじゃない。メリーのせいだよね。」って思いなさいって。いやいや、人間的にダメでしょう?
「同じこと言われた。“メリーは間違ってもあ!って顔しないよ。メリーが合ってて、全員が間違っているということだから。堂々と間違えて!”と言われて、気持ちが楽になった気がした。」
濱田めぐみさんでさえ、オーディションするんですか?
「しましたよ!3回したし、ビデオ審査なんて、知らないところで4回も5回も6回もやっていたし。もうずっとでしたよ。メリポピは(オーディションが)一番長いんじゃない?感慨深いというか、制作発表でも言ったけど、“この作品、初日って来るもんなんだ”って思った。不思議〜。」
今、お稽古中なわけですが、どこが一番不安ですか?
「わたしはね、踊っていなかったのよ。『ライオンキング』に入った時に、身体を動かさずにとにかく芝居と歌が専門分野みたいになっちゃって。レッスンでしか身体を動かしていなかったから、ミュージカルなのに、舞台上で歌って踊るというのが、3作品しかなかったのね。だから、その感覚を呼び起こすのにえらい時間がかかった。」
他にもいろいろ聞きたいことがあるんだけど…、また稽古中にいろいろ教えてください!最後にめぐさんの今後の夢をお聞きしたいと思います。
「今後の夢?ずっと舞台上で生き続けていきたいです。具体的な夢がないな!ずっとやっていたい!方向転換せずに、ずっと舞台上でやりきりたいな。」
ミュージカル『メリー・ポピンズ』
・3月25日〜5月7日まで
東京 東急シアターオーブ
・5月19日〜6月5日まで
梅田芸術劇場 メインホールで上演されます。
・東京では、3月18日から24日まで、プレビュー公演もあります。
詳しくは、ミュージカル『メリー・ポピンズ』 公式サイトをご覧ください。
◆ホリプロチケットセンター
034-3490-4949
(平日10:00-18:00 土曜10:00-13:00 日祝休み)
・3月25日〜5月7日まで
東京 東急シアターオーブ
・5月19日〜6月5日まで
梅田芸術劇場 メインホールで上演されます。
・東京では、3月18日から24日まで、プレビュー公演もあります。
詳しくは、ミュージカル『メリー・ポピンズ』 公式サイトをご覧ください。
◆ホリプロチケットセンター
034-3490-4949
(平日10:00-18:00 土曜10:00-13:00 日祝休み)
皆さんからのメッセージをご紹介♪
ラジオネーム 建築おじさん
「ステージでのマイクですが、以前はワイヤレスのあーやマイクを愛用されていましたが、近年はワイヤードですね。素人には分からないのですが、音が違うのでしょうか?コードに躓かないか気になることもあるのですが。」
平原さん
「ワイヤレスとは、ワイヤーがないもののことで、ワイヤードとはワイヤーがついている有線といわれるもののことです。ワイヤレスはコードがついていない分、電波を飛ばして、携帯電話で話しているような感じかな?線に繋がっていた方が、音がいいという話ですね。安心ですよね。やっぱり混線しちゃうと音が悪くなってしまうというのもあるし、ケーブルがついていた方が澄んだ、いい音がするんです。
わたしは基本、線がついているものにして、『JOYFUL JOYFUL』のような踊る曲や左右に歩いたり、走ったりする曲に関しては、ワイヤレスのマイクを使います。2つ使い分けているのですが、音がまったく違うんです。
あとね、電波というのも変わるんです。最初、あーやマイクという名前がついたものを使っていたんだけど、“来年からは電波が使えなくなるので、あのマイクは使えません”とか言われるんだよ。電波の椅子取りゲームみたいなのが繰り広げられているんです。
たとえ、線に繋がっていても電波が混線して、自分が出していない音が出ちゃうことがあるんです。スタジオでレコーディングしていたら、ヘッドフォンからB'zみたいな声が聞こえてきたことがありました。隣で稲葉さんがレコーディングしていたんですね(笑)そういうことがたまにあるんですよ。
最近、Bluetooth事件というのもありまして。わたしがスタジオで作業した時に、母が上の階でお皿を洗っていたら、急に、Bluetoothスピーカーが鳴りだしたんです。わたしのパソコンから音が出なくなっちゃった〜と焦っていたら、要はBluetoothに繋がっちゃって、上の階で母がすごく怯えるという(笑)“勝手に何かが再生されてる!変な音が〜!”みたいな。みなさん、Bluetoothには気をつけてくださいね。」
番組では皆さんからのメッセージをお待ちしてます!平原さんへの質問や相談、超個人的な近況報告も大歓迎です。何でも大歓迎です。アルバム『LOVE2』にちなんで、あなたのLOVEなモノを教えてください。聴くだけで笑顔になれる「スマイルソング」や、明日への活力となる「エナジーソング」のリクエストも大募集中です!曲にまつわるエピソードをそえて、リクエストしてくださいね。