06/11バレリーナ 上野水香さんが語るバレエの世界
2017/6/11 update
普段はバレエとは馴染みがないというみなさんも、お二人の話からバレエの世界を垣間見ていただければと思います。
わたし、映画『ブラックスワン』を観てしまったんです。怖いのダメなんですが、友達に“いいから観に行こう”と言われて、観てから後悔したんです。でも、すごく心に残るいい作品でした。上野さん、『ブラックスワン』のアピールもされてましたが、どんな気持ちであの映画を観ていましたか?
「すごく激しい作品でした。あんなにドロドロしていないですね。あれはかなり大げさ…。そういうところもあるかもしれませんけど、わたしはあそこまでそういったことには関わったことはないです。生きるか死ぬかみたいな感じでしたよね。(すごくライバル意識が描かれていて)正直、わたしもあれは怖かった。」
わたしはちょっと、“バレエってこんなんじゃないよ!”っていう反発心がありました。
「そうですね。わたしも正直、そういう風に思っていました。実際、有名な振付師のジョン・ノイマイヤーさんも“バレエの世界はこうではない”とおっしゃっていました。でも、確かに心に残る映画ですよね。」
上野さんが出演する舞台についてお聞きしたいのですが、6月30日から7月2日までの3日間、東京・上野の東京文化会館で『ラ・バヤデール』が上演されるそうですね。
「いわゆる『白鳥の湖』のような3大バレエではないのですが、ジャンルとしては古典バレエでクラシックです。インドが舞台なので、衣装もちょっとオリエンタルなスタイルで独特です。特徴としては、非常にドラマチックです。登場人物のキャラクターが強くて、男女の恋愛のもつれや、三角関係が描かれています。ライバルの女性が花かごの中に毒蛇を忍ばせるんですよ。それを男性からのプレゼントだよってもらうので、とても喜んで踊るのですが、最後に毒蛇に咬まれて死んじゃうんです。その後、その男性が見る夢の中でまた再会します。そのシーンは唯一クラシックバレエらしいですね。真っ白な衣装の女性が踊る、ビシッと揃ったコール・ド・バレエも観られるし、ドロドロしたドラマチックな劇的なシーンも観られるしという、いろんな楽しみ方ができるバレエなんですよ。」
この作品の他にも、9月8日と10日の2日間、東京バレエ団『20世紀の傑作バレエ アルルの女』への主演も決定しています。
上野さんの踊りを観てみたいという方は、上野水香さんオフィシャルサイトをご覧ください。
来週のゲストは清水翔太さんです。お楽しみに!
皆さんからのメッセージをご紹介♪
5月27日(土)から始まった『平原綾香 CONCERT TOUR 2017 〜 LOVE 2 〜』のご感想をたくさんいただいております。ありがとうございます!一部だけ、ネタバレしない程度にご紹介します!
ラジオネーム ひなはるパパさん
「最初の曲が、あの曲から始まったので、私はもう最初から涙ちょちょぎれでした。懐かしい曲、新しい曲を織り交ぜて、とのことでしたけど、良いバランスだったのではないでしょうか。あーやさんが言われていた、“みんなの幸せを祈って”というこのコンサートのテーマが、すごく伝わってきたと思います。」
平原さん
「あ〜よかったなぁ。ちょっと安心。迷っているのがね、アルバムを引っさげてのツアーを今までやってきたんですけれども、昔の曲も聴けるコンサートがいいといろんな人達から言われて、今回は昔の曲も多くしたんです。新曲は今までよりもちょっと抑えたらね、新曲ももっと聴きたかったという方も多くて、そこですごく悩んでいるんですね。両方叶えちゃうと、4時間ぐらいになっちゃうから、悩んでいるんです、実は…。」
番組では皆さんからのメッセージをお待ちしてます!平原さんへの質問や相談、超個人的な近況報告も大歓迎です。何でも大歓迎です。ニューアルバム『LOVE2』にちなんで、あなたのLOVEなモノを教えてください。聴くだけで笑顔になれる「スマイルソング」や、明日への活力となる「エナジーソング」のリクエストも大募集中です!曲にまつわるエピソードをそえて、リクエストしてくださいね。