森永乳業 presents 平原綾香のヒーリング・ヴィーナス

平原綾香

MESSAGE

ON AIR REPORT 毎週ゲストをお招きして、その方ならではのパーソナルな“音楽の世界”を辿ります。

04/16今週のゲストはゴスペラーズ 黒沢 薫さん

2017/4/16 update
黒沢 薫さん・平原綾香さん

あと10日で、平原綾香さんのニューアルバム『LOVE2』がリリースされます。「10日後には、皆さんのお手元に届くのかなと思うと、すごく嬉しいです。すばらしい方々に作っていただいたので、名曲ばかりです。名曲を歌わせていただいて、すごく幸せです。」と平原さんもリリースが待ち遠しい様子。ジャケットも風を感じるようなデザインになっています。ぜひチェックしてくださいね。よろしくお願いいたします!

今週のゲストはゴスペラーズ 黒沢 薫さん
毎週ゲストをお招きして、その方ならではのパーソナルな“音楽の世界”を辿らせていただきます。今週のゲストはゴスペラーズ 黒沢 薫さんです。黒沢さんをゲストにお迎えするのは、およそ2年9ヵ月振り!ゴスペラーズは3月22日にニューアルバム『Soul Renaissance』をリリースしました。ブレイクするきっかけになった『Soul Serenade』(2000年リリースのアルバム)は90年代のソウル、R&B、ゴスペルフレーバーを前面に押し出したものだったのですが、“今、そういうのを作ったらどうなるかね?”みたいなところから話が始まって、2年ぐらい前から構想はあったそう。

それから、今回は普通におしゃべりするだけではなく、黒沢さんだけのスペシャルメニューをご用意しました。そちらもお楽しみいただければと思います。

皆さん、作詞、作曲もされていて、ダンスもされますし、ゴスペラーズってすごいですね。
「ダンスは他にそういうグループがいないから自分たちがやるしかなかったというのもあるし、俺たち5人いてね、さらにダンサーがいたら多すぎじゃない?つのだ☆ひろさんが『SOUL POWER』っていう我々のイベントに来た時に、“いいね!振り付けも歌だから。そこまでやって、ソウルだから!”と言ってくれたのがありがたく、心に残っているんです。曲もデビューした当時ってそういうグループがいなかった。教えてくれる人がいないから、自分たちで曲を作るのが一番早道だったんだよね。いきなり歌ったことない人に、ボーカルグループ用に曲をいっぱい作ってくださいと言っても、作る方もちょっと困るじゃない?自分たちが作った方がイメージできるよね。

今回のアルバムに関していうと、そんな僕らを聴いたり、観たりしてくれた人が若いクリエーターとして、作曲に関わってくれるようになりました。森大輔くんとかね、岡田健次良くん、AILIちゃんという人達は僕らより若いシンガーソングライターだったり、トラックメイカーだったりするんだけど、“僕らにこういう曲はどうですか?”って提案してくれて、新しい感じも入っています。」

スペシャルメニューは『黒ぽん's Healing Song Selection 〜Love Voice〜』ということで、“愛して止まない歌声”にスポットを当てて選曲したナンバーをご紹介ください。
<男性ボーカル編>
「スティービー・ワンダーですね。僕が最も尊敬する、ソウルなアーティストですね。ソウルというよりもクロスオーバーして、ポップとして偉大な人です。彼の『Songs in the Key of Life』というアルバムの中から『Summer Soft』、スティービー・ワンダー全曲の中でどれが一番好きと言われれば、僕とプロデューサーの武部聡志さんはこの曲なんです。スティービー・ワンダーはみんな、ハイトーンをイメージすると思いますが、これ、実はAメロはファルセットなんです。そこからいわゆる地声に変わっていくんですよね。最後の方は、どんどんパワフルなハイトーンが転調して、そこはファルセットには絶対に抜かない。彼が自分の声を熟知して、こうすると曲に合う、自分の声の鳴らし方というのもわかってやっている。それがまた作詞とあっている。『今はひとりぼっち』という邦題が付いているんですけど、要するに夏の恋が終わったという歌なんです。コード進行込みで素晴らしいんですが、これは歌技がすごいですね。単純に声として透明感のあるハイトーンに憧れています。今もずっと目標にしているアーティストの一人です。」

