森永乳業 presents 平原綾香のヒーリング・ヴィーナス

平原綾香

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ON AIR REPORT 毎週ゲストをお招きして、その方ならではのパーソナルな“音楽の世界”を辿ります。

03/27さかいゆうさんが聴くだけで癒される曲

2016/3/27 update
平原綾香さん・さかいゆうさん

平原さんの近況ですが、初めてトレーナーさんについてもらってワークアウトしているそうです。ちょうど1か月後の4月27日には、ニューアルバムのリリースと同時に、筋力もアップしているのではないでしょうか。「疲れるけど、筋肉の痛さって、運動している!っていう感じがして、結構好き!」と話していました。「お腹が割れている平原綾香に会えるかもしれません。お腹は出さないけど!」とのことです(笑)
平原綾香さんのニューアルバム『LOVE』は、豪華なアーティストの方々が、このアルバムのために書き下ろした“恋の歌・愛の歌”を収録されています。今日はその中から初オンエア第4弾!『空一面の』(財津和夫さん 作詞・作曲)をオンエアしました。発売が待ち遠しいですね!曲を聴いた感想、お待ちしております!

ヴィーナス・ラウンジのゲストはさかいゆうさん
3月のヴィーナス・ラウンジのゲストはさかいゆうさんです。今週は、さかいゆうさんをお迎えしてのラストウィークです。今後の活動についてなど時間の許す限り、あれこれ質問してみました。

聴くだけで癒される曲、ヒーリング・ソングは?
「無音も好きなんだけど、無音に近い癒しだとバッハの『平均律』かなと。音楽を奏でている感じがしない。」

風の音とか空気の流れとか?
「脳科学者的にいうと抽象度がちょっと高いんじゃない?たとえば、抽象度が低いのは“ビニール”。“ビニール”より抽象度が高いのは、“物”。こういう名前がつくと抽象的になるでしょ。要は限定しない、音楽を聴いているといろいろな限定が発生するでしょ。コードやキー、音量。歌だったら、いろいろな情報入るじゃない。歌詞とかメロディーもそうだよね。バッハの場合は、何か入ってくるというより、浴びられるね。さんざん話したけど、みみちゃん(※さかいゆうさんは平原さんのことをみみちゃんと呼んでいます)が最初に“風のようだ”って言ってたね。何かね、そういうこと!」

バッハ『平均律』って学校で勉強したけど、ちゃんと法則に従っているんだよね。こういう音が来たら、次はこうだと決まっているから、どこからどこまでメロディーというんじゃなくて、全部メロディーなんだよね。
「そういうの好きなんだよ。クラシックやってないから理論的にはわからないけど、無理なくずっと聴いていられる。だけど、単調でもないんだよね。そういう音楽をいつか作れたらいいなと思うけど、歌詞があって、メロディーがあって、楽器のアンサンブルがある時点で、それを実現するのはできるのかと考えるね。」

6月からスタートする全国ツアーについての質問です!バンド形式で?それとも弾き語り?
「基本バンドがいて、弾き語りのコーナーも1割ぐらいはあるかな。20曲あったら、2曲ぐらいは弾き語りだと思う。」

今回の目玉というか、こんなコンサートにしたいとかいうのはありますか?
「今回のアルバムは、わりとミドルアップ、盛り上がる曲が多くて。今まで静かめの曲が多かったので、わざとそうしたわけじゃないんだけど、グルーヴとか、盛り上げる曲がかなり多くて、自分自身も楽しみですね。」

ずっとピアノの前に座っているわけじゃないでしょ?
「たまに立ったりしますよ。でも、ほとんどピアノの前だね。」

ピアノが動けばいいよね!
「それ、本当にそう思う。ピアノを弾きながら歌うパフォーマーにとって、ピアノって結構ネックだったりするんだよね。グランドピアノだと特に、動かせないじゃん。」

ファンにとっては、ピアノ弾き語りもかっこいいんだけど、ファンの人の方を向いて、歌ってほしいと思っちゃうのよね。
「そうなんだよね。だから、グランドピアノのライブはめったにしない。一応、正面向いてるよ。最近、 KRONOSという限りなくグランドピアノに近い、いい楽器があって、音に関しては本当にいいんだよね。でも、まさにそこでやっているという“生感”がほしい人もいるじゃん。すごく悩むところなんだけど。」

ニューアルバム『4YU』の中から、今回のツアーで披露するかも知れない曲やおすすめを紹介してください。
「オリジナルも聴いていただきたいんですけど、カバー曲も聴いてください。高知出身なんですけど、高知の古い民謡で、『よさこい鳴子踊り』というのがあります。それをさかいゆうスペシャルバージョンで、カバーさせていただきました。NHKの『MINYO SOUL』という番組で歌ったんです。子供の頃に僕を育ててくれた曲が、大人になってから僕を育ててくれたアメリカのブルースやゴスペル、R&B、ジャズ、パンクが合わさった瞬間だったの。やっぱりどういうアレンジをしても、いい曲はメロも強いし、歌詞も強いし、雰囲気もあるから、耐久性があるんだよね。自分でアレンジするからこそ、出てきた楽しさというか、本当によかったなと思った。こんなに遊べるのも音楽家の冥利に尽きます。」

さかいゆうさんのニューアルバム『4YU』絶賛発売中です。このアルバムをひっさげ、全国ツアーをスタートします。詳しくはさかいゆうさんのオフィシャルサイトをご覧ください。

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