03/13さかいゆうさんは恋愛が嫌い?!
今日は先週に引き続き、4月27日にリリースする平原綾香さんのニューアルバム『LOVE』の中から、宇宙初オンエア第2弾!『アリア -Air-』(中島みゆきさん作詞・作曲)をオンエアしました。
中島みゆきさんがレコーディングの時に、スタジオに来てくださって、譜割りとか、ここはこういうリズムで歌ってほしいということを言ってくださいました。本当にやさしい方で、スタジオのスピーカーの前の椅子に座っていただいてもよかったんですけど、あまりプレッシャーを与えないようにと思ったのか、奥の部屋の扉の前でそっと聴いていらっしゃったそうです。みゆきさんスタジオに入った途端、周りがぱっと明るくなるような花束みたいな方でした。みゆきさんへの感謝の言葉とともに、早くコンサートで生で歌いたいと意気込みを語っていました。ぜひ、曲を聴いた感想を送ってくださいね。お待ちしています!
ヴィーナス・ラウンジのゲストはさかいゆうさん
3月のヴィーナス・ラウンジのゲストはさかいゆうさんです。今週は、この時期は卒業シーズンということで、「卒業」をテーマにいろいろ伺いました。
「卒業」って聞いて、思い出すことある?
「俺のモテる友達は第2ボタンをもらっていたね。そんなの最近ないのかな?全部なくなってたやつもいるし。」
わたしももらいに行ったなぁ。その日会ったばかりの先輩に!卒業する先輩たちが登校してきた時に、胸にお花をつける係をやったんだよね。お花付ける時って、急接近じゃない?それで、ドキってなった。
「わかりやすいなぁ!」
卒業する前に告白しようかどうか迷ってるという、学生リスナーからの相談も多いんです。アドバイスを求められたら、どう答えますか?
「告白して友達じゃなくなるぐらいなら、(もともと)友達ではないので、思う存分告白すればいいんじゃないですか?不安なことって表裏一体だよね。
俺も悩みが多い時の方がむしろ、ものは作りやすいかなと思ったりするかな。たとえば、上手くいっている時の恋は、一言で終わっちゃうじゃん。”大好き””I LOVE YOU”で終わっちゃうから、すごく上手く行っている時を歌おうとしたら、ディテールにこだわるしかない。どのぐらいあなたのことが好きかとか、僕の思いは例えるならこういうことだとかしかなくなっちゃうから。好きなのに告白できずにいて、不安で仕方ないという方が、もう無限に歌詞ってあるよね。歌詞にできやすいっていうのは、ドラマなわけじゃん。今ちょうど、気まずくなるな、怖いな、不安だなというのは10年後、20年後、思い返したら、全部良い思い出じゃん。そのためのトレーニングしているんだね。幸せに向かって動かないとダメなんだろうけど。」
わたし、思うんだけど、若い時にいっぱい失敗して、いっぱい恥ずかしいと思ったり、わたしってダメだなと思ったりしていた方が必ず強くなるし、すごい人になれるような気がするんだよね。
「恋、好きですか?」
恋、好き!
「”恋、好き?”って聞かれることあまりなくない?これも曲にできそうだね。俺は、恋はそんなに好きじゃない。辛いことの方が多い。」
早く恋が愛に行っちゃえばね。さだまさしさんが言うように。
「そうだね。恋も愛もすごく考えたんだよな。普段考えないから、書く時って歌詞のモードにする。恋している時は愛がほしいというでしょ?愛になっちゃったら、いつまでも恋だと言い張るでしょ?ないものねだりなのよ。だから、俺は嫌いだ。恋愛自体は嫌いだね。恋愛体質ではないかも。自分でも変わってるなと思うけど、(恋愛すると)ものすごく好きになって、盲目的になる。そういうのって歌詞に書くと気持ち悪いんだよね(笑)それを気持ち悪くしないように、ボキャブラリーを駆使するの。メロディーに思いを託すのは得意なんだけど、言葉にするのが下手で。下手だからいろいろ考えるじゃん。俺、よくしゃべるクセにしゃべるの下手くそなの。いろんなことを考えるのに、考えるの下手だし。」
できあがった曲たちがゆうくんの思いなんだということだよね。
「そうかもしれないね。」
普段、言葉にできないからこそ、歌詞にその思いがぎっしり詰まっているのかもしれないですね。さかいゆうさんが作る曲の歌詞に注目して、ニューアルバム『4YU』を聴いてみてください。このアルバムをひっさげ、全国ツアーをスタートします。詳しくはさかいゆうさんのオフィシャルサイトをご覧ください。来週は、気になるプライベートを中心にお伺いします。お楽しみに!