<女性ボーカル編>
「僕は、女性ボーカルはどちらかというと、かわいらしい声の人が好きなんです。その上で、歌唱力がしっかりある人が好きですね。ジャネット・ジャクソン『Doesn't Really Matter』、かわいい声だよね。でも、ちゃんと食いつきはあるというか、ちゃんと歌っているし、この声は宝ですね。
マイケル・ジャクソンとデュエットしている『Scream』では、シャウトした歌い方をしているんだけど、(本来の本人の声としては『Doesn't Really Matter』のように)ささやくような声だよね。フォロワーがいっぱいいますよ。ジャネット・ジャクソンに憧れて、歌に入ったR&Bのシンガーっていっぱいいるから。僕、男性シンガーだと、歌を聴いている時に知らず知らずに声帯が動いちゃって、女性シンガーも歌い込み系だと、意識しちゃうみたいで疲れちゃうんですよ。女性のキンキンした歌って、ダメなんですよね。低い声の人か(だからあーやはすごくいいんだけど)、こういう無垢な少年ぽい歌い方の人の方が、聴いていて、心地がいい。鈴木雅之さんもそう言っていました。“疲れちゃうんだよな!黒沢の言っていること、わかるよ”って。」

<デュエット編>
「これはですね、平原綾香さんと歌った曲がいいんじゃないかなと。(10数年前にNHKのテレビ番組でデュエットしました)その時に初めて会って、歌っているうちに仲良くなったというのがありますからね。
ピーボ・ブライソン&レジーナ・ベル『A Whole New World』
このフォーマットを誰も超えられていない気がしません?僕も自分のソロでデュエット作ったりしますけど、やはり、これを意識せざるを得ない。女性と男性の絡みも、ハイトーンの男の人が同じぐらいのところを歌うって、たぶんピーボ・ブライソンが初めてなんじゃないかと思う。ピーボ・ブライソンが普通に主旋律を歌っちゃうから。」

黒沢さんが“愛して止まない歌声”、もう一度聴きたい方は、ぜひラジコのタイムフリー機能をご利用ください。

ゴスペラーズや黒沢 薫さんのスケジュールはオフィシャルサイトをご覧ください。来週のゲストは笹本玲奈さんです。お楽しみに!

皆さんからのメッセージをご紹介♪
ラジオネーム あんこさん
「職場の人間関係で悩んでします。自分と考え方価値観の違う人との仕事にとてもストレスを抱えています。でも今の仕事は好き、自分からは辞めたくない、うまくやっていけるような工夫や考え方を変えないといけないとは思っていますが難しいです。
どうしたら今の苦しみから脱出できるのでしょうか・・・綾香さんからアドバイスしてほしいな・・・。」

平原さん
「相手を変えることはできないから、やはり自分を変えていくしかないかなと思います。自分を変えるというのは、その人に合わせることではないと思うんですよね。例えば、相手の人がいじわるでも、自分からはいじわるしないという風に心で決める。今まではそうやられて、悔しいと思ったり、ストレスを抱えていたりする自分がいるとしたら、同じ土俵に立たないようにすることかな。自分のいいところは変えずに、相手を変えようとも思わず、まずは耐えなきゃいけない時期というもあるのかな。辛いこともあると思いますが、好きな仕事なら、今日はこうしてみようとかって考えてやってみるといいかもしれません。わたしは苦しいことがあった時に、乗り越えた後、すごくいいことがあったので、何かに試されているのかなと思いながら、過ごしてみると光が見えてくるような気がします。またちょっと辛くなったら、メッセージください。」

番組では皆さんからのメッセージをお待ちしてます!番組を聴いた感想や、最近あった出来事など、何でも大歓迎です。ニューアルバム『LOVE2』にちなんで、あなたのLOVEなモノを教えてください。聴くだけで笑顔になれる「スマイルソング」や、明日への活力となる「エナジーソング」のリクエストも大募集中です!曲にまつわるエピソードをそえて、リクエストしてくださいね。


  • mixiでシェアする