森永乳業 presents 平原綾香のヒーリング・ヴィーナス

平原綾香

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ON AIR REPORT 毎週ゲストをお招きして、その方ならではのパーソナルな“音楽の世界”を辿ります。

10/29シェネルさん 『メタモルフォーゼ』というタイトルにしたわけは?

2017/10/29 update
平原綾香さん・シェネルさん
毎週ゲストをお招きして、その方ならではのパーソナルな“音楽の世界”を辿らせていただきます。今週のゲストはなんと海外から。マレーシア生まれで、オーストラリア育ち、ロサンゼルス在住のアーティスト、シェネルさんです。シェネルさんをゲストにお迎えするのは2回目です。前回はイーグルスの『Desperado』をアカペラで一緒に歌いました。あの頃は、まだご結婚されたばかりで、旦那さんも一緒に来日されていて、ラジオの仕事の後、デートするなんて話もされていました。今回も旦那さん、一緒に仕事についてきていました。旦那さんのステキなところをお伺いしたところ、「彼が私の一番のファンでいてくれているのが、すごくうれしい」そうです。

シェネルさんは今年、デビュー10周年のアニバーサリーイヤーです。9月6日に、デビュー10周年を記念して、およそ7年振りとなる全編英語詞の洋楽アルバム『メタモルフォーゼ』がリリースされました。
「なぜ『メタモルフォーゼ』というタイトルにしたかというと、このアルバムができるまでの過程を思い返した時に最初に思いついた言葉だったんですね。この10年間、すごく自分が成長したと思うし、いろいろな音楽を自分なりに試してみて、その中で自分がすごく好きな音楽と、そうでもないなというものがわかってきました。挑戦するのが怖いなと思うこともわかってきて、怖さを乗り越えるということもありましたし、あとは自分についてよく知る、変化の多い10年間だったんですね。そして、今回大きなリスクを選ぶことで本当に自分が何を伝えたいのか、歌っていきたいのかすごく考えました。2年かけてこの新作ができたわけなんですけれども、できた作品を誇りに思っていますし、繭の中にいるさなぎのようなわたしが蝶のように羽ばたいていくそんな作品になったと思います。」

この中で自分が一番好きな曲はなんですか?
「1曲を選ぶのは難しいのですが、『ホーム』という曲について触れたいと思います。なぜかというと、このアルバムを象徴している曲だと思いますし、今の自分を表している曲だと思います。だからこそ、アルバムの1曲目に収録しました。とにかく自分が伝えたいこと、歌いたいことを歌えている、そんな作品ということをすごく象徴している曲なんです。」

わたしは『ラブ・ユー・ライク・ミー』が好きだな。
「ビデオがなかなかいいんですよ。最高なんです!冒頭でダーリンが裸で太鼓を叩いています。演出もしてくれています。これまで日本の人たちが持つ、わたしのイメージとまた違うものになっているので、楽しみにしていてください。」

11月には、アニバーサリーイヤーの締めくくりとして、およそ4年振りとなるジャパンツアーが開催されます。どんなライブツアーになりそうですか?
「今年はディズニーの作品と今回の『メタモルフォーゼ』と2枚の作品をリリースしました。英語の曲、日本語の曲を織り交ぜながらのライブになると思います。しかも生バンドの演奏になり、より新作『メタモルフォーゼ』の曲に命が宿り、いきいきすると思うので、ぜひ観にきたファンの皆さんに感動を与えることができたらと思っています。すごく楽しみにしています!」

カラッとした明るい性格のシェネルさんですが、真面目な話の時はちょっとうつむきながら話す姿が印象的でした。その姿を温かい目で見つめる旦那さん。平原さんはお二人を見ていて、結婚生活だけではなく、仕事もサポートしあえるカップルって素敵だなと思ったそうです。

シェネルさんの詳しい活動については、オフィシャルサイトをチェックしてくださいね。

来週はきただにひろしさんがゲストです。お楽しみに!

