今週のゲストはヴァイオリニスト 宮本笑里さん
毎週ゲストをお招きして、その方ならではのパーソナルな“音楽の世界”を辿らせていただきます。今週のゲストはプライベートでも大の仲良しのヴァイオリニスト 宮本笑里さんです。何でも風邪を引いてしまったらしく、声が辛そうでしたが、笑里さんがしゃべれない分、平原さんがフォローしながら、笑里さんのニューアルバム『amour』（アムール）についてお話いただきました。

10周年を記念してニューアルバム『amour』がリリースされました。初のセルフ・プロデュース作品とのことですが、だいたいのイメージはあったんですか？
「初めてのセルフ・プロデュースだったので、まず選曲をどうしようかなというところから始まりました。」

やさしいメロディーが多くて、笑里ちゃんってやさしいんだなと選曲からも伝わってくるところがありました。前からずっと思ってたんだけど、笑里ちゃんにはプロデュース力があるよね。
「ないない（笑）」

というのは、以前に笑里ちゃんのコンサートにゲストで出演させてもらった時に、“あーやにアンドレア・ボチェッリとサラ・ブライトマンの『Time To Say Goodbye』を歌ってほしいの”と言われて、“歌ったことないし、自信ないな”と思ったけど、笑里ちゃんに言われて、“よしがんばってみよう”という気持ちになったんです。それから、自分のコンサートでも歌うようになって、すごく人気曲になったの。
「一緒にライブでやった時も素晴らしかったけど、あーやのライブで聴いた時も、本当に引きこまれた。元々の方々もすばらしいけれど、あーやの『Time To Say Goodbye』は誰にも負けないと思います。」

「こうやって、新しい一面を見つけてもらったというのは、本当に笑里ちゃんのお陰で、初のセルフ・プロデュースと聞いた時に、絶対にいいアルバムだと確信していました。実際に聴いてみたら、本当にいい！」と、平原さんもイチオシの1枚です。

笑里さんにカバーしてほしいJ-POPを集めたところ、JUJUさんの『やさしさで溢れるように』が1位でした。JUJUさんの息遣いやアクセントを楽譜に書きこんで忠実にコピーしていましたが、自分で弾いて聴くとしっくりこなかったそうで、ヴァイオリンならではのアクセントの付け方や歌い方があることを学んだという裏話も語ってくださいました。

平原さんと笑里さんで『You Raise Me Up』の生演奏を披露していただきました。もっと近くで笑里さんの音色を聴いてみたくなった方に朗報です。
このアルバム『amour』をひっさげ、東京:渋谷Bunkamuraオーチャードホールで、10周年記念コンサート、大阪や愛知でも10周年記念リサイタルツアーの開催が決定しています。
詳しくは、宮本笑里さんのオフィシャルサイトをご覧ください。来週のゲストはソニンさんです。お楽しみに！

皆さんからのメッセージをご紹介♪
ラジオネーム 妄想テイクアウトさん
「僕はパティシエをしています。あーやに質問です！
あーやの好きなケーキはなんですか？教えてください！」

平原さん
「シンプルなのがいい。例えばチョコレートケーキなら、チョコレートにこだわったケーキがいい。チーズケーキだったら、チーズだけがいい。わたしも『Philadelphia』（クリームチーズ）でチーズケーキ作ったことあったよね♪チーズ自体がおいしいものを使っているから、おいしく出来ました。チーズケーキをチーズで作るのは当たり前なんだけど、チーズチーズしていてほしい。チージーがいい。ちなみに、ニコラスに教わったんだけど、お涙頂戴みたいなくさい演出のことを英語でチージーっていうらしいよ。とにかくチージーなのがいい！妄想テイクアウトさん、絶対作れるはずです！」

番組では皆さんからのメッセージをお待ちしてます！番組を聴いた感想や、最近あった出来事など、何でも大歓迎です。ニューアルバム『LOVE2』にちなんで、あなたのLOVEなモノを教えてください。聴くだけで笑顔になれる「スマイルソング」や、明日への活力となる「エナジーソング」のリクエストも大募集中です！曲にまつわるエピソードをそえて、リクエストしてくださいね。