05/28現代美術作家 大巻伸嗣さん 『GINZA SIX』で演出するアート作品
大巻伸嗣さんのウェブサイトをチェックしながら、読んでいただけると大巻さんの作品の世界観が伝わるかと思います。
最新作は4月に銀座にオープンして話題になっている商業施設『GINZA SIX』の中に展示されているそうですね。大巻さんの作品が見られるんですよね?
「見られます!これはコミッション・ワークと呼ばれていまして、ビルを建てる時にここに展示してほしいというオーダーがあります。『GINZA SIX』の中のエレベーターホール 2階、3階、4階、5階と4点を作品入れています。(GINZA SIX アート 常設展示)日本の伝統柄や文様を使って、オブジェを作っていくという作品です。『Echos Infinity』という作品のシリーズで立体版の最新作になります。
派手に柄を作るのではなくて、よく見ていくと、いろいろな文様の組み合わせで、できている柄があるんですね。それが江戸小紋柄の粋なんですけど、それを作品の中に取り込んで、歴史や伝統、自分たちのアイデンティティーみたいなものを『GINZA SIX』の中に取り込んでいく作品として演出しています。」
横浜では大巻さんの個展が開かれています。どんな個展なんですか?
「『YCC Temporary』という新しい企画で、YCC ヨコハマ創造都市センターという場所なんですけど、馬車道の駅の真上にある建物で、もともと戦前から銀行で、戦時中に焼け残って、キャバレーになって、その後、また銀行になっている歴史を持っているんです。横浜が開港して貿易が始まって、日本が鎖国から開いていくという時間の中で、震災(関東大震災)があり、瓦礫を埋めて山下公園という公園を作りました。今度は空襲で全部が焼け野原になって、また今の風景になっていくという、そういう時間を経てきました。
様々な記憶と様々な出来事、人災や天災を全て受け入れて、そこで人が営みを繰り返しながら、育んできた文化や歴史というものをどうやって体験できるかなというところを考えました。見えなくなってしまう記憶や歴史を3つのグラウンド、大地をテーマにしながら、窓からと天井からの光のリズムを使って、日が昇って、夕日になって夜が来るという1日というサイクルを15分に縮めた体験型のインスタレーション作品を作っています。」
大巻さんの個展は6月4日まで開催しています。そこにいないとわからない、微妙な光の変化をぜひ、体験してみてくださいね。詳しくは、大巻伸嗣さんのウェブサイトをご覧ください。
来週のゲストは吉田山田さんです。お楽しみに!
皆さんからのメッセージをご紹介♪
平原さんは先日、『朝だ!生です旅サラダ』というテレビ番組に出演し、うどん県としても有名な香川県へ行ってきました。その番組を観た方からのご感想をご紹介します。
ラジオネーム どら@へびさん
「平原さんが出演した『旅サラダ』を見ました。うどん4杯を食べたり、階段を飛ばしながら駆け上がる姿は、なんかすごかったです。追いかけたカメラマンの方、お疲れさまでした。」
平原さん
「はーい!冷静なコメントありがとうございます(笑)本当においしいおうどんでしたよ。日の出製麺所、あれは絶対食べた方がいい。行けなくてもお取り寄せできるので、ぜひちょっとでもおいしさを体感してほしいなと思います。でも、一番はね、あそこの製麺所で食べるのがおいしいかな。“ぬる”、“あつ”、“ひや”がありましたけど、おすすめは“ひや”です。キュッと麺にコシがあって、おいしかったですよ。どら@へびさん、ぜひ、食べてみてください!」
番組では皆さんからのメッセージをお待ちしてます!平原さんへの質問や相談、超個人的な近況報告も大歓迎です。何でも大歓迎です。ニューアルバム『LOVE2』にちなんで、あなたのLOVEなモノを教えてください。聴くだけで笑顔になれる「スマイルソング」や、明日への活力となる「エナジーソング」のリクエストも大募集中です!曲にまつわるエピソードをそえて、リクエストしてくださいね。