森永乳業 presents 平原綾香のヒーリング・ヴィーナス

平原綾香

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ON AIR REPORT 毎週ゲストをお招きして、その方ならではのパーソナルな“音楽の世界”を辿ります。

09/17クリス・ハートさんが感じる日本の音楽の素晴らしさ

2017/9/17 update
平原綾香さん・クリス・ハートさん
毎週ゲストをお招きして、その方ならではのパーソナルな“音楽の世界”を辿らせていただきます。今週のゲストは、クリス・ハートさんです。ヒーリング・ヴィーナスには何回もゲスト出演していただいています。初めて出演していただいたのは、まだクリスさんが日本に来たばかりの頃。お二人が尊敬するアーティスト、小田和正さんの『たしかなこと』をデュエットしました。J-POPと日本を愛して20年、メジャー・デビューから5年目、という節目を迎えて、初のベストアルバム『こころのうた』が、10月4日にリリースされることが決定しました。

この『こころのうた』というタイトル、クリスを物語っているよね。
「いろいろ繋がりがありますね。僕はデビュー前もSNSでハート・ソング・ジャパンというスクリーンネームでやっていました。デビューしてから『Heart Song』というカバーアルバムシリーズを作って、デビューした年の全国ツアーも『こころのうた』でした。思い出のあるタイトルなので、今回のアルバムも『こころのうた』にしました。」

収録曲はクリスの歩んだヒストリーに欠かせない曲を本人がセレクトしているということですか、セレクトポイントは何ですか?
「僕が日本に出会った20年間のストーリーの中の思い出の曲と、デビュー後の曲ね。でも、正直、難しかった。デビューしてから7枚アルバムをリリースしたので。結構がんばって、リクエストされたカバー曲もオリジナル曲も作ろうとして、そんな感じになっていたんですけど、ベスト盤には入る曲は限られているから、(今までリリースした)それぞれのアルバムから2〜3曲しか入らない状況になって。もっともっと入れたいなと思ったけど。僕の人生と、リスナーの人生に合う曲を考えて選曲しました。」

10月4日のリリースに先駆け、全国各地で『こころのうた』のリリース記念フリーライブ&握手会を開催中なんですね。
「今まで3〜4回ぐらいやっているんですけど、フリーライブにも思い出があります。デビュー前、自動販売機のメンテナンス営業の仕事をしていたんですよ。全国のモールに自動販売機を設置しに行ったり、メンテナンスしに行ったりした経験があって、今回のフリーライブでも僕が設置した自動販売機があるモールが結構あります。
前は自動販売機の営業マンとして行ったところに、歌手として行けています。場所によっては、ステージからその自動販売機が見えるところもあります。自動販売機を見ながら、歌うこともありました。」

『こころのうた』リリース記念スペシャルコーナーを設けました!題して「クリス・ハートのハート・ソング・スペシャル♡」クリスさんの心、ハートに響いた好きな歌を10代、20代、30代と、年代別にご紹介いただけますか?
10代のハート・ソング
セリーヌ・ディオン『My Heart Will Go On』

「97年リリースの映画の主題歌ですね。僕が日本にホームステイしていたのが98年でした。ちょうどロードショーが終わった頃だったのかもしれない。ホームステイの時に、この曲のこともすごく話題になって、この曲を歌いたいなとか、『タイタニック』もすごい映画だったとか、日本で過ごした2週間で盛り上がっていたので、思い出になりました。曲もいいし、メロディーもいいし、僕、実はロック時代の前はクラシックが好きだったので(フルートやオーボエをやっていました)、こういうクラシックの影響があるPOPSの曲がすごく好きだった。こういう綺麗な曲をいつかフルートやクラリネットで吹いてみたいと思いました。歌ったことはないですね。歌えないと思う。まずは英語の発音ですね(笑)」

