02/07ヴィーナス・ラウンジのゲストはKさん
1週間後はバレンタイン!そわそわ、ワクワクしている方もいらっしゃることでしょう!今年のトレンドは、原料になるカカオ豆にこだわったチョコレートなんだそうです。告白するタイミングとか、場所とかいろいろ悩みますが、メールやLINEでの告白はやめておいた方がいいようです。平原さんも「直接言う方がいいんじゃないかな」とやさしく応援してくれています。好きな人がいる皆さん、勇気を出してがんばってくださいね。
ヴィーナス・ラウンジのゲストはKさん
2月のヴィーナス・ラウンジのゲストはKさんです。昨年末に開催した「平原綾香Jupiter基金 My Best Friends Concert〜 顔晴れ(がんばれ) こどもたち〜」以来の再会です。Kさんは、このコンサートに、スペシャルゲストとして出演してくださいました。お客様からは、ちょっとかしこまった雰囲気だったのが、Kさんが登場したら、パーっと明るくなってよかったとの感想が寄せられて、トークも、もちろん歌も大好評でした。
あの後、疲れがたまっていたのか、体調を崩して寝ていたというKさんですが、もうすっかり元気です。
今週から4週にわたって、さまざまな角度からお話を伺います。今日のトークテーマは「Kさんの音楽人生」です。
Kくんにとって、音楽人生を語るにはずせない曲は?
「『Candle in the Wind』はピアノという楽器をやりたいと思った楽曲です。97年か98年、エルトン・ジョンがテレビで演奏していたんです。もともと、マリリン・モンローために書いたんですよね。ダイアナさんがお亡くなりになった時に、歌詞をちょっと変えて、もう1回発売したという曲です。僕は後者の方の演奏を観ていました。エルトン・ジョンもビリー・ジョエルも、ポップ・ミュージック というイメージがすごくあるけど、いろいろなアルバムを聴くと、ロックブルースな方たちだったんだろうなと感じます。ビートルズも好きだし、繋がるものがある気がしますね。」
いつごろから音楽はじめたの?
「エルトン・ジョンの楽曲を聴いて、弾き語りをやりたいと思いました。高校3年か2年の時ですね。」
ソウルの教会で歌ってたのは何歳ごろ?
「その後ですね。弾き語りやりたいと思っていたんだけど、周りにライブハウスとか、今でいうジャズ・アカデミーみたいな音楽が習えるところがなくて。ギターって譜面がいっぱいあるじゃない?ピアノって譜面が少ないんですよ。コードを分析してくれる本が当時は少なかったんです。ジャジーなピアノが弾きたいということで、クラスメイトで教会に行っている子がいて、その流れで教会に行ったら、バンド演奏をやってたんです。親に音楽やりたいと言ったら、怒られたの。すごく反対されたの。でも、教会に行くというのはOKもらって、だましだまし日曜日には教会に行って演奏してた。」
教会ではソウルフルなものをやってたの?
「そう!本当にたまたまね。うちの教会が高校生向きだったの。要は若い子たちに教会に来てもらうために、昔の讃美歌をポップ・ミュージック、ゴスペル、ソウルにアレンジしてたの。『Joyful, joyful』みたいな世界!僕、まともに弾ける讃美歌ってほとんどない。アレンジしたものしか弾けない(笑)」
教会でのライブが話題になって、韓国でデビュー!最初、どう思ってた?
「これも縁だよ。実力も磨かなきゃいけないと思うんですけど、人が持つ縁があるのかな。28か所ぐらい、いろんなオーディション受けに行ってたけど、何やっても落ちて。それで全部諦めて、音大行きたいと思って勉強していた時に、僕が弾き語りをやっていた教会に、芸能関係で働いている方が近くに住んでいたらしく、たまたま来てたの。その方がある人を紹介してくれて、オーディションを受けたら、OKだったんです。」
その後、日本の音楽事務所のオーディションを受けたんだよね?
「当時、1枚韓国で出させていただいたけど、自分が思い描いたとおりできなくて。ちょうど裏方になりたいと思った時期でもあったの。曲を書いたり、バックでサポートしたりするのもいいのかなと。日本の会社が弾き語りのアーティストを探していると聞いて、落ちても他の仕事探せばいいし、お金もかからないし、いいかと思ってやってみたら、“やりましょう”という話になった。」
日本で活動するというのは視野にあった?
「いや、なかったですね。あの時、もしオーディションを受けてなかったら、あーやにも出会えてなかったし。本当にタイミングですよね。面白いよね。今やれって言われたら、たぶんできないと思う!」
毎回感心してしまいますが、韓国の方だとは思えない、流暢な日本語で番組を盛り上げてくれました。来週は「バレンタイン」をテーマにお話を伺います。お楽しみに!
配信中のKさんのニューシングル「あの雲の向こう側」が3月9日CDリリース決定しています。Kさんの活動について詳しくは、オフィシャルサイトをご覧ください。