皆さんからのメッセージをご紹介♪
ラジオネーム ダンボーさん
「LOVE2ツアー完走お疲れ様でした!ノーマルあーやからキャロルあーやに変身したりで忙しい日々だったかと思います。中でも気になったのが、アンコールでのツアーTシャツの襟まわりのステッチです!今年は私もツアーTシャツのリメイクにトライしています。あーやはいつもどんなイメージでツアーTシャツのリメイクをしていますか?女子力アップの勉強のため教えてください!」

平原さん
「あのね、昔は自分で胸元を切っていただけど、自分で切ると肩が落ちちゃって、歌っている時にはだけてきて、ターザンみたいに布切れをまとっているみたいになっちゃうの。あまりうまくいかないので、今は衣装を製作している方がツアーTシャツも切って、縫ってくれているので、すごくクオリティが高いですね。
ウエストがキュッと締まるように、ウエストのところも切って、結べるようにしてあるんです。ファッション業界で働いている知り合いは、“毎日Tシャツ切ってたわ”と言っていました。いらなくなったTシャツをリメイクして、1日着て捨てるぐらいの勢いの、激しい切り方をしていたみたい。
昔、流行ったよね。サイドを切って、下にタンクトップ(ノンスリーブ?キャミソール?)を着るやつ。自分でやるのって結構、難しいよね。
自分オリジナルのTシャツが作れるプリントサイトもあるから、1回やってみたいのよね。サラちゃんのTシャツ作るとかさ。ファンの子があーやTシャツ作ってプレゼントしてくれるんだけど、クオリティが高いのよね。これをツアーTシャツにしたいなというぐらい。世の中、便利ですよね。
でも、わたし、考えるとTシャツを着る機会があまりないの。革ジャン着ただけで、“今日はロックですね”と言われて恥ずかしくなっちゃう。革ジャンぐらい着るんだけど…。
ぜひ、ダンボーさんも自分でリメイクしたTシャツでコンサートに来てください。」

番組では皆さんからのメッセージをお待ちしてます!平原さんへの質問や相談、超個人的な近況報告も大歓迎です。何でも大歓迎です。アルバム『LOVE2』にちなんで、あなたのLOVEなモノを教えてください。聴くだけで笑顔になれる「スマイルソング」や、明日への活力となる「エナジーソング」のリクエストも大募集中です!曲にまつわるエピソードをそえて、リクエストしてくださいね。
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10/22真琴つばささん出演 『アダムス・ファミリー』は本当に面白い!

2017/10/22 update
平原綾香さん 真琴つばささん
毎週ゲストをお招きして、その方ならではのパーソナルな“音楽の世界”を辿らせていただきます。今週のゲストは真琴つばささんです。元宝塚月組トップスターで、現在は、女優、歌手、そして、バラエティ番組への出演など、多方面で活躍中です。今日は、10月28日から上演されるブロードウェイ・ミュージカル『アダムス・ファミリー』について、いろいろお伺いしました。

元々は、アメリカの雑誌『ニューヨーカー』に発表した一コマ漫画で人気を博し、テレビドラマやアニメにもなりました。90年代には、映画化され、世界的に大ヒットし、2010年にはミュージカルとして、ブロードウェイに登場して以来、現在も世界各地で公演される作品です。日本では、2014年に初演され、今回およそ3年半ぶりに再演されます。
真琴さんは初演に続き、お化け一家、アダムス・ファミリーのママ、モーティシアを演じます。(壮一帆さんとダブルキャスト)

初演と再演では、稽古の仕方って変わってくるんですか?
「こうやってラジオに出させていただくのも、すごくありがたいなと思います。初演のものってまだ手探りなんですよ。舞台稽古ぐらいから全体像が見えてきます。再演で一度やっているので、ミュージカルの面白さを語りたい気持ちでいっぱいなんですよ。簡単に言えば、お化け一家と人間一家の家族の愛の物語なんです。演出家の白井晃さんの手法がすごくて、壁は踊るわ、家は動くわで、それをやっているのはご先祖たちで、ずっと見守っているということなんですけど。最高に楽しいミュージカルで、たぶんブロードウェイを越えると思う。その楽しさをたくさんの方に観て欲しい。楽しさの共感をしたいわけ。」