20代のハート・ソング
コブクロ『時の足音』

「ちょうど日本に来たばかりの頃、コブクロさんのライブ映像を観たり、曲を聴いたりして、すごく影響を受けました。どんな映像を観ても、お客さんが泣いているシーンがあって、なんで泣いているのかなとずっと気になっていました。それから、自分の歌声にそんな力があったらなと思った。メッセージを歌うだけで、感動して泣いちゃうという流れがすごく好きで、先生と話し合って、どうやったらもっと表現できるかと相談して、僕の歌声が変わっていきました。
サビのところの二人が時計の針のような存在でめぐり逢うという流れがすごく綺麗で、そういう運命を感じるシーンがいい。アメリカにはそういう曲はない気がして、日本の音楽は素晴らしいなと思いました。運命に関してはアメリカには今、ハッピーエンドがほしい。(アメリカには)永遠じゃないのなら、会わない方がよかったという考え方があります。僕もアメリカの家族や友達と離れて日本に来て、出会えてよかったという気持ちがあったし、違うリズムで生活しても、繋がりはなくならないよというのはすごく共感できたし、曲が心の中に深く響きました。」

30代のハート・ソング
クリス・ハート『Dreams』

「ごめんなさい。自分の曲です。自分からメッセージを伝えたいと思って。最初の夢は日本に住むことだったのが、どんどん夢が変わってきて、結婚して、子供も生まれて。家族のためにもっともっと日本の力になりたいと、帰化しました。日本人になって、これからもっと新しい夢をみないといけないな、そういう応援ソングを作りたいなと思いました。
夢を叶えてもパーフェクトじゃないし、その後、新しい夢もできるから、どんなことがあってもがんばってというだけじゃなくて、パーフェクトじゃくても夢を見るだけで十分。その夢のおかげで、いろいろな出会いやチャンスが来るというメッセージがある曲を作りました。
僕は、シンデレラボーイみたいに言われたこともありました。夢を叶えたけど、その中でもたいへんなこともたくさんあって、叶えられなかった夢もあります。パーフェクトなイメージがあまり好きじゃないですね。パーフェクトじゃないからこそ、悪いところも、たいへんなところも、みんな知ってほしい。皆さんも夢を見ながら、いろいろなパプニングがあるかもしれないけど、それは普通にあることで、そのままでいいと思ってほしい。がんばっている皆さん、失敗があってもそれで終わりじゃない。その後も続くから、がんばってというメッセージをどうしても伝えたかった。いいこともたいへんなこともあったんだけど、こんな形になってよかったと今、言えます。」

全国各地で『こころのうた』のリリース記念フリーライブ&握手会は、残り2ヵ所。9月23日の愛知と9月24日の青森です。詳しくはクリス・ハートさんのオフィシャルサイトをご覧ください。ベストアルバム『こころのうた』の紹介動画もありますので、ぜひアクセスしてみてくださいね。

来週はエリック・フクサキさんがゲストです。お楽しみに!

皆さんからのメッセージをご紹介♪
ラジオネーム りんご娘さん
「今年の敬老の日はにぎやかになりそうです。我が家の祖父母は12月で結婚50周年・金婚式なんです。おじいちゃんは元銀行マンで今は山菜取り名人。おばあちゃんは現役のお花の師匠として、毎日10人のお弟子さんに稽古をつけています。敬老の日は私たち孫8人とひ孫4人、そしてお弟子さんが中心になってお祝い計画しています。目指せ、100歳!!」
平原さん
「いいね、おじいちゃん、山菜取りの名人なんだ。わたし、山菜がね、すごく好きなんです。“好きな食べ物なんですか?”と聞かれたら、“山菜の天ぷら”っていうぐらい。スパゲッティと座を争うぐらい好きになっちゃいました。山菜だけというよりは、うどんの上に山菜の天ぷらをのせて、レモンと塩で食べるのが好き。おいしいよ!おそばじゃないの。おうどんがいい!山菜も長岡から送ってくださる方がいて、めっちゃおいしいの。ふきのとう、ぜんまい、こしあぶら、何もかもおいしいの山菜って!他にも青こごみ、赤こごみ、うわばみそう、うど、うるい、せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ。母に作ってもらって、覚えましたよ。山菜のおいしさを知らない若者よ、絶対食べてみて!おいしいから!食べたくなった際は山菜取りの名人、りんご娘さんのおじいちゃんに取ってもらってください(笑)」

番組では皆さんからのメッセージをお待ちしてます!平原さんへの質問や相談、超個人的な近況報告も大歓迎です。何でも大歓迎です。アルバム『LOVE2』にちなんで、あなたのLOVEなモノを教えてください。聴くだけで笑顔になれる「スマイルソング」や、明日への活力となる「エナジーソング」のリクエストも大募集中です!曲にまつわるエピソードをそえて、リクエストしてくださいね。
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