秋も深まって紅葉シーズンですね。平原さん、見上げる紅葉も好きですが、落ち葉も好きなんですって。きれいな色のまま落ちている葉っぱで埋まった道を歩くのも好きだし、冬になると枯葉になり、その上を歩くとシャクシャク音がしますよね。その上を歩くのも好きなんだそうです。天国にいるポメラニアンの愛犬ピピもわざと落ち葉の上を歩くぐらい、落ち葉が好きでしたね〜なんて、思い出話をしてくれました。
みなさんもこのシーズンでしか楽しめないものもたくさんありますし、ぜひ秋を満喫してくださいね。

今週のゲストは写真家 菅原一剛さん
毎週ゲストをお招きして、その方ならではのパーソナルな“音楽の世界”を辿らせていただきます。菅原さんはフリーカメラマンとして世界的な女性ファッション誌『ELLE』や映像の世界でもご活躍されていらっしゃいます。写真の極意、面白さを語っていただきました。

以前、番組に来ていただいたアフガニスタンの女の子たちを撮られているカメラマンの方に、彼女たちはよく撮られようとかきれいに撮ってもらおうと思ってないから、よく写るんだよと教えてもらったことがあるんですが、うまくいかなくて。菅原さんはどんな撮り方をされるんですか？
「それは本当のことだと思うんですが、僕の場合は、はじめましてで会うわけですよね。勇気を振り絞ってですね、真正面からいくんですね。たぶん、撮られる側の方も、勇気を出して、真正面からスタートするとですね、徐々に無言の中なんですけど、言葉とか感情が通じ合います。カメラマンとの相性もありますよね。通じ合えない人もいますから。」

写真を撮るときに、どんなポーズをするかによって、その人の強さがわかるというのを聞いたことがあります。タモリさんは毎回、真正面なんですって。
「最初だけそれをやってみたらいいと思うんですよね。ずっとだといろんな立場上の問題もありますけど、そこからスタートするとはじまると思うんです。ポーズからスタートすると気持ちもフラフラします。僕は撮影するときに、モデルさんにああしてください、こうしてくださいというところからスタートしませんから。そのかわり途中で、こうやった方がきれいとか、こうした方がいいって提案することはあります。普通だったら、お会いしても撮らなくてもいいじゃないですか？写真を撮るというのは目的というか、何かのためにやるわけですから。（写真が）世の中に出て行くことになるんであれば、撮影者と撮られる側が、その意味というか、何で撮っているのか、どう撮ってほしいのか、みたいなことがたぶん、同一線上になったときには、いい写真が撮れているはずなんですよね。」

菅原さんは、コピーライターの糸井重里さん主宰のウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」で、毎週金曜日に更新される
「写真がもっと好きになる。」というコンテンツを担当されています。菅原さんの作品や毎日撮影されているという空の写真は、菅原一剛さんのウェブサイトでご覧ください。

来週のゲストは、Ms.OOJAさんです。お楽しみに！

皆さんからのメッセージをご紹介♪
ラジオネーム みっとさん
「こんにちは。突然ですが、あーやは行動するときは“事前に綿密に計画を立てる派”ですか？それとも“行き当たりばったり派”ですか？私、この夏に人生で初めて1人で青春18きっぷを使い、広島から東京まで在来線を乗り継ぎ13時間かけて移動してみました。
最初は時刻表とにらめっこしながら行動をしようと計画を立てていたのですが、途中で“降りたことのない駅に降りるのもおもしろいかも！”と東京到着の時間だけ決定して、あとは気の向くままに動いてみました。いま思うと無謀なことのような気もしますが、初めて海外に行ったときのようなワクワク感で、また来年の夏挑戦してみようかな☆と企ててます！」

平原さん
「わたしが“行き当たりばったり派”だと、たぶん一生、家に帰って来れないと思うので（笑）方向音痴だからね。最近は乗り換えアプリもあって、せかせか歩きとかゆったり歩きとか速度を合わせて、割り出してくれるから便利だよね。昔の人って大変だったよね。わたしもね、10代とか20代はそういう感じで動いていたわけだもんね。今はPASMOやSuicaがあるけど、昔は切符買ってたもん。乗り継いで追加料金払ったりして。そう考えると、懐かしいな。
青春18きっぷって何？1日乗り放題？それが青春18きっぷという名前なんだね。わたしはやったことないなあ。
方向音痴だからこそ、結構事前に計画は立てるタイプかな。1回予定が狂うとパニクっちゃうタイプでもあるので。

乗り換え間違いはいっぱいあるよ。バレエのレッスンに行くときに、（降りるところを）過ぎちゃったんだよね。それで、反対方向に乗り直したと思ったら、また違うところにいて。あ！違う！違うと思って、もう1回乗り直したら、もっと違うところにいて。どんどんズレていってしまいました。対応できない自分にびっくりした！

中学生のときに、班長さんをやってたのね。班長さんがスケジュールを決めるんだけど、みんなを走らせたもんね。“走って！間に合わない！これに乗らないと、みんな帰れない！”ってね。すごく険悪な雰囲気でした（笑）もう最低です。わたし、絶対幹事はやらないと決めているの。わたしに任せる人もいなんだけどね。みっとさんみたいに日本国内なら、誰かが迎えに来てくれるという安心感もあるし、道を尋ねつつ、旅してみようかなと思いました。」

番組では皆さんからのメッセージをお待ちしてます！番組を聴いた感想や、最近あった出来事など、何でも大歓迎です。ニューアルバム『LOVE』にちなんで、あなたのLOVEなモノを教えてください。聴くだけで笑顔になれる「スマイルソング」や、明日への活力となる「エナジーソング」のリクエストも大募集中です！曲にまつわるエピソードをそえて、リクエストしてくださいね。