公開リハーサルの映像を観たんですが、『アダムス・ファミリー』のイメージが変わりました。奇妙で怖くて、でも面白いというだけじゃない。子供も一緒に観に行ける、ファミリーミュージカルであるけど、大人も楽しめちゃう。
「前回は、同期生の息子、小学校 高学年の子に初ミュージカルに勧めました。ミュージカルって少し敷居が高かったりするけど、初めてミュージカル観る方に、これ最高!はっきり言って、ほとんどコメディーですけどね。読売演劇大賞の優秀男優賞を取られた、橋本さとしさんはこの演技で取られたんですけど、ピカイチです。家族愛と言いましたが、わたし、独り身なんですね(笑)独り身が観ても面白いんですよ。家族っていいなとあたたかくなれるの。寂しくならないの。でもその先に目指しているのは光じゃなくて、闇を目指しているんですけどね。」

子役の二人が拷問器具で「お姉ちゃん、もう1回、お願い!キャー!」とやるシーン、面白いですね。
「人と言っていることと逆なんですよね。悲しみが喜びであったりとか。それって、じゃあ、“普通って何?”ってことにも繋がるんです。」

あと面白かったのは、アダムス・ファミリーの長女が「わたし、恋をしちゃったの」と言って、彼と踊るシーンがあるんです。恋に関しては、お化けも人間も一緒なんですね。
「そうなの!愛し方は、お化けも人間も一緒だと思う。初めての感情に揺れ動く、娘心をお母さんは許せないわけ。“わたしの娘なんだから、わたしに似て、もうちょっと男と遊んで欲しい。わたしに似て、すばらしい娘なんだもん”という恋愛を反対する母親と娘の間に入って揺れ動く父親の心、これがまた面白いんです。
あのね、余白がないんです。この場面、観なくていいというところがない。今回、ダブルキャストで、『俯瞰』で観る時間も多いんですけど、改めて“このミュージカル、面白い!”って思いました。」

ぜひ、このミュージカルを観て、独特の雰囲気を味わってくださいね。
ブロードウェイ・ミュージカル『アダムス・ファミリー』について、詳しくは
特設サイト
をご覧ください。
真琴つばささんのオフィシャルブログはこちら

来週のゲストはシェネルさんです。お楽しみに!

皆さんからのメッセージをご紹介♪
ラジオネーム はちはちさん
「お休みの日綾香さんはどんなことをして過ごしたいですか?私は紅葉が色づく頃になったら赤や黄色の鮮やかな落ち葉を集めに行きたいです♪」

平原さん
「かわいい〜。集めてどうするの?ディスプレイするってこと?すぐ変色しない?夢のない話だけど…。わたしも小さい時、すごく小さい落ち葉を拾って家に置いておいたら、すごくカピカピになってショックだったことがあった。色づく紅葉は現場に置いておこうっていうことにしているの。どうやってもここでしか会えない自分のためだけの落ち葉を見つけることってあるじゃない?次に来た時、ここに石を置いたのわたし!みたいな。こういうこと、ない?わたしは、子供の時はよくあったんだけどな〜。
(お休みの日は、)そうだな〜。ラフマニノフを聴きたいな。ラフマニノフはクラシックの作曲家です。たくさんカバーもさせてもらっています。ラフマニノフは秋にもとっても合うと思うから、ぜひ聴きながら落ち葉を集めに行ってください。」

番組では皆さんからのメッセージをお待ちしてます!平原さんへの質問や相談、超個人的な近況報告も大歓迎です。何でも大歓迎です。アルバム『LOVE2』にちなんで、あなたのLOVEなモノを教えてください。聴くだけで笑顔になれる「スマイルソング」や、明日への活力となる「エナジーソング」のリクエストも大募集中です!曲にまつわるエピソードをそえて、リクエストしてくださいね。
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10/15ROLLYさんとカルト・ロック・ミュージカル『ロッキー・ホラー・ショー 』

2017/10/15 update
平原綾香さん
毎週ゲストをお招きして、その方ならではのパーソナルな“音楽の世界”を辿らせていただきます。今週のゲストはROLLYさんです。
ROLLYさんと平原さんの出会いは、NHKの音楽番組『ポップジャム』、そして、2009年『紅白歌合戦』です。平原さんが歌う『トゥーランドット』のバックでギターを弾いていたのが、ROLLYさんでした。歌い終わった後、平原さんがROLLYさんの方を向いて、ニコッと笑ってくれたのが、とても嬉しかったと思い出を語ってくれました。

今日は、ROLLYさんが出演される『ロッキー・ホラー・ショー』について、いろいろお伺いしました。
『ロッキー・ホラー・ショー』は1973年ロンドンで開幕して以来、世界各国で上演され続けている、大人気のカルト・ロック・ミュージカルです。日本では1985年から日本人キャストで公演されています。その前に映画化されていて、『The Rocky Horror Picture Show』という映画で全国的に知られる作品になりました。
ROLLYさんも小さい頃に映画で『ロッキー・ホラー・ショー』を知ったそうです。

ROLLYさんが出演される『ロッキー・ホラー・ショー』についてお伺いしたいと思います!
「簡単にストーリーを…。ストーリーは、ほとんどないんですよ。健全で健康的な、若いアメリカ人のカップル、ブラッド・メイジャースとその婚約者のジャネット・ワイズが恩師に婚約の報告に行くため、車で嵐の森の中を走っておりましたら、パンクしまして。残念ながら車のスペアタイヤの空気が抜けていたので、しょうがなく電話を借りにいくということになりました。森の中にお城がありまして、そこで出てきた連中はとんでもない、変態の宇宙人でした。招かれたその2人は、変態の宇宙人に感化されて、最終的には全員、網タイツにガーターベルトで踊り狂うという話です。一体これ、なんのストーリーだったのかなとみんな思うんですけど、作者のリチャード・オブライエンという方が、子供の時に観た、いろんなSF映画のオマージュなんですね。このシーンはこれはあれだ!というのがすごくちりばめられています。

子供の頃、3歳の時でしたかね。わたし、女系家族で、母親とばあや、姉が2人、住み込み従業員のお姉さま方がいました。家に外国の映画雑誌があって、それを見ていた僕はマリリン・モンローに憧れて、こんな風になってみたいなと思って、お化粧をして、ブラジャーとパンティーをつけて、鏡の前でポーズをとって、最高にハイな気分になっていたところ、ばあやに発見されてしまいました。ばあやは即座に母親に“奥様〜!!”って報告、家族会議にかけられました。“こんな邪悪なことは永遠にしてはいけない”と言われましたが、心の中で、“メイクして女装した感じはたまらんな〜”と思っていたわけです。そうしているうちに、姉がおやつの配分を決める時、かずお(ROLLYさん)が女装趣味があるっていうことを近所にバラそうとするんですよね。これはわたしの分、これはようこの分、これはかずおの分はわたしの分、みたいな感じで、本当にジャイアンみたいなお姉ちゃんなんですよ。不服そうな顔をすると、窓を開けて、“かずおはな〜!”って近所中に言おうとするんです。自分は永遠に、このことで姉に頭が上がらないのだと思っていたんですよ。そんな時に出会ったのが『ロッキー・ホラー・ショー』で、“この連中は全員そんな格好をして、しかも映画になっている!音楽はロックだ!これは最高だ!いつかこれを自分がやってみたい”とずっと思っていたんです。

ロック・オペラ『ハムレット』というのが中野サンプラザで行われていまして、僕は墓掘り人の恋人「好奇心」という役だったんですけど、演出家に言われてはないんですが、ハムレットが死んだ後、そこにあったティッシュペーパーで涙をぬぐうしぐさをしたところ、プロデューサーの草刈清子さんが、“あなたあれは演出家に言われてやったの?” “いや、勝手にやりました。すみません。” “素晴らしいわ!”という感じで、草刈さんにすごく気に入られました。その後、草刈さんがトイレに行くのを見計らいまして、偶然会ったように見せかけて、“僕、『ロッキー・ホラー・ショー』が大好きで、いつかやってみたいんですよね〜”って毎日、毎日言っていたら、2年後ぐらいに電話がかかってきて、“あなた、『ロッキー・ホラー・ショー』やりたいって言ってたわね?主演をやらせてあげるわ!”ってということで、いきなり95年に主役のフランク・フルター役をやらせてもらえることになりました。パルコ劇場に母親とそのジャイアンの姉が観に来た時に、これで永遠に姉から脅されることはなくなったのだ!と思いました。
それ以来、メイクして、女装してステージで、歌い躍ることが仕事になったので、それからはおやつの配分で揉めることはなくなりました。」

この話を聞いて、よかったです。ぐっと深くなりました。小さい時にやりたいと思ったことを叶えて、今でもこのミュージカルに音楽監督やギター演奏として、ずっと携わっているって、すごいですよね。
「はじめの3年、主役のフランク・フルター役をやりました。その後、日生劇場で、ザ・フーのロック・オペラ『トミー』をというのがありまして、劇団新感線のいのうえ ひでのりさんの演出で行った時、僕も出ていたんです。古田新太さんが現れて、“実は『ロッキー・ホラー・ショー』をまたやろうと思っている。君は昔、フランク・フルターを演じていたけど、今度は一緒にやらないか?”と言われた時は、本当に嬉しかったですね。“自分がやりたかった役を先にやってしまった憎いやつを誘ってくれた、なんて心の大きい男なんだ!”と思って、“ぜひ、やらせてください”って答えました。わたしもナレーター役をやるんですが、即座に着替えてギター奏者になったりとかそういう風になると思います。」

皆さんからのメッセージをご紹介♪
ラジオネーム ピアスさん
「平原綾香さま こんにちは。いつもまったりとした日曜日の夕刻にまたは出かけの帰り車の中で聴いています。 最近 私は悩ましいことがあります。それは、モノを紛失してしまうことです。この半年の間に ピアス・メガネ・チケット・イヤホン・可愛いバレッタ。フウ〜〜。どれもなくて困るモノや最重要というわけではありませんが 大変ショックです。モノに対してのショックではなく、自分自身の注意散漫さに閉口しています。平原さんは そういうことはありませんか?」

平原さん
「わたしは、携帯を自分の車の中に3日おきぐらいに忘れます。で、マネージャーさんが見てくれて、黙って渡してくれる・・・ということが多いですね。あと、だいたいね、黒いものはなくすね。黒いストールとか。わたしはストールを持ち歩いているんだけど、よくありますね。
でも、ピアス・メガネ・チケット・イヤホン・可愛いバレッタは、どれも黒っぽくないもんね。特に、ピアスはあまりなくさないでしょう?わたしはイヤリングだから、よく落とすけど、ピアスの人は落とさなくていいなと思っていたけど、どうなんだろう?
メガネは、わたし、視力が0.1ぐらいで、昔はおうちの中ではメガネをしていたんだけど、いつのまにかメガネがないの。だからもう、今はメガネしていないの。だからメガネをなくすのは、わかるなぁ。
北海道千歳空港から移動する時の電車の中に、チケットホルダーっていうのが座席の前にあるの。あれは絶対忘れる。忘れるためにつけたようなもんだよね。チケットホルダーに入れたことによって忘れる。

本当にね、トラップがいっぱいよ。もう何もつけないことよ。海外に行く時は、アクセサリーは極力持っていかないもん。ちょっとこれは高いなっていうものはもう持っていかない!そういう時に役に立つのが、コスチュームジュエリーなんですね。コスチュームジュエリーって知ってる?昔の王室の人たちが、高いものを持っているけれども、なくしたり、盗られたりしてしまわないように、同じようなものを安いもので作ってをつけているというのが、コスチュームジュエリーのはじまりね。よくシャネルがコスチュームジュエリーを作っているんだけど。確か、シャネルが発祥なのかな?そういうのを身につけて、過ごしていますよ。」

番組では皆さんからのメッセージをお待ちしてます!平原さんへの質問や相談、超個人的な近況報告も大歓迎です。何でも大歓迎です。アルバム『LOVE2』にちなんで、あなたのLOVEなモノを教えてください。聴くだけで笑顔になれる「スマイルソング」や、明日への活力となる「エナジーソング」のリクエストも大募集中です!曲にまつわるエピソードをそえて、リクエストしてくださいね。
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10/08上原ひろみさんとハープ奏者 エドマール・カスタネーダさんのデュオ・プロジェクト

2017/10/8 update
平原綾香さん・上原ひろみさん
毎週ゲストをお招きして、その方ならではのパーソナルな“音楽の世界”を辿らせていただきます。今週のゲストは上原ひろみさんです。
ひろみさんは。平原さんのお姉さんのAIKAさんやニコラスさんと仲良しで、二人から友達の「ひろみちゃん」の話をよく聞いていたのですが、その「ひろみちゃん」が実は、上原ひろみさんだったとは、最初は知らなかったそうです。

ご存知の通り、上原ひろみさんは日本が誇る世界的なトップ・ピアニストです。毎年、世界を舞台におよそ100日150公演のツアーを続けられています。
今年の3月には、矢野顕子さんとのプロジェクトで『ラーメンな女たち-LIVE IN TOKYO-』を発表したことも話題になりました。

また、9月20日には、ジャズ・ハープ奏者 エドマール・カスタネーダさんとのデュオ・プロジェクトで「上原ひろみ×エドマール・カスタネーダ」としての1stアルバム『LIVE IN MONTREAL(ライヴ・イン・モントリオール)』をリリースしました。

エドマール・カスタネーダさんにはひろみさんか声をかけたそうですね。
「はい。2016年の6月にモントリオール・ジャズ・フェスティバルでちょうど同じステージで演奏していて、初めてエドマールのライブを観て、“なんじゃこりゃー!”とすごくびっくりしました。彼はジャズというか、いろいろな音楽を網羅していて、コロンビア出身なので現地の民族音楽から派生しているものもあるし、本当に表現力が豊かで、ハープの優雅で優麗な感じも、もちろん出せるけれども、リズム、パッション、エネルギーっていうハープから全くイメージしてなかったものがどんどん飛んでくるので、びっくりしちゃって。」

最初にジョイントした時のこと、覚えていますか?
「出会って1ヵ月後、1週間、ブルーノート ニューヨークで公演しているんですけど、ゲストとして来てもらって数曲、一緒に演奏しました。“なんで今まで一緒にやって来なかったんだろう”と思うぐらいしっくり来て、そこにいた会場のみなさんに、“何年一緒にやっているの?”って言われるぐらいでした。“今日が初めてです”と言うと、みんなが驚くぐらいの化学反応がありました。」

このプロジェクトのために書き下ろした新曲、まさにエドマールさんを意識して作られた曲も入っているということですね。
「『ジ・エレメンツ』という組曲を書いたんですけど、いわゆる自然の四大元素、風、大地、水、炎を曲にして、ハープという楽器に曲が寄り添うように弾きやすい音階やコード進行を考えるのがすごく新鮮でした。言葉で言ってしまうと制約なのかもしれないけど、ルールがあることによって新しいドアが開く、そんな曲作りでしたね。」

このCDはライブ盤なんですよね?ライブ盤にしようと思ったのはなぜですか?
「まず、エドマールに出会ったモントリオールで作りたかったというのがあります。
それから、モントリオールでわたしは何度か演奏したことがあるのですが、モントリオールのお客さんは音楽的というか、音楽に寄り添うように聴く方たちで、盛り上がるところは演者と一緒に上がっていくし、演者が集中すると、お客さんも集中してくれる。本当にプレイヤーみたいなお客さんなんです。弾いていて、集中ができて、とても気持ちがいい状況が作れるので、ここで録りたいなという気持ちになりました。」

ライブとレコーディング、どちらが好きですか?
「どちらも好きですね。レコーディングしていても、アルバムを聴いてくださるお客さんを常に想像して演奏しているし、テイクが決まった時、お客さんの拍手や歓声が聞こえるテイクじゃないと伝わらないと思って、いつも演奏しているので、基本的には変わりません。

ライブだと録り直しができないというか、一発勝負というのはあるんですけど、2003年にアルバム1枚目を録った時から、ずっと一緒のエンジニアの人とレコーディングをしていて、その人もモントリオールに行ってもらい、ここでアルバム作るぞという気持ちで行ったので、レコーディング・ライブみたいな感じでした。

特に即興演奏は同じものが二度とないので、いい状況でいいすべりをしても、そこで仕留めないとその即興演奏が無駄になってしまうという意味では、ライブは生き物を捕える感じで演奏しています。スタジオでも一発勝負という気持ちがいつもあって、そこにあまり違いはないんですよね。ただ本当にいいテイクができた時に、聴こえるはずのお客さんの拍手がないという寂しさがあります。
ライブは本当にダイレクトにお客さんの笑顔や息遣い、エネルギーを感じられるから、それをまたどんどん還元して、次の曲に持っていけます。フィジカルなエネルギーはどんどん消費していくけど、同時にどんどんたまっていく、もらっていくものもあるので、元気になっていきますね。人のエネルギーはすごいんだと思う。ライブという空間を楽しみに来てくれている、人生の大切な数時間を一緒に過ごしてくれているというお客さんがいるのは、すごく大きなことだと思います。」

生の演奏を聴いてみたい方は、上原ひろみさんのライブ情報をチェックしてくださいね。詳しくはオフィシャルサイトをご覧ください。
来週のゲストはROLLYさんです。お楽しみに!

皆さんからのメッセージをご紹介♪
ラジオネーム ドンコさん
「平原さんの美肌の秘訣が知りたいです。食事や肌のお手入れで心がけていることがあれば教えてください。」

平原さん
「美肌か〜。わたしは高校生の時、ニキビで悩んだんだよね。思い悩むことが多いとおでこにできたりしてね。もう隠すのに前髪作ってたからね。そういう意味で、肌に関しては相談に乗れると思うよ。一番は、触らない!適当!適当に肌をあしらう方がいい。

気になるといっぱい触っちゃうけど、30超えたら吹き出物ができても、ひと触りもしないで。触らないで〜。本当に跡になるんだよね。あとは、お化粧したらちゃんと落とすということかな。スキンケアをしたいんだったら、してもいいけど、一日ぐらい何にも化粧水とか付けない日があっても大丈夫。そうやって肌を甘やかさないことで、ちゃんと奥から修復しようっていうものがでてくるから。これからもっと肌がきれいになっていくと思いますよ。キメが細かくなっていくと思う。しっかり日焼け止めもやるといいかもしれないね。」

番組では皆さんからのメッセージをお待ちしてます!平原さんへの質問や相談、超個人的な近況報告も大歓迎です。何でも大歓迎です。アルバム『LOVE2』にちなんで、あなたのLOVEなモノを教えてください。聴くだけで笑顔になれる「スマイルソング」や、明日への活力となる「エナジーソング」のリクエストも大募集中です!曲にまつわるエピソードをそえて、リクエストしてくださいね。
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10/01ダイスケさんが大好きなもの。音楽と映画、そして温泉?!

2017/10/1 update
平原綾香さん・ダイスケさん
毎週ゲストをお招きして、その方ならではのパーソナルな“音楽の世界”を辿らせていただきます。今週のゲストは、ダイスケさんです。実は以前、2013年、テレビ番組の企画で、ダイスケさんからインタビューを受けて、『Jupiter』をセッションしました。(場所は平原さんが大好きな渋谷のイタリアン『タント・タント』でした。)以前は、平原さんがインタビューされる側でしたが、今日はインタビューする側です。ダイスケさんも「ついこの間のようですが、もう4年も経つんですね〜。感慨深いです。」とおっしゃっていました。
ダイスケさんは、2011年にメジャーデビューした、湘南出身のシンガーソングライターです。デビューしてすぐ、テレビ番組の企画のレギュラーキャラクターに大抜擢され、ZIPPEIというワンちゃんと一緒に日本全国を旅した事でも話題になりました。

9月27日にリリースされたミニアルバム『Acoustic Journey Tayutai』聴きました!すごくかっこいいアルバムですね。『Fly』が好き!わたしも、アイルランドやケルティック音楽がすごく好きです。アイリッシュダンスに合うようなサウンドが大好きです。
「嬉しいですね。僕も実は、アイリッシュミュージックとかヨーロッパ系の民族音楽が好きで、自分でも挑戦してみようかなと思って、やったのがちょうどこの曲なんです。」

ジャケットもおしゃれですね。ダイスケさんが作ったとか?
「そうなんです。僕、絵を描くのも好きで、初めてやってみました。今までジャケットって自分が写っていることが多かったんですけど、昔から絵をジャケットにしたいという夢があって、今回初めて挑戦したんですよ。さっき、平原さんが好きと言ってくれた『Fly』をイメージしました。」

『Tayutai(たゆたい)』ってどんな意味があるんですか?
「日本語の“たゆたう”という言葉がありますよね。流れに身を守るとか、ゆらゆらと揺れ動いて止まらないみたいな意味があって。何でこの名前をつけたかというと、結構、日々生きていると、いろいろなものに苛まれることが多いと思うんですよ。僕自身、悩みが多いタイプで、人間関係や仕事、学校、友達のこと、恋人のこと、将来の夢、いろいろなものに縛られて、その都度、心を削っていくのって、ちょっと辛いなと思った時に、全部受け止めながらゆらゆらとかわして、人生を楽しんだ方が、たった一回の人生なんだから、いいんじゃないかな。みんなに僕の音楽を聴いて、たゆたってほしいし、自分自身の人生にたゆたってほしいなということで付けました。」

曲作りはどんな風に制作されているんですか?
「割と自分に甘いんですよ。ミュージシャンって家で曲作るじゃないですか。自分の家だから当たり前なんですが、好きなものがいっぱいあるんですよね。漫画、映画、海外ドラマが特に大好きで、Netflix、Hulu、Amazonプライムに登録しています。便利ですよね。テレビで観れちゃうじゃないですか?家にいたら、曲なんて作らないですよ。ダメなんですよ。だから、スタジオにこもったりして、追い込みますよね〜。」

全国各地を旅してきた中で、特に思い出深い、お気に入りのスポットは?
「僕、温泉が好きなんですよ。おすすめの温泉は、結構マニアックですけど、いいですか?岐阜県の湯の花街道というところに温泉郷があるんですよね。日本で一番大きいと言われている混浴があるんです。山奥なので人があまりいなくて、ちょっとした野球場ぐらいあります。めちゃくちゃデカイです。奥飛騨温泉郷の佳留萱山荘(かるかやさんそう)というところです。

入りやすい温泉でいくと、鹿児島かな。名前、覚えてないんですけど(笑)泥湯っていうのがあって、女性の支持率ナンバー3に入る温泉なんですけど、まず身体全身に泥を塗るんですよ。つま先から頭まで泥を塗って、10分間乾かして、そのまま温泉に入って、温泉の中で泥を落としていいんです。肌が本当にすべすべになります。女性も男性も入れます。あ!そうだ!霧島温泉だ!温泉に入ってさっぱりした後、お酒もおいしいし、最高なんですよ。日本は47都道府県×3周したんです。その都度、各地の温泉に入りました。」

『Acoustic Journey Tayutai』は絶賛発売中です。ギターはもちろん、バンジョーもダイスケさんが弾いています。歌詞も曲もいいので、ぜひ聴いてみてください。
ライブの情報など、詳しくはダイスケさんのオフィシャルサイトをご覧ください。
来週のゲストは上原ひろみさんです。お楽しみに!

皆さんからのメッセージをご紹介♪
ラジオネーム ないとさん
「今回のツアーは、『おひさま〜大切なあなたへ〜』を じっくり聴きたいと言うファンの要望で ペンライトを振る所が無かったですね。曲もほぼ原曲通りで、やはりじっくり聴くのも良いもんだなぁ〜 とそう感じました。それと、『ビューティフル』メドレー日本語版も物凄く良かったです。やはり、『You've Got a Friend』は何回聴いても泣けますね。スペシャルゲストで、平原まことパパさんが登場し、みんな驚いて、パパさんの演奏に感動していましたね。そして、名古屋ではアカペラ『スタートライン』を歌って舞台を去って行くあーや、思わず“あーやカッコいいー!”と思った次第です。」

平原さん
「ペンライトは最初、振ってくださいと言っていたんですけど、『おひさま〜大切なあなたへ〜』に関しては振らずにゆっくり聴きたいというアンケートが多くて、今回はちょっとやめようということになりました。これから続けようかな…。今回は振らないことを考えてますとわたしのブログやFacebookに書いたんですけど、それを見ていないファンの人もいました。曲が始まった途端、ささっと出して“あ、あれ?!おーい。さあみんな振ろうよ”ってやっている人もいて、“ごめんね!”って言いながら、歌うことが多かったです。そんなこともありつつ、『ビューティフル』メドレーもやって、平原まことパパさんもサックス吹いてくれて、すごく盛り上がったツアーでしたね。
来年もできたらいいけど、ミュージカル『メリー・ポピンズ』 があるから、またミュージカルとコンサートの二足の草鞋、そういうことになるかもしれないですね。引き続き応援してほしいです!」


番組では皆さんからのメッセージをお待ちしてます!平原さんへの質問や相談、超個人的な近況報告も大歓迎です。何でも大歓迎です。アルバム『LOVE2』にちなんで、あなたのLOVEなモノを教えてください。聴くだけで笑顔になれる「スマイルソング」や、明日への活力となる「エナジーソング」のリクエストも大募集中です!曲にまつわるエピソードをそえて、リクエストしてくださいね